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儚げな女の子
ランチ時、大食いでいつも人の二倍は食べる上にデザートも欠かさない子がぽつりと言いました。
「私、ずっと自分を儚げな人と思っていたの」
みんな喋れないくらい笑いました。
「儚げって言うのは、大食いの事だと思ったの?」
ウケる〜(ᐢᴖ ·̫ ᴖᐢ)
私 「あ、雨降ってきた」
同期「え?飴が?」
私 「違う、その飴じゃなくて降る方の雨」
同期「あらァ、みんなお口開けて空を見上げるわね」
私 「そういう時代くるかもね」
同期「飴が空から降ってくるなんて、どんな時代だよ」
先輩「あ、私洗濯物干してきちゃった」
私 「雨を感知してさっと伸びる屋根とか開発されると良いですね。洗濯物が濡れないように」
先輩「それ、いいね」
私 「そういう時代くるかもね」
上司「俺、風呂掃除面倒で嫌なんだ」
私 「薄い膜が何枚も貼ってあって、それを剥がすと綺麗になる、つまり風呂掃除しなくていいバスルームって出来ると良いですね」
上司「それ、いいな」
私 「昔は携帯電話なんてなかったし、考えられなかったし、そういう時代、くるかも」
ほんと、どんな時代でしょうねえ?