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違和感

とりあえず遺跡の周りを探索し、特に変なところは無かった。日も落ちかけていたので今日は移籍の外で野宿することにした。


夜中、なにか気配を感じで薄ら目を開ける。

コソコソ話し声が聞こえる。恐らく盗賊の類だと気づいた。音からして約5人か、多くは無いが囲まれると面倒だ。

1人が俺の事を縄で括ろうとしたその瞬間俺は起き上がり、蹴りを入れる。

グホッ!

「どうした?!」「こいつ、起きてます、恐らく俺らを泳がせました」「なら、3人で囲んでさっさと始末しろ」

盗賊確定でいいだろう

「大人しく捕まりやがれ!」

3人が同時に囲みながら近づいてくる。

『縮地』

次の瞬間俺の左右から来ていた奴らの首を刎ねる。

「うわぁああぁああ!」

「今度はなんだ!」「ふ、2人が、い、一瞬で」

「何だと?!おい、弓お前も来い」「はいはい」

先程から名前で呼んでいないのが気になっていたが恐らく直前集められた寄せ集めなのだろう。

そんな連携の取れない奴らに負けるはずがない


「死ねぇぇぁぇ!」リーダーと思われる奴が襲いかかってくると同時にその後ろにいた弓使いが矢を放つ

もう1人は怖気付いて立ったまま足が竦んでいる。

『縮地』

弓使いの放った矢を掠めつつ、迷いなく剣をリーダーの首に向かわせる。

リーダーは受けるまでもなく剣を受ける。


リーダーの首を刎ね、弓使いの前まで移動する。

「なっ?!、、、、バケモ、、、」


「とりあえず全員片付いたか、盗賊って集団で襲ってくるから1人ならかなり苦戦するんだけど、案外余裕だったな」

とりあえずこの盗賊たちはギルドに報告するべきだ、新しく発見された場所で調査に来た冒険者を待ち伏せする輩は意外といるからな。


対人戦でもかなりの実力が付いてるなっと確信を持てたから悪くない戦いではあったな。戦いというより一方的な虐殺に近かった気もするが、、


血に濡れた剣を握ったまま、俺は妙に落ち着いていた。いや、落ち着きすぎていた。

初めての人殺し。それなのに、心臓の鼓動は穏やかだ。

俺は初め、魔物を殺すことすら躊躇っていたのに、人を殺すのに抵抗がないわけがない。

人殺しということを強く意識しているいまですら落ち着いている。なんなんだこれ

剣先から滴る赤を見つめる。なぜだろう、汚いと思えない。――いや、これはおかしい。


その時、ふと思い出した。神殿に近づけば近づくほど頭の奥でノイズがかかるような気がしていた。なにか俺の中にいる?

背筋に得体の知れない悪寒が走る。

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