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記憶

この頃投稿が開くのはFF始めたせいです。すいません。楽しいんですもの。

とりあえず、よくわからないがやばい奴なのは確かだ。

まず、リミットを解除。次に、筋力を増強。そして一本一本の筋繊維を強化。

そして表面に硬質化を張り、突撃。

ルシファーはギリギリのところで避ける。


「なぜ攻撃するのですか?私は怪しい者ではありませんよ?」


「とりあえず平和な日常を壊すやつは殺す!!」


そう叫んで、次は高温の火の玉を作り出す。それを圧縮して行くと、とてつもない光とともにギギギギっていう音がし出すのでそれを放つ。

それをルシファーは大きくかわすが、魔力操作でそちらにぶつける。


さすがに避けた後の攻撃は避けられなかったようだな…。

と、思っているとそいつは片手で火の玉を握りつぶした。


「ちょっと熱かったですよ…主人、私のことをもう覚えていないのですね…ならば…」


「こんな世界はいらない」


そういうと、ルシファーはどんどん巨大化し、この世のものとは思えない姿になり


「私の…!!私だけが愛した主人がァァァッッッ!!!!」


「何億年待ち望んだことか!!!!そしてようやく見つけたというのにッッッ!!!!」


そう叫びながら、頭上に禍々しい球体を作り出すとそこから多くの悪魔が現れ、この街を破壊しようとしている。


「平和のためならば、多少の犠牲は仕方あるまい」


そう思った瞬間全身から黒い粒子が流れ出し、体を包んでいく。

そして、真っ黒いヒトガタになった私は思い出した、私の得意魔法と、私だけが使える魔術を。


「いい加減にしろよお前ら…」


体から闇の粒子が溢れ出し、悪魔たちを拘束し、ルシファーを包み込み、圧縮。

ルシファーがこの世のものと思えない断末魔をあげながら彼は最後にこう呟いた


「貴方に弔って頂けるなら…生きた価値があったのかもしれない…」


「主人…よ…」


そう呟くと、彼は力尽きたのか巨大化が解除され、闇の粒子から逃げ出すことができたようだ。

ルシファー負けたと分かると悪魔たちは禍々しい球体へ帰っていった。


そして、ルシファーの近くによると体のあちこちが黒く灼け爛れ、黒い粒子が纏わりつき尚も体を焼く。

しかし、ルシファーは意識はあるようだが、抵抗しようとはしない。


その姿を見て、頭痛と共に思い出した。

最初の隷属…ルシファーはメロメロなようだ、の文字…。世界を巡った楽しかったあの日々を。


その瞬間、空から雨が降り出した。

雨は黒い粒子を洗い流す効果があるようで、苦しそうな顔をしていたルシファーは安らかに眠っている。


「俺は…なんてことを…」


「ごめんな、ルシファー…最後まで気がついてやれなくて」


「君は最高の従者だった」


そう動かないルシファーに語りかけ、ルシファーを抱き上げ、庭の片隅に連れて行き、シャベルで土を掘り、そこにルシファーを埋める。

そして、平らにして、そこに墓石を置く。


「安らかに眠れ」


そう言い、手を合わせ庭で摘み取ったビオラをそっと置いた。


そして、帰ろうとしたその時墓石が吹き飛び、ビオラを土の中から生えた白い手が掴み取り土を吹き飛ばしてルシファーが姿を現した。


「まだ死んでませんからね!?」


と、叫ぶルシファー。その時、雨を弾く為に張っていた防御魔法が解け、頬が雨に濡れる。


「思い出したよ、俺」


「おかえり、ルシファー」


そう語りかけると、ルシファーは泣き出しそうな顔でこちらに走ってきて、俺に抱きついた。

俺も、ルシファーを抱きしめ返した。

懐かしい感じがする。


「じゃあ、私が帰ってきたから零は第二従者に降格ですね」


と、ドヤ顔で言う。

零は少し笑って、そうですねと言った。


「少しでも貴方の一番でいたかったんですけどね」


と、私の耳元で呟き部屋に帰って行った。その姿はどこか寂しげで。


「いや!そんなことはないぞ!みんな俺の第一だ!」


と言うと、ルシファーは若干嫌そうな顔をしたが、すぐに笑顔になった。


「記憶を失っても貴方は変わりませんね」


「主人は甘やかしてばっかりじゃダメですよ!」


と三人で帰って行った。雨は上がり、今日も開拓地には優しい光で溢れている。












打ち切りエンドではないです。普通に続きます。

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