閑話。一太から見れば
一太から見れば、みゃーと灰は子供過ぎる。
特にみゃー、自分の事が全然っわかってない。どう考えても灰の事が大好きなのにいつも遊び倒されては『嫌いだ―っ』て言いながら逃げて行く。逃げてく癖に次の日には灰の所にイジられに行くんだからしょうがない。灰だってそうだ。気に入ってるならヤサシクしてやればいいのにいつも、みゃーを半べそにしないと気に食わないらしい。ま、みゃーの気持ちは少し分かる。白ねーさんが前に言ってたからだけどね。好きだから認めて貰いたいってヤツだ。最初の出会いからして何で灰を好きになったかなんて全く見当もつかないけど。面白いからついみゃーにアドバイス。
次の日、灰に絞められました。物事には加減が必要らしい。
これで分かった事。灰は絶対みゃーが自分を好きだって気付いてる。それから、自分がみゃーを可愛くってしょうがないって事も。だからイジメルンダ。ガキだガキ。
くっそー、なんだか馬鹿らしくなってきた。来年の春あたりに、みゃーを狙ってるやつらがいるけど絶対灰には教えてやんない。苦労しろ。ハゲてしまえ。そう思いながら僕は虎縞の尻尾を振った。
体調不良で休止してました。更新は遅いと思いますが宜しくお願い致します。