第60話 採取なう
ソウヤは今回の採取対決には、ぜったい勝てると思える作戦があった。
(アスト、サンパラの場所ってわかるか?)
(はい、わかります。)
そう、アストに聞きながらサンパラを採っていくという作戦であった。アストは、この世界のことなら大体のものがわかる。その力を使ってサンパラを採りまくっていく。
(できれば他の奴らとは会わないように案内してくれ)
(わかりました。まずそこをずっとまっすぐ行ったところにあります。)
(わかった。)
ソウヤはアストに案内された場所に行きサンパラを採っていや、乱獲していた。
一方、ヴィルナちゃんとリアンは一緒に行動していた。
「リアーン、あった〜?」
「こちらにはなかいのう…、そっちは、どうじゃ〜。」
「こっちにもない〜、次の場所に行こう〜」
「そうじゃのう。」
ヴィルナちゃんたちは、まだ籠の10分の1程度しか採っておらず、まだまだ先は長い状況だった。
「全くさぁ、ソウヤも一人でいかずに私たちも連れてってくれればよかったのにさぁ」
「そうじゃな、主人にはあとで何かしらの仕返しをしなければならないな。」
「そうだね!」
二人はソウヤをどうやって懲らしめるかの作戦をサンパラを探しながら話し合い始めた。
その頃、エルンは獣人特有の運動神経で森を走りながらサンパラを採っていた。
「ソウヤさんも無謀なことをするなぁ。私が初めて間もない頃ならまだわからなかったけど…、この私が一番早いに決まってるじゃん。」
エルンは、絶対負けるはずないと思いながらサンパラを探していた。今までやってきた経験と知識を総動員して、サンパラを探したはずだがほとんど見つからない。
「あれ?この辺にあると思ったんだけどな。」
この時エルンは、誰かが先にとっただなんて考えもしていなかった。
明るかった空も暗くなり星が綺麗な見える時間になってきた。3人はまだ籠の4分の3くらいしか集まっていない。しかし、ソウヤはすでに籠いっぱいに集めており解散した場所に戻って来ていた。
「いや〜予想以上にかかったな。流石にこの量集めるなんて無理なんじゃないか?」
(そうですね、この森に生えてるサンパラの量とマスターたちが集めようとしている量を比較しても多いと思いますよ。)
「だよねー、途中でそうおもったよ。そろそろ、3人を集めるかな。」
ソウヤは3人を探しに森へと戻って行った。
なかなか調子が戻らない…
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