表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の楽しい会社員時代  作者: おもながゆりこ
164/197

悩みを打ち明ける同期

同期が深刻な顔で私の前に座り、こう言います。

「困ったわ」

「どうしたの?」

「うん…」

同期はなかなか言いません。

私はよっぽど何かあったのだろうと思い、彼女が話してくれるのを固唾を飲んで待ちました。

やっと口を開いた同期が言います。

「体重が増えつつあるのよ」

私は椅子から落ちそうになりながら言いました。

「それは、たくさん食べているからでしょ?」

彼女は急に笑いだし

「そうなの。あははは。有難う、もう解決したわ」

と言って、身をよじって笑い続けます。

私は絶句します。

彼女は床にに転がってまだ笑っています。

「私、この会社に入って良かったわ。だっておもながさんに会えたんだもん」

そう言われ、嬉しいような、あきれるような。


はい、二度と浮かび上がってこられないほど撃沈。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ