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出会い×不死身  作者: yuki
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4

 今は夜。

 殺し屋になるつもりはねえ……のに。

 あいつはいろいろ話してあやふやになっちまった…

 そして無意識に俺はつぶやく。

「何故、こんな事に……」

 俺はベッドにくつろぐ。頭の後ろに腕を組み、これからのことを考える。

 さて、俺は殺し屋になれ。と言われてはい、いいですよ!と言うようなバカじゃあない。

「さあて、どうしたものか……」

 俺はそんな事を考えていると、ノックが聞こえた。

「おい。今、いいか?」

 リータだ。何の用だ?数秒考えて、

「ああ、いいぞ」

 と答えた。

 リータが入ってきた。「何の用だ?」というと、「さっきの話だ」と答えが返ってきた。あぁ、殺し屋の話ね。

「わりぃが、お断りだ。殺し屋なんてしないぞ」

 俺はそう言った。リータは小さくため息をつき、こう言った。

「じゃあ、お前はどうやって生きるんだ?不死身は差別され、普通に生きるなんてでいないぞ?」

 確かにそうだ。そんな事、とっくの前から知っている。

「ああ。だからって、殺し屋になるなんて事、したいとは思わない。だから、死ぬ方法を探してる。お前は死にたいと思った事は無いのか?」

 俺は何度も思う。「死にたい。何としてでも」毎日。毎日。リータは……違うっていうのか?

「私だって、一度死んだ。私は生き返らせてもらったのは、感謝している。あのまま死ぬのは嫌だからな。お前は1度も感謝した事をないのか?」

 俺は……最初は感謝してた……よな?でも………俺…


ハッ


 俺はなんで死にたいと思ったんだ?

 ……大切な人が消えるから……いや、これは、嫌いになってからだ……。

 少し考えていると、リータが聞いてびっくりな事を話してきた。

「覚えていない……のか…やはりな」

 ⁉︎

 どういうことだ⁉︎やはり?俺はそんな事覚えて……思い出せない……。

「やはりって……どういうことだ?」

 俺は、遠慮がちに聞いてみた。

「覚えてないんだよ、みんな。私も含めてな。生き返った後しばらくの記憶が。いや……所々あるのか?不死身系の記憶がなかったんだったか?」

 ……成る程…俺以外にも、ない奴はいる……と。

 でも……なんでだ?

「……それが皆、分からないんだ。だから、っていうこともある」

 リータが言った。

「何がだ?」

 俺は聞いた。リータは少し、目を閉じて開けた後、言い放った。

「記憶探しだよ。いや……正確には、どうして、記憶がないかの理由を探している…と言った方がいいかな」

 この言葉が俺がきれいに覚えている記憶だ。

……まず聞きます。どうでしたか?読んでもらえているか、緊張です…でも、読んでくれていたらとても嬉しいです(^^)これからも、どうぞよろしく、お願い致します

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