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私の楽しい会社員時代  作者: おもながゆりこ
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伝説工事

お昼にみんなでランチしながら、浅草にあるアサ○ビールのビルの話をしていました。

「あれは聖火台をイメージしているらしいよ」

とひとりが言いました。

もうひとりが

「へえ・・・。あれが?」

と言います。

もうひとりが

「う○ちビル、ですよね。アサ○ビールの社員は毎日あのう○ちを見ながら出社しているんですよね」

と言いました。

別の人が

「え?あれひとつがアサ○ビールのビルで、もうひとつはキ○ンビールのビルじゃないんですか?」

と言いました。

もうひとりが

「違うよ、あれはどっちもアサ○ビールのビルよ。彼氏がデンセツ工事しているから知ってる」

と言いました。

私が言いました。

「あ、あの工事は伝説になっちゃったんですね」

誰か怪我をしても工事をやめなかった、とか、何か感動的なエピソードがあったのかと思っちまったのです。

みんなが笑いをこらえて黙っています。

気づいて言いました。

「電気の電、設備の設、のデンセツね」

みんなが異口同音に言いました。

「おもながさんって相変わらず、可愛らしい人だなって」


おもながゆりこ、赤面するの図。

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