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詩

冬の雨

作者: 龍
掲載日:2021/10/23

またこの季節が来た

夜更けにそっと街を抜け出し

空港で

朝を迎える


濡れたアスファルトに

赤い

点滅するライト

胸を締め付ける匂いが

心を

狂わせる


またあの季節が来たんだね

二度と戻りたくない道

一人で行くのが

辛すぎて


大きすぎる川の流れに

自分がどこにいるのか分からないまま

流され

掴んだ藁(わら)


ぜんぶ偽物だった


泣いても

泣いても

泣いても

戻らない


明日が見えなくて

雪が降るのを見ながら

眠れず

震えてた


もう戻りたくない

悲しすぎる日々にサヨナラ

傘はいらない

濡れてゆくから

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― 新着の感想 ―
[良い点] 身の置き所がないことへの寂しさや不安感が伝わってきました。ラストの「傘はいらない 濡れてゆくから」が切ないですね。
[一言] ども。 冬は寒くなり、猫が暖を求めてくっ付いて来る季節です。 こう考えると憂鬱な気分が上昇しないでしょうか。
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