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クコ皇国の新米茶師と、いにしえの禁術~心葉帖〜  作者: 笠岡もこ
― 登場人物紹介※相関図イラスト有 ―
1/149

◆登場人物・相関図◆

登場人物が増えてきたので、試験的に入れてみました。

※相関図には46話までに出てきた情報が含まれています※

◆一番下の相関図はイラストが付いています。苦手な方はご注意ください◆


【心葉堂――こころばどう――】

クコ皇国の老舗茶葉堂。


蒼月あおつき

心葉堂の茶師。十六歳。普段は「あお」と呼ばれている。

二年ほど他店の師について修行する予定だったが、一年半すぎた頃に両親が他界。修行半ばに店を継ぐことになった。

茶葉をとても大切に思っている。楽天的で明るく人に優しい普通の女の子。

淡藤色の髪。耳の上でくくっている部分だけ、膝裏の辺りまで長くなっている。瞳は牡丹色ぼたんいろ


紅暁こうきょう

蒼の兄であり、心葉堂の店主見習い。二十一歳。普段は「くれない」と呼ばれている。

両親の他界後、勤めていた魔道府を辞め、心葉堂の経営に専念している。アゥマ(魔力のような存在)の流れや情報を読み解くことを得意としている。

楽天的な妹と反対に心配症。持病は胃痛。祖父より保護者っぽい。

緋色の髪。瞳は牡丹色。


白龍はくろん

蒼と紅の祖父。心葉堂の先々代の茶師にして国一番のアゥマ使い。

現在のフーシオ(国で最も優れたアゥマ使い)の位にあるが、本人は隠居気分で自由に過ごしている。


麒淵きえん

心葉堂にある溜まりを守る精霊。小人程度の大きさだが口調は年寄りくさい。

茶葉店の守霊のため、茶霊と呼ばれることもある。



【華憐堂――かれんどう――】

最近街の中央に出来た新出の茶葉堂


萌黄もえぎ

華憐堂の一人娘。母国が内乱で滅びたため、クコ皇国に父親と移住してきた。母国ではほとんど外出しなかったせいもあり、非常に色素が薄い肌をしている。儚さのある美人。

萌黄色の長い髪。顔の表情が隠れるように両側が頬にかぶるようになっている。瞳は緑に近い勿忘草色わすれなぐさいろ


華憐堂の茶師兼店主

萌黄の父親。めったに人前に姿を現さない。


湯庵ゆあん

実質的に華憐堂を仕切っている、小柄な中年男性の店守。猫背で坊主。



【魔道府―まどうふ―】

国の機関である魔道府。アゥマ関係の執務を行う


紺樹こじゅ

魔道府の副長官。二十六歳。心葉堂の人々には「こん」と呼ばれている。

蒼と紅の年の離れた幼馴染であり、白龍に武道・魔道全般の師事を受けた。

童顔で、笑顔も少年のような爽やか。が、彼を良く知る人物たちは胡散臭い笑顔と揃って口にする。黙っていれば整った顔をしている。常に敬語で話をする。

短めの紺色に近い深縹色こきはなだの髪。瞳は紺桔梗こんききょう


魔道府長官まどうふちょうかん

魔道府の長官。役職で呼ばれることがほとんどで、本名はあまり知られていない。

小柄で顔立ちも子どものような女性。ある程度まで成長すると加齢に伴って見た目が反比例していく、長寿の種族。


陰翡いんひ

魔道府に勤めている、紅の学院時代からの親友。紺樹の部下。陽翠とは双子で、陰翡が弟。

大げさな仕草と独特の鈍りがある喋り方をする。魔道府一の長身。名に反して根っから明るく表情も豊か。


陽翠ようすい

魔道府に勤めている、紅の学院時代からの親友。紺樹の部下。

常に物静かな口調で、丁寧な言葉で話す女性。名に反して影がある。小柄。

陰翡とは双子だが、幼い頃は別々の場所で育った。彼のような訛りはない。



【その他】


真赭まそほ

古書店、蛍雪堂けいせつどうの一人娘。蒼とは赤ん坊のころからの付き合い。

落ち着いた性格で、言葉少なに話す。白龍を尊敬している。


浅葱あさぎ

邪を払う華香札を扱う、桃華堂≪とうかどう≫の札師。蒼とは学院入学以来の付き合い。

さっぱりとおおらか。興味がない話が出ると、すぐ寝てしまうなど、自由奔放。


翁衆おきなしゅう

街の東屋でたむろっている老人たち。白龍の古馴染みで心葉堂の常連客たち。

木翁もくじい→髪の豊かな老人。弦楽器が好き。

水婆みずばあ→恰幅がよく、髪を団子状に纏めている老婦。

石翁せきじい→坊主で糸目の老人。うたが上手い。




【相関図】

イラストがついています。苦手な方はご注意ください。


挿絵(By みてみん)



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