人間模様
切実な願いを叶える為の一歩。
壮絶な一歩を僕は踏み出す事にした。
生きるという事。
生活してくいく為にアルバイトを始めた。
所謂本屋と呼ばれている場所だ。
そこから見える人間模様は、非常にインパクトのあるものだった。
初めての日、色んな人間に慣れないながら挨拶をして
おこなった事の無い、仕事をおこなう。
初めの一歩は非常に重たい。
踏み出したら歩んでいくか、止まるか、その二択で取り立てて嫌な気持ちが芽生え無かった僕は、生活の一部である仕事を続けていく決心を立てた。
人間というのはアホである。
人生を重く考えすぎて逡巡してしまう。
僕はアホであったと自覚した。
さてとこれから何が起こるのか、失敗を続けてた先が楽しみである。
休憩時間が来た。
少しだけ心配をした。
知らない人達に囲まれて食事をする。
僕は一人離れて食事を取る事にした。
読書をしながらおにぎりを頬張ろう。
そう思った瞬間。
手を引かれ「みんなで食事を取ろう」と言われた。
少し嫌だったが少し嬉しかった。
本音と建前という言葉があるが、これは僕の心の中の言葉で本音である。
僕が勤め始めた本屋は複合しており、本だけでは無くCD、楽器、服、おもちゃ等の複数の商品を取り扱っており、僕が配属されたフロアの人達がみんなで食事を取っていた。
空席に座り、食事を取ろうとすると転校生が来た初日のように質問攻めにあった。
「何の本を読んでいたの?」
好きなバンドボーカルのエッセイ本です。
「どこ出身なの?」
北海道です。
「何で上京したの?」
バンドをやりたくて上京しました。
以上のようなあまり会話の弾まない話をし続けた。
いや、会話が弾まないのは僕のトーク力のせいだろう。
会話以外は滞りなく済んだ。