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私の楽しい会社員時代  作者: おもながゆりこ
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おかんむり

春先、花粉症の同期が苦しんでいました。

見ているこちらもつらくなる程の苦しみようです。

彼女が言います。

「あーもう!日本中の杉の木を切り倒してやりたいわ!」


日本中の杉の木切り倒したらいいのかねぇ?



忙しく、みんな気が立っていました。

私たち女性社員もする事が多く、どれから手を付けようか迷っていました。

上司が厚顔無恥な顔で言います。

「このデータ、五分以内に落としてくれ」

仕方なく

「はい」

と、答えました。

三分も経たないのに

「おい、まだか」

と、言います。

「はい、今やっています」

と、言ってからつい

「もう」

と、小さく言ってしまいました(>_<)

近くにいた男性社員が苦笑しながら言います。

「おかんむりだ」

別の男性社員が言います。

「おかんむりって何?」

「ぷりぷりしてんの」

「お尻ぷりぷりさせてんの?」

「違うよ〜」


おかんむりって言わないのね。

忙しい中、ひたすら撃沈。


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