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ピンポーン
部屋中に鳴り響く。その途端、俺の部屋のドアが、開け開いた。
「りっ、りゅ、龍牙!来た!来たぞ!ちゃんとしてくれよ⁉︎頼むから!」
俺は子供かっつーの
「へいへい」
俺は短くそう言うと、ドアの開いた音がなった。
柳は、俺の部屋のドアを閉め、玄関のドアに向かった。
ったく、俺はゆっくり仕事して、ゆっくり出来てればそれでいいのに。
「やっほー!久しぶり!元気してたぁ?」
玄関から声がする。
……落ち着け、俺……
この声に聞き覚えがあるはずがない。それはそれは遠くにいるはずだからだ。じゃあ、聞こえてるこの今の声はなんだ?違う奴だろう。そう!違う奴だ!
「実は、新しく殺し屋が増えたんだ。仲良くしてやってくれ」
リータの声がする。
そんなあり得ない声がするなんて仕事で疲れてんだな、きっと…でも仕事はするぜ!
「こっちだ」
だんだん足音が近づいてくる。……リータ?まさかこねぇよな⁉︎
部屋に来られてもも困るだけだぞ⁉︎
ガチャッ
ドアの音がする。部屋に来るなと願っても、来てしまった。そして、出会うはずのない人と出会ったのだ。
「……」
「……」
「……」
「……」
俺と、目の前の奴は黙る。沈黙だ。
だが、その沈黙を破ったのは、リータだった。
「どうした?自己紹介がいる……よな?」
リータは、知り合いなのか?と思いながらも言っている口調だ。
「自己紹介?いらないわ、そんなの……」
目の前の奴は答えた。そして、次に俺が言う。
「まず、聞こう。なぜ、こいつがここにいて、不死身なんぞになっている?」
俺は立ち上がり、そう言う。続けて、奴は言う。
「それはこっちのセリフよ!こいつがここにいるなんて……よりにもよって……なんで」
ここからは息が揃った。
「「なんで、こいつなんかがここに⁉︎」」




