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佐奈は、笑顔で言う。
「ええ、もちろんよ?
──じゃあ、行くわよ……
{我に存在する力よ……今解き放し、封を解け……桜吹雪の名と共に‼︎}
⁉︎
なんか、言っといて、あれだが、ヤバい気がする……
『ヤベェ‼︎桜吹雪ってことは……ホントにヤベェぞ‼︎』
え⁉︎
『チッ、止められねぇよな……いいか、龍牙。あいつの攻撃の力を消す力を言うから、ちゃんと唱えろよ……[我に存在する力よ……今解き放されし力を封へと導け……雪風と共に‼︎]だ、さっさと、唱えろ!』
え⁉︎突然⁉︎
『早く‼︎』
は、はい‼︎
「ちょ、なんか、ヤベェぞ⁉︎」
柳が、そう叫ぶ。
「こっちにも被害こないか⁉︎」
リータも叫ぶ。
佐奈は、桜色の光に包まれ、今にも攻撃されそうだ。
お、おぉう……ホントにヤベェな、なんか……えっと
「{我に存在する力よ……今、解き放されし力を封へと導け……雪風と共に‼︎}
」
俺は、目をつむって、思い出しながら、そう唱えた。そうして、目を開けると、桜色の光も消えていた。
「……き…消えた……」
俺はそう息と共に吐きだした。
「え⁉︎な、なんだ?今の‼︎」
柳はパニックになって、リータ達は、冷静だ。
「そうだな……まず、助かった、礼を言うぞ、龍牙」
と俺は礼を言われる。
「え、いや、どうも……」
俺は龍が言ったことを言っただけなんだが……
「うそ……でしょ………そんな……だってこれは……」
と、別の意味でパニックになっている。
「あー、佐奈?どうしたんだー?」
なんか、変だぞ?
そう言うと、佐奈は、俺を睨んでこう言った。
「っ!兄貴!何したのよっ!」
は⁉︎
「突然、意味わかんねぇこと言うなよ‼︎」
そんな、何したのよっ!と言われて、こうしましたと答えれる人はすげェぞ⁉︎
「だって……!さっきのは……桜吹雪は、この世の最大と言われる力よ⁉︎そんなのを容易く消すなんて……兄貴は一体何者⁉︎」
え⁉︎最大と言われる力なのか⁉︎さっきのが⁉︎
「てか、その最大と言われる力を使うお前も何者なんだよ…」
お前の方がすげェだろ……
「私の使っているのは、まだ『仮』よ!さっきだって、いったでしょ?[桜吹雪の名と共に]って!これは、名を借りて、桜吹雪を使う候補として選ばれた人が使うのよ!まだ『仮』でも、力の威力は本来と同じよ!なのに……その力を消すなんて……ん?まてよ…?」
え?
「な、なんだよ……」
なんか、思い出したような顔だな……
「……なるほどね……兄貴が……ふぅーん……」
は?え?な、なんだ⁉︎
「……まあいいわ!もう、気分もリフレッシュだし!改めて、ただいま!」
……
なんつー、切り替え……
さっきのはなんだよ……
「まぁ、そうだな…おかえり、佐奈」
リータはそう言い、続けて奈々が
「さすが、気分屋ね。おかえりなさい佐奈」
こうして、俺の……宮之原龍牙の殺し屋初めての仲間が、全員揃ったのであった。
──そして、歯車も廻り出す──。
これの、新章作ろうと思います!でもシリーズになりました♪(´ε` )名前も変わったので、ぜひ見てください!^_^
二作目
記憶探し×殺し屋




