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出会い×不死身  作者: yuki
30/33

29

シーン

誰も喋らない。そこに、柳が話しかける。

「えーっと……お2人は……どういう関係で?」

俺と奴は睨み合いを続けながら、まず俺が答える。

「こいつ?知らねぇよ。知ってる奴かと思いきや、俺の知らない奴で、しかも声も、服の趣味も変わってないと思ってる自分もいるようだが、それはあくまで偶然で、俺のだした結論は、世界には、同じ顔、同じ趣味の人が本当に3人いるんだな…ということだ」

睨みながら俺は言った。

続けて、奴は言う。

「そうね……こんな奴知らないわ。会うとも思わなかったし……ハッ、バカバカしい。嘘をつくのもしょうにあわ……」

と、言って腕を組んだ。

フン!こいつなに言ってんだ?俺は嘘をついた覚えはねぇよ!

言おうとしたが、俺は言わなかった。

「つまり、どういうことだ?」

リータが聞いた。

「こいつとは、兄妹よ!」

奴は、強い口調でそう言った。

「え?え!?え!!??」

と柳は俺と奴を見比べた。

「……柳、言いたいことはなんだ?」

さぞ、ビックリしたようだ。そして、

「苗字が同じだなぁと…」

絶対嘘だな…

「……本当のこと言ってみろ?」

じっと見つめて、睨んだ。

「……似てるなぁと……」

柳がそう言った途端、俺と奴は同時に、

「「んなわけ、あるかぁ!!」」

と叫んだ。柳は、同じぐらい(つまり、2人分の)大声で、

「はい!すみませぇん!!」

と答えた。

さて、説明が必要だな。

「リータ、説明が必要そうだから、みんなを集めてくれないか?」

俺はリータに問いかける。リータはすんなり

「ああ、私も聞きたいしな」

と聞いてくれた。

そして、みんなが集まった。

「じゃあ、名前と関係をどうぞ」

どうぞって……奈々は俺に全て託して、自分は聞くだけかよ。

「……宮之原龍牙……宮之原佐奈の兄を嫌々やっている。こいつとの関係は、禁句とする。以上だ」

こいつとの関係なんて、嫌に決まってんだろ……

「……宮之原佐奈……こいつの妹なんて、ただの血が繋がってるだけで、何の関係もないわ。あまり言わないでほしい。口走った奴は、地獄に落として、その先も大地獄にも落としてやるわ……以上」

こえぇ……兄の俺より怖い妹だな……

「まあ、そういうことだから、嫌でも口走るなよ?」

俺は釘を差しておいた。

「あ、ああ…もちろんだよ、龍牙……」

柳は顔を真っ青にしながらそう言った。

間が悪かったかな?

まぁ、気にしないでください!そして、続きもよろしく!

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