表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
またあなたに会うために  作者: 六道傑
1/7

プロローグ

見上げるほどのでかい鏡の前に


一人立つ少女がいた


少女はニヤリと笑ってこう囁いた


「カガミヨカガミ世界で一番物好きなのはだ~れ」


そう言うと鏡の中の少女はこう答えた


『それはあなたです』


と笑ったのだった

私は鳥が嫌いだった


自由に羽ばたいて。なにも考えてないような


そんな鳥が私は嫌いだった


名前にも鳥のような名前の神宮寺琴梨だし


そんな私は家を出てため息をついた


そのため息は白くなっている


寒い。寒すぎるよ神様


地球温暖化って本当にあるの?


まぁ去年は雪降ってたのに今年は降ってないから


少なくとも進んでいると思うけど


私はそんなことを思ってると


「お、琴梨(ことり)じゃん~おはよー」


珍しく寝坊しなかった幼馴染の山切竜也は


ブルブル震えながらあいさつをしてきた


「おはようございます竜也さん。寒そうですね」


「半袖にタイツのないスカートのお前の脳内を俺は見てみたいよ」


別に寒いとは思うけど服とかで暖めたいとは思わなかった


別に死にはしないしね


二人並んで学校に向かってると


「お!新ゲームじゃん!面白そ~ーー」


そう言ってゲーム屋に置いてある宣伝用テレビの前に行く竜也さん


その題名はシンプルに『一人かくれんぼ』というもの


たしか一人かくれんぼというのはぬいぐるみが襲ってくるとしか知らない


竜也さんが来るのを待ってると


「君たちこれがほしいのかい?ならあげるよ」


近くにいた老人が細い手で私に渡してきた


「いや、ほしいわけじゃないんです。それにおじいさんに悪いですよ」


「いいんじゃいいんじゃ。孫が使ってたやつで中古品だからのぅ」


そう言ってトボトボと帰っていく老人


ポカンと私が突っ立ってると


「それもらったの!?マジで!?よしやりにいくぞ!」


「え!?竜也さん学校は!?」


「サボる~ーーー!」


もらったゲームを奪い取り、竜也さんは一目散に走っていく。


正直運動は苦手なので頑張って走っていく


なんやかんやで竜也さんの家


たしか竜也さんのご両親はすっごく忙しい仕事をしていてまともに帰ってこないと聞いている


「ダメだよ竜也さん。学校にいこ?」


「俺が一番だぁーー!」


「話を聞け!」


そう言ってよく分からない機械を機動させようとする


この人意地でもやるつもりか


四つのコンピューターがあり


目につけるもの。つまり実感型のゲームだ


こうなった以上私も手伝って早めに終わらせた方がいい


こうして私たちはゲームを機動させた






目をさますとなにやら屋敷のようだった


ここが一人かくれんぼの世界?


そんなことを思ってると


「お姉ちゃーーーん!」


いきなり抱きつかれた感覚


無理矢理剥がすと私の妹の由美がいた


「由美!?なんでここに!?」


「佐美姉さんもいるよ」


確かに由美の後ろにはめんどくさそうに座っているもう一人の妹佐美がいた


佐美はあくびしてから


「あんたたちが走ってるのを見て慌てて追いかけたらなんかゲームしてるから由美がやりたい!っていうから仕方なく来たってこと」


全くなにしてるんだか・・・・


琴梨「ごめんね竜也さんこの二人もやるって」


竜也「あ~別にいいよ~」


いつの間に仕入れたのかポテトを食いながらそう言う竜也さん


こんなので大丈夫なのかなと思っていたら


なにやらテレパシーのようななにかが聞こえた


『アーアーマイクノテストチュウーキコエマスカー』


私は無意識にはい。と答えると


三人とも恐竜をみたかのようにビックリしている


『アーアー。よし!通じた!どうも~♪ゲーム説明者&実況者の佐藤彌生(さとうやよい)です♪』


琴梨「あ、どうも。よろしくお願いします」


竜也「なにお前独り言いってんの?」


琴梨「え?聞こえませんか?声が」


由美「なにも聞こえないよ?」


『あれ?おかしいですね。機械のミスかな・・・・まぁいっか説明しますね!』


説明は以下の通りだった


今回のメインは一人かくれんぼというもので刃物をもったぬいぐるみから逃げること


私が刃物をもって風呂桶の中にあるぬいぐるみに刺して


『次はあなたが鬼だ』と言えばゲームが開始される


とだけ説明されて私の手に包丁が出る


もうここまできたらやるしかない


私はゲーム内で用意されたバックの中から地図を開く



風呂桶は・・・・あそこか・・・・


私は風呂桶のある扉を開けるとそこにはリ○ックマみたいな可愛らしい人形がポツリと置いてあった


正直包丁で刺すのをためらうくらい可愛い


すると


佐美「じゃあ私がやるよ」


そう言って状況をすぐに理解した佐美が私から包丁をとる


そして遠慮なくぶっ刺す佐美


佐美「次はあなたが鬼だ」


すると刺した部分からなんと血が吹き出してきた


「「「ぎゃああああああああああ!」」」


私たち三姉妹はビックリして逃げ出す


竜也さん一人はすげえ~とかすっとんきょうなことをいっている


逃げ出しながら彌生さんの声が聞こえる


『これでゲーム開始♪おそらくあのぬいぐるみ追いかけてくるんで頑張ってね♪』


そんなこと言われても!と思ったが少しあれっ?と思った


ってことは


琴梨「竜也さんは!?」


由美、佐美「え?」


私はまた風呂桶にいくと


そこは地獄絵図になっていた


もはや血がないところなんてないんじゃないかというほどの部屋と


血のついた包丁をもったぬいぐるみと


生きてるのもおかしいくらい傷だらけの竜也さん


それを見て私は初めて絶叫した


私が様々な恐怖で動けないでいると


「とにかく逃げるぞ。琴梨」


いきなり姫様だっこされて


猛スピードで逃げる。


なにが起きたのかさっぱりな私は


?をつけるばかり


どうやら逃げ切れたようで私はようやく下ろされると


なんとそこには無傷の竜也さんがいた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ