異世界! 素敵なお姉さん!!
ふざけましたm(__)m変態注意です。
おおー! ここが異世界!! ……うん! 見事に自然がいっぱいだ!!
さー、どうすればいいのかなー? とりあえず生活出来る様にしないとな!!
キョロキョロと辺りを見渡す。
俺が転生した場所は街道に位置する場所らしく、足元は土と砂利でしっかりと固められ馬車か何かが通った跡がいくつも存在している。
周りは緑が青々とした木々や、風にそよぐ草原等。兎にも角にも緑が一面を飾っていた。
とりあえず、街道沿いを歩いていこう、人がいるところには着くだろうと歩き出して数分。
街道沿いの村らしき場所に付いた。そこでは皆が騒がしく復旧作業中なのか各々が建物の修繕作業を行っている。
誰も忙しそうにしている、話掛けられる雰囲気ではない。
村の中心地まで歩いていいくと、とても美しい赤髪と褐色の綺麗な女性が腕を組み立っていた。
世話しなく動く人達と違い。その作業音の中、目を閉じ腕を組んでいる様はこの村でも明らかに品格のある人なのだろう。
他の人とは明らかに違う妖艶な服装と美しい姿に確固たるオーラを感じる。
俺は他に話せそうな人もいなかった為、意を決して話しかける。
「忙しいところすみません、お姉さん。少しお聞きしたいことが……」
「ん? 私か?」
「はい。褐色の綺麗なお姉さん」
あっ!つい本音が……下心で話掛けたみたいになるじゃないかと思ったけれど、下心もあるからな……
下を少しでも向くと、そう!彼女のたわわに実った褐色の張りのあるおっぱいがバインとなっている……あぁ、美しい。
ヒールをはいている為、よりおっぱいが近くこの距離でも女性の妖艶さにクラクラしていまう。
そんな俺に対して嫌がる素振りを見せず、ハハハッと笑いだした。
「そうか! 私か。なんでも聞いて上げよう、どうしたんだ?」
何て優しい人なんだ! こんな変態を前にして!!
俺は少し息荒くしながらも女性に聞いてみた。
「生活する為にお金が必要でして、仕事を受けたいのですが……何か詳しい事知っていないかと思いまして……」
悩んで困っている様に少し下を向き、チラチラと美しい女性の顔を見ながらおっぱいも見る、不自然だけど自然に見る。
それに気づいたのかまたハハハッと笑う女性、変態好きなのだろうか。
「そうか!私にそんな事が聞きたいか! ハハハッ! 生憎仕事は紹介して上げられないな。ギルドに行って仕事を探すといいだろう」
「ちなみにギルドはどちらにありますか?」
「ギルドはこの街道の先の国にある。道も分からんだろうし一緒に付いていろいろ案内してあげよう」
「いいんですか!!?」
……なんて!なんて優しい女神の様な人なんだ!!素敵すぎる!!
こんな美しくてバインでエロくて変態OKでそれでもいて親切にしてくれるなんて……
これってまさか、異世界補正ってやつか!!?
異世界行くとモテる不思議現象!! ………サイコー過ぎる! つまりアレだ! この人とムフフフフ………
妄想タップリで顔が緩まる……って、いかんいかん!!
「申し遅れました!俺の名前は吉田 正樹、です!! 好きなように呼んで下さい!!」
「私の名前はフィア。宜しく、マサキ」
こうして、美しい女性フィアと国を目指す事になった。
街道をフィアと一緒に歩く。
俺は上機嫌だ。決まっている、こ~~~んな美人と歩いてるんだからな!!
鼻歌混じりにフンフン♪と街道を進み森に挟まれた道に行くと事件は起きた!!!
ガサガサと森から音がしたと思ったら……
「へへへっ、おにいさん。金目のモノ出しな」
「そしたら生きて通してやるよ」
二人組の盗賊だ、ナイフをチラ付かせ脅してくる。
そうですよね!パーティーが増えたんだからチュートリアルの戦闘か!!
……にしてもなんも持ってないのに金目のものって……
はっ!! まさか!! フィアか! 俺のフィアには手出しはさせん!!!
意気込んで格好つけてフィアを手で引き留めてみた。が……
武器も無いし俺が勝てるわけない!!
とりあえず、拳を構えて相手を見据える……これはとってもヤバいぞ!!!
「へへへ……そんなんで勝てるかよ!!」
拳なんぞ構えた舐めた態度に怒り盗賊はナイフで俺を切りつけた!!
バッ!!!
……すんでの所でフィアに引っ張られた俺は切られる事もなく、強く引っ張られた為そのまま尻餅も付く。
「ここは私に任せなさい」
そうフィアが話した時、何処からか取り出した剣を使い盗賊を何度も浅く切りつける。
その攻撃は早く、盗賊の服は切られた事で所々がはだけ肌が見えて段々と裸になっていく!! そんなお色気いらない!!!
「わーー!なんだ!! こいつ!!!」「攻撃が見えない!!」
そんなスッゴい攻撃に若干ポロリしながら腰を抜かし後ずさりした後、盗賊は逃げていった。
「大丈夫か。マサキ」
フィアが手を差し伸べる。
あ、はい。大丈夫です、オネイサマ。
俺はあんな攻撃で盗賊を撃退したフィアが同じ変態である事を感じ、仲間のフィアの手を借りて立ち上がった。
あの攻撃、俺もやられたい。そう思った変態な俺であった。