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俺チート能力で異世界楽しむわ  作者: みこじゃ
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第7話 俺、デートしてくる

今日の朝もいつも通りである。朝食を食べ、支度を整え、出発する。予想外だったのは、宿の入り口のところにヴィルナちゃんが出待ちしていたこと。どうやら女の勘とやらで俺が、街を探索するということを予知していたらしい。なんかそういう能力があるのではないかと思い神の眼を使おうとしたが、流石に失礼かなと思った。ヴィルナちゃんは、俺の腕を引っ張って「さぁ、行きましょう!」と言ってる。意外にも力が強いんだ。

街を改めて見ると、中世ヨーロッパのような街並みだが、街灯の中には魔石と言われるものが入っており、夜になると勝手に着くというものらしい。魔石は、使用者のMPを消費しないため、生活の必需品となっている。ちなみに俺も水、火属性の魔石は持っている。あと街を歩いる人は、人が多いが猫耳の獣人、エルフ、ドワーフなどと様々な種族が歩いている。この光景は、絶対地球では見れない。と、一人で異世界を感じていると、


「ソウヤさん、この辺りは武器屋がたくさんありますよ。」


ヴィルナちゃんに肩を叩かれ、現実に戻ると武器を売っている店がズラッと並んでいた。ここの店員は、主にドワーフが多い。


「おぉ、なんかすごいな!」


「ですよね、ソウヤさん。」


なんだか、今日のヴィルナちゃんはなんだかいつもと違いイキイキしているな、あとよく見ると服も澄んだ青色で可愛らしいな。あの、武装している姿やドレスも悪くないけど一番こういう姿がいいね。少し見とれていると、


「そんなに私を見てどうしたんですか?あ、私に惚れましたか?」


と、イタズラをする小悪魔っぽく微笑んでこっちを見てくるので、やられたらやり返せ精神で、


「あぁ、今日は一段と可愛いから、惚れたかもね」


と、自分でも恥ずかしい言葉を言い返すとヴィルナちゃんは俯いてしまった。よく見ると、耳がとても赤くなっている。なんか、頭を撫でたいね。だけど、そこまでの仲ではないのでやめておこう。

そのまま、近くの武器屋に入り武器を見ることにした。少し神の眼を使って鑑定しながら武器を見ることにした、

大体が、普通のものだった。性能も平凡良くても良好くらいだね。まぁ、期待するだけダメかなと思っていたら、いつのまにか立ち直っていたヴィルナちゃんが一本のレイピアを見せてきた、ヴィルナちゃんを鑑定しないようにレイピアを神の眼で見ると、伝説級のものであることがわかった。しかも性能は、持ち主の敏捷を倍以上にし、力も倍近くアップするという破格の性能だった。しかし、このレイピアは持ち主を選ぶらしい。レイピアが選んだ相手じゃないと持てないらしい。うん?なんでヴィルナちゃん持てんの?ヴィルナちゃんが


「すごく手に馴染むし、力が溢れ出てくる感じがする。このレイピアとても欲しい。」


と、レイピアに頬ずりしていた。それを見た店主が、驚いてヴィルナちゃんに近寄ってきた。


「嬢ちゃん!なんで持てるの!?」


「いや、普通に持てますよ。」


と、え、何この人何言ってんのみたいな目で店主のことを見ていた。そうだろうな、気づかないうちにレイピアに選ばれてたんだからね。


「あ、あぁ。今まで誰も持てなくて、売り手がつかなくて。嬢ちゃんただでそれやるよ。処理に困っていたところだし。」


「え、いいんですか?やった!」


と、跳ねながらこちらに飛んで抱きついてきた。なんか誤解しそう。というか、武器を欲しがるこの子って。意外と戦闘狂?と、色々と思いながら、ヴィルナちゃんと話しながら武器屋から出て行き、もうなんか満足したので違うところに行くことにした。


そのあと、防具屋、魔石屋、本屋と色々回ったそろそろお昼どきなので、ヴィルナちゃんオススメのお店に行くことにした。メニューなども色々あるが、そこもヴィルナちゃんのおススメを食べることにした。しばらく、話していたら、料理がきた。店員が天に祈るようなポーズを取っていたが、そういうものだと思っていた。見た目は、とても美味しそうな日本で見ていたチーズが乗ったハンバーグのようなのだが、なぜかすごく鼻を貫くような辛い匂いがする。ヴィルナちゃんが美味しそうに食べているので、俺も食べることにした。一口食べると、ハンバーグとチーズの味がした。が、しかし次の瞬間喉がイカレると思うほどの辛さが口の中に広がった。


「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!」


大きな声で叫びながら、水を飲んで自分に光属性のヒールを自分にかけた。ヴィルナちゃんが不思議そうにこちらを見ながら食べている。相当の辛党ですは、ヴィルナちゃん。味覚イカれないのかな?と思いながら、辛さと格闘しなんとか食べ切った。金を払いその店を出た、


「美味しかったですね。」


と、こちらを笑顔で見るヴィルナちゃんに「お、おう」というか情けない声で返答してしまった。


いくつか回っているともう日が沈み夜になっていたので明日も一緒に回ろうと俺からヴィルナちゃんにいうと笑顔で「はい!」と言い、帰っていった。

書いてるやつが彼女いないのに、デートとか…

そろそろ書き溜めがなくなって来た


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