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古代の話

テスト期間にて、これより一週間投稿空きます。非常に申し訳ない。

さて、この人だかりどうしたもんかね。全員を押し退けて行く訳にも行くまい…。

では、L級の実力を見せてやるか…。


「零!ハイド!」


と、魔法で脳内に語りかける。理論は簡単で、鼓膜をその文字にあわせて振動させるだけ。

すると、ハイドがかかり、その後に俺が全力で戦闘術の威圧をする。本に書いてあった、スキルに書かれていない技の様なものだ。


その場にいた人全員、零を含め…。一瞬気を失うのでその瞬間民衆に紛れ、そこで気絶した人を操る禁術


『四面楚歌』


すると、その人々たちは気絶する事なく、0.01秒前と同じ様に騒ぎ始めた。

が、その人々の目は虚。意識はなくただ私に操られているだけ。

それが私が余裕で操れる、と感じた範囲内で起こっている。


人々の目には、異常な非日常的な日常。

しかし、異常を感じる人はいないだろう。


その間を全員に硬化をかけ、超高速移動。そして、硬化を解除。

空を飛び街の裏に隠れ、顔を変える。

この間0.3秒。気がつく人は居ないだろう。


こっそりついてきていた隠密護衛部隊も場所を見失っている。

そして、また街歩きを再開する。

今度は普通にお金で払う様にしよう。


この世界のお金は使われている金属によって値段が変わる。100枚毎に値段が変わる。

一番安いのはブロンズ。次にシルバー。次がゴールド。この上辺りになると持ってる人は少なくなってくる。

その上がプラチナ。店で出すと非常に嫌な顔をされるらしい。さらに上がオリハルコン。さらにその上が…いや、普通に市場では使えないし、国家間でしか出回らないが虹色鉱石。


通貨にも冒険者ギルドの魔の手が…。っていうのは冗談で、冒険者ギルドは今の世界で最も栄えている国神聖国ブラックストーム。

元魔王を信仰する国だ。その魔王はもの凄い力ともの凄い権力と、もの凄い軍勢で世界を滅ぼしたそうだ。

しかし、それによって世界は生まれ変わったという見方もあり、それを信じる者たちを魔王教都という。


まぁ、そのトップの教皇が実質その国の一番の権力者で、その人が冒険者ギルドのトップ幹部らしい。なので冒険者ギルドは世界を牛耳っているわけだ。


話は変わるが最強の魔王黒王についてだ。この世界にいる者は全員知っていると言っても過言ではない逸話の話をしよう。


その魔王は零でさえ恐れる零の装備の由来ともなった現世最強のモンスター、ルシファーを下に置き、その他にも六王と呼ばれていた最強のモンスターを入れた、八武と言われる軍隊がいたそうだ。


そのモンスターの姿は一人目は白い姿の六王最強万能女王、ホワイトクイーン。ルシファーに戦闘力こそ劣るものの、その他は上位互換と言ってもいいほどの切れ者。千の軍勢で十万の兵を倒すという伝記もある。魔王が世界を滅ぼした、魔王教曰く再誕の時から消息不明らしい。


二人目は六王一の剣豪、骨侍。その剣は目にも止まらぬ早業で、霧の様に切られた者は消えてしまう事から血霧の骨侍と言われている。


三人目は、六王一の天才、メディックキング。その多くは謎に包まれているが、兵器を作っていて、それは現世にも残っておりロストテクノロジーと言われる最強の兵器として現存する事からその話の真実性を高めている。


四人目は、龍人王。人とも、龍とも呼ばれる存在で一息で国を焼き尽くすと言われていたそうだ。


五人目は、今も残る部族ヴァンパイア族の始祖、オリジンヴァンパイア。この人だけは魔映機に写真として残っており、確かに威圧感のすごい人だ。それは、コピーされた絵からでも伝わってくる。


六人目は、首無し卿。デュラハンというモンスターが、異常な執着心と、主君への忠義で異常な強さを誇った。あまり繊細なことは知られていない。


この六王システムは今の国にも投影されており、最強の軍隊神兵の中にもその名を受け継いだ人物がいるという。


そして、その六人も冒険者ギルドの最高幹部の一員なのだ。


どれだけ大きな組織かがわかりやすいだろう。全ての道は冒険者ギルドに通ず、とも言われる。

まぁ、この六王達でさえ、山を越えられないのだ。所詮名前を名乗っているだけの偽物だ。という声が強いらしいが、割とその通りだと思う。


元六王と魔王は次なる大地へと向かったと言われている。ルシファーとホワイトクイーンを置いて。

しかし、今魔王の力が弱まっているらしい、的なことを言っていたがそれはどうやら俺のせいらしい。バレない様にしないとな。


そして、今その弱った魔王は核を奪われ、その核を奪った者こそが真の魔王である。というのが今の魔王教の教えだ。だが、今この惑星の外、観測がレーダーによってのみ可能な飛行物体が近づいてきていて、その中に六王が乗っているとか、いないとか。


だが、その場合魔王は俺、ということになり非常にまずいと言う事でこの話をしたのだ。

なぜかって?簡単だ。ただでさえ、L級冒険者かつ、勇者。そこに魔王?もう自由なんてあったもんじゃない。

俺は絶対に逃げ切って幸せな生活を掴むぞ!!














この世界の技術力は現代の一歩先ぐらいで、それプラス魔法と考えてください。

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