第72話 リアンは戦闘狂
アイアンゴーレムが倒れた後、部屋の入ってきたのと反対側に階段と扉が出現した。
「ほうほう、こんなギミックがあるのか…じゃぁ、次の場所に行くか。」
「そうですね。」
ソウヤたちは階段を登り次の層へと向かった。
そういえば、6層から少し魔獣が強くなってきた。まぁ、ソウヤたちにとっては弱いのだが。少々厄介なことに毒にしてきたり、麻痺さしてくるようになってくる。
ちなみに、毒になると治るまで一定間隔に体に針で刺されたような痛みが走る。麻痺は、強さによって変わるのだが、数秒から数十秒間体に電気が走った感覚になり動きにくくなる。
まぁ、そんなこんなで今は10層の扉の前に着いた。
「今回は私はいいです。他の人の戦い方を見て勉強さしてもらいます。」
「そうなのか?じゃぁ、みんなじゃんけんしようか。」
今回ボスにチャレンジするのは……リアンだ。
「おぉ、妾か。そこまで勉強にならないと思うけどまぁ、見ててくれ。」
リアンは扉を押し開け———————ると思いきや蹴った。
バァン!!とでかい音を立て扉は壊れるのでなくそのまま勢いよく開いた。
「なんじゃ、壊れんのか。」
「「「いやいや、普通に開けようよ」」」
この時3人の心と声が揃った。初めてのことかもしれない。それを聞いたリアンは笑ったていた。
「まぁ、そんなことより、殺るかの。」
そういい、リアンが前を向くと魔獣が出現した。
グララララララララ!!!!
ワニのような口、悪魔のような角、全てを切り裂きそうな爪の生えた手、下半身は蛇のよう…
全ての特徴を挙げて行ったらキリがないがこの魔獣の名前は、グラバニア。
「ほうほうほう、これは、なかなかいいんじゃないかの?」
リアンは背中に背負っていたリヴァインブレイクを抜き取り、ブンブン振り回した。グラバニアは、リアンにターゲットを取りなんとも独特な、動きでリアンに近づいてくる。
「ソォォオオオオオイイ!」
リアンの掛け声とともにリヴァインブレイクを峰でグラバニアの顔を野球だったら場外ホームランを打てそうなくらいの勢いで殴った。グラバニアは、そのまま力負けして反対側の壁まで吹っ飛ばされ壁が凹んだ。
「アハハハハハ!」
リアンは嬉しそうに高笑いをしながらグラバニアの方に走っていった。
そんな光景を見ていたソウヤたちいや、主にエルンだが驚いていた。
「いや、リアンってあんな性格だったんですね。」
「あぁ、戦闘になるとああなるんだよな。」
「正直ああなったリアンとはやりたくない。敵じゃなくてよかったと思うよ。」
そういいながらお茶をすすっていた。今回はこの世界にはないレモンティーを作って飲ませてあげていた。
「グラバニアァ。どうしたんじゃ?そんなもんじゃないじゃろ!」
そういいながらリアンは、グラバニアの手を切断した。
「グラァラァラァ!?」
悲痛の叫びを上げているグラバニアをリヴァインブレイクを地面に刺して見ていた。相当怒ったのかグラバニアは、炎を纏いながらリアンの方へ向かった。グラバニアは、口に火の玉を作り始め、リアンに火炎放射器のように炎をはいていく。が、リアンはもともとリヴァイアサンなのでこの程度の魔獣の炎は効かない。
「はぁ、結局見掛け倒しじゃったの。用済みじゃ。」
リアンは、リヴァインブレイクに魔力を込めグラバニアに会心の一撃をくらわした。グラバニアは上半身と下半身が別れてしまった。
「グララァァァァァ…。」
グラバニアは、バタンと倒れそのまま生き絶えた。
「リアンお疲れー!」
「お疲れ様、リアン。」
「よかったよリアン。」
ソウヤたちは、リアンにお疲れという言葉をかけた。
「いやいや、大したことはなかったのう。リアンも参考にならなかったじゃろ。」
「そんなことありませんよ。」
また、入ってきたところと逆の方に階段が出現した。
「じゃぁ、進みますかね。」
絶対神ことリアンでーす!
そういえば、今ソウヤたちがいるダンジョンもそうだけどダンジョン神が面白半分で作ったところなんだよね。面白いこと思いつくよねぇ
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