第96話 ソウヤまた強くなってない?
「では、お前らが相手にしないといけないものの本気の力っていうものを見してやる。」
「何を言っているんだ?」
「言ってわからなそうだからな。実際に見してやる。」
ソウヤはレビールを鞘に納めた。バルメイトはまだわかっていないようだ。
「禁忌創造:エンドカノン」
ソウヤの両手には、この世界には全然溶け込めていない武装が出てきた。その武装は機械的で配線とかがされている、銃口が存在しておりまるではなく四角なのだが。
ソウヤが魔力を集中させると銃口に光の粒が集まり高い音が鳴り始める。
「出力:80% 目標:天井 バースト」
耳がおかしくなりなりそうなほどの爆発音とともに太い光の線が天井に向かい伸びた。周りで戦っていた人たちもあまりの音に耳をふさいだ。
「ふぅ、まだやるかい?」
確かに、洞窟のしかもそこそこ深いところにいたはずなのに上を向くと青空が見えていた。雲ひとつない綺麗な空、先程の衝撃で雲すら消し飛ばしたらしい。
バルメイトは衝撃的だったから口を開けたまま止まっている。これは、バルメイトだけでなくほかのヴィルナたちも口を開けたままだ。
「さて次の目標はお前になるけどまだ続けるか?」
バルメイトはあの攻撃が自分に当たったと考えてあまりの恐ろしさに腰を抜かしてしまった。ぶるぶる「震えながら首を横に振った。
「じゃぁ、お前たちにはこの国の法で裁かれてもらわないといけない。」
「わ、わかった。」
バルメイトだけでなくほかの三人も投降した。
こうして、この事件は終了した。ソウヤたちは城に戻りまた多額の報酬をもらった。
「またソウヤ強くなった?」
みんなもう眠る用意ができた時にヴィルナがポツリとつぶやいた。ちなみにソウヤは眠っていた。
「そうじゃな、あんなの見せつけられたら妾たちレベルじゃ太刀打ちできないのう」
リアンも同感するようにつぶやいた。
「確かにあの力は見たことも聞いたこともありませんね。あの武器も見たことないですし。」
エルンも寝ているソウヤを見ながらつぶやいた。
「う~ん、私もこの状態のソウヤと戦ったら~す~ぐに負けるかもね~」
ベルメスはニヤニヤしながらソウヤの頭を撫でていた。
「俺はこっち側でよかったよ。もしソウヤと戦っていたら殺されていたな。」
ガルも少し笑いながら、ソウヤの上に乗った。リアンもソウヤの近くに寄って行った。
「なんで三人はソウヤに寄っているの?」
「そうですよ。」
魔族の皆さんはニヤリと笑いながら答えた。ガルはなんとなく本能に任しているような感じだった。
「決まっているじゃないか。強いものに惹かれるのが魔獣の本能じゃ。」
「ふふ~、この初めだけど~楽しくなっちゃうね~」
「本能には従わないと、本能には従わないと…」
まぁ、簡単に言えば夜這いだ。
殺気に似た何かを感じたソウヤはハッと起きると、五人の仲間に囲まれていた。
「ははは、何してるのかな~、なんてぇ~」
「分かってるくせに~」
ソウヤは、今日一番疲れた出来事だった。力を使い切った感じだ。なんの力だって?言わせんなよな。
「うぅ、まぶしい、重い」
朝日の光がソウヤの顔を覆った。まぶしくなったのでソウヤは起きた。すると、体の上にガルがしがみついていて、横にはヴィルナが腕に抱き着いていてもう片方にはリアンが抱き着いている。ガルとベルメスはソウヤの太ももを枕にして寝ていた。
「はぁ、昨日の夜は散々だったな。なんかもうやけになってみんなが失神するまでやったんだっけ?」
ソウヤはみんなを起こさないようには無理なので、みんなを起こしてから起きた。そこからはいつも通りに朝ご飯を食べて何をするかをみんなで決める。その時にソウヤはその時にみんなに言った。
「明日この王都を出ようと思うんだ。次は、この国を出て違う国に行こうと思う」
みんなは、特に異議がないようでソウヤの話を聞いていた。
「ちなみに次の国は、信仰の国クレストリアン。まぁ、今日はいつも通り俺は旅に必要な食料とか魔石を駆ってくるけどみんなは楽しみながら、必要に買っておいてくれ。」
ヴィルナたちは、はーいというと同時にみんなは外に出ていった。
「じゃぁ、俺も買い物に出ていくかな。」
ソウヤも外に出た。




