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妹再生計画その5


「どう? お兄ちゃん!」


「…………なんか……微妙?」


「えーーーーーー」


家に帰って買った服を妹に着させてみた。なんだろうこの違和感……確かに可愛い、店員さんに聞きつつ、妹に似合う可愛らしい黄色のワンピースを買ったんだけど……うーーん……


「駄目?」

 悲しそうな顔で俺を見つめる妹、昨日とは違いはっきりと見えるその目は、俺に誉めて欲しい、と要求している様だった。

 でも、駄目だ! 妥協は許されない……俺はやらなければいけないんだ。


「って言うか、お前なんでそんなしかめっ面なんだ?」


「え? 見えないから」


「は?」


「私最近目が悪くなったみたい、ちょっと離れると見えなくなるんだよね~~」


「めーーーがーーねーーーをーーーかーーーけーーーろーーーーー!」


「ええええええええええ! だってだってメガネってダサいじゃん! 可愛くないじゃん!!」


「常にしかめっ面しか出来ない方が可愛くねええええええ!」


「でもでも、この間買ったメガネ黒縁の変なのだよぉ?」


「なんでそんなの買うんだよおおおお」


「だって総受けの黒縁メガネって最高じゃん!」


「お前がかけてどうするんだ!」


「ああ!」


「ああ! じゃねえよおおお」

 なんでこんなにバカなんだ? 俺の妹がこんなにバカな筈がない……


「そうか、それは気が付かなかった、あははははは」


「はあああああああ……しゃーねえ、明日買いに行くか……」


「わーーーーい、またお兄ちゃんとお買い物~~~」


「わーーーいじゃねえよ、お前容姿はなんとかなりそうだけど、問題は中身なんだよ、それを変えなきゃ意味無いだろ」


「そう? 男の子って容姿が良ければ乗っかって来るんじゃない?」


「あーーーーーほーーーーーかーーーーー、乗っかって来るとか言うな! っていうかお前そんな男と付き合うなよ!!」


「だから、お兄ちゃん乗っかれば」


「だーーーーーかーーーーーらーーーーーー乗っかるとか言うなあああああ、乗っからねえよ!」


「ぶうううううう」


「なんで不満そうなんだよおおおお、本当勘弁してくれええ」


「でもお、中身なんてそう簡単に変わるもんじゃ」


「だから、焦ってるんだよ、とりあえず容姿をさっさと終わらせて、中身をなんとかしたいんだ」


「ふーーーーん、大変だねお兄ちゃん♪」


「おーーーーーーまーーーーーーえーーーーーーのーーーーー、事だあああああああああ!!」


「あ、そうかああ、あははははははは」


「くっ…………もういい、とりあえず明日はメガネを…………いや、コンタクトの方がいいか」


「えーーーコンタクトやだあ」


「でもそっちの方が可愛くなるぞ」


「そうかなあ、でも怖いし」


「うーーーん、試しに俺のコンタクト使って見るか?」


「あるの?」


「この間ちゃんと作ったんだけど、それまで使ってたワンデイがまだあったな」


「ワンデイ?」


「ああ、使い捨てコンタクトだよ、あまり使い回しって良くないからな、ワンデイまだ期限切れてないし合わないけど、試しに使うならいいんじゃないかな?」


「うん、じゃあお兄ちゃん入れて」


「あ? ああ、うんまあそうだな」

 俺は使い捨てコンタクトの封を切り、レンズを取り出す。


「ほれ、じゃあ、どうすっかな? とりあえずベットに寝てみ」

 そう言うと妹は俺のベットに仰向けで寝転ぶ。俺はベットの脇で膝をつき、レンズを持ったまま妹に近寄る。うわ、こんな近くで妹の顔見るとか……こいつ意外とまつ毛長いな、うわ唇ぷくぷく……あんまり外に出ないから肌白いし……


「あの……お兄ちゃん……痛くしないでね」


「ん? ああ、大丈夫、じゃ行くぞ」


「うん………………ああ、お兄ちゃん、そんなに広げないで、そ、そんなに広げたら、怖い、怖いよ、ああ、お兄ちゃんのが近付いてくる、お、大きい……そんな大きいの、入らないよ! だ、ダメ、怖い、ああああああ、入ってくる、痛い、痛いよお兄ちゃん、ああああああ、お兄ちゃんのがああああああ入ってくるううううううううう」



「あーーーーーーほーーーーーーーかーーーーーーーー! 実況すんなああああああああああ!!」

 

 コンタクトだからな、コンタクトレンズをいれてるだけだからな! 通報とかすんなよ、BANとかするなよおおおおお!!


「お兄ちゃん、入れないの?」


「お前が実況すると怖くて入れられない……」


「怖い?」


「怖いわ! BAN、じゃなくて母ちゃん部屋に駆け込んでくるよ!」


「ああ、大丈夫お母さん今日は仕事だから~~だから、誰もいないから……ね? お兄ちゃん……」

 

「もういい……アホなお前にはメガネの方が似合ってる。メガネの方が知的に見えるし」


「もーーー! 昨日からアホアホって、私勉強できるもん!」


「ああ、そうだな……」

 そうなんだ、こいつ勉強はそれなりに出来るんだ。顔も悪くない、スタイルは細くて身長低めだけど、モデル体型っていえばそんな感じだ。

 とりあえず髪型をもう少しなんとかしてメガネで知的な感じにすれば……


 でも……問題は中身なんだよなああ、どうすっかなあああ……


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