第45話 セアンをボッコボッコにしたれ!
ごめんなさい。調子に乗って書いてたら、最後グチャッとなってしまいました。
ソウヤとリアンは、医務室で治癒魔法で治療を受けているヴィルナちゃんのところに向かった。
「あ、ソウヤ、リアンどうしたの?」
笑顔なヴィルナちゃんがいた。椅子に座り、大会役員の医療班に治療を受けていた。
「体はもう痛くないのか?」
「うん大丈夫だよ。この人たちの治癒魔法すごいんだよ。すーぐ、傷が治っていくから。」
ヴィルナちゃんの元気そうな姿を見たソウヤとリアンは、一安心した。
数分が経ち、ヴィルナちゃんは復活した。
「売店でなんか買って食べよう。お腹すいたよ。」
「そうじゃな。」
「じょぁ、行くか!」
ソウヤたちは、闘技場の前の売店が並んでいるところに行きいろんなものを買った。いろんなものといえば、焼きそばという名前では、なかったが焼きそばのような食べ物があったので買ったのだが、味はうどんだった。
ソウヤたちは、昼食を終え、リアンとヴィルナちゃんは席へ、ソウヤはフィールドの方へと向かった。
ソウヤは、フィールドの脇で自分の体の状態を確認していると、実況者がもそろそろ始まるというアナウンスをながしていたので、フィールドに上がった。
「さぁ!数日に渡ってやってきた試合も、これで最後!そして、決勝まで進んできたのは!ソウヤ選手とセアン選手だ!なんと、先程情報が入ってきまして、ソウヤ選手もSSランク冒険者でした!彼の強さにも納得できますね。」
ソウヤとセアンは、互いを見つめ合った。本来なら10メートルくらい離れた場所で始めるのだが、今は2メートルくらいの距離に二人は立っている。
「やっぱり、決勝ではソウヤくんと当たると思ってたんだよね。楽しみだよ。」
「そうだな。セアンも最初から本気でこないとすぐに終わっちゃうからな。覚悟しときな。」
「そういえば、俺にさんを付けないんだね。まぁ、その方がいいんだけどね。じゃぁ!」
セアンは、元々の位置に戻った。それを見た、ソウヤも元々の位置に戻った。二人を互いを睨み合い、セアンはドレイブボルテンを、ソウヤはレビールを構えた。
「なにやら二人とも何か話していたようですが、準備ができたようですね!では、決勝戦!始め!」
セアンは、体中に電撃を走られる。ソウヤの挑発通り最初から本気を出してくるようだ。
「纏神:疾風迅雷」
また、あの装備になった。ソウヤは、すこしニヤッとしセアンを見つめた。セアンが叫ぶ。
「じゃぁ、俺から行くよ!」
セアンは、また消えた。いや、正確に言おう、会場のみんなからしたら消えたように見えたのであろう。しかし、ソウヤにはがっつりとセアンの姿を捉えていた。
目にも留まらぬ速さでソウヤの背後に回ったセアンは、ドレイブボルテンをソウヤに向かい切りつけるが、ソウヤはそれをレビールで弾いた。
「なっ!?もしかしてソウヤくんには見えてるのかい!?」
その答えを求めるかのようにソウヤに四方八方から高速…光速で、攻撃を仕掛けて行く。それをソウヤはレビールで的確に弾いて行く。おまけにカウンター付きで。セアンは、ソウヤと距離を置いた。
「まさかとは思ったが、俺の攻撃を全て弾き、さらに反撃し、俺に当てるとは、そうやくんは、一体何者なんだい。」
「俺は、セアンと同じSSランク冒険者だよ。まだ、本気は出していないがな。」
それを聞いたセアンは、下を向き笑い始めた。
「いいよいいよ!ソウヤくん!いままでの相手には使えなかったけど、君には使うよ!」
先程まで太陽が出ていたのだが、急に黒い雲が集まり始めた。
「我に加護を授けし雷神よ!今全ての力を使わせていただきます!
憑神:雷神オルバズル!」
セアンの体は宙に浮き、黒い雲から無数の雷が落ちてくる。セアンには、神々しいオーラを放つ装備が装着されて行く。ドレイブボルテンは、セアンの背中に付き、羽のように開いた。手は、一本の槍を持っている。
「さぁ、いくぞ!」
セアンは高速でこちらにソウヤに向かい飛んでくる。先程の速さと比べたら全く遅い。そのせいでソウヤはすこし反応が遅れたのだろう。セアンは、槍でソウヤを横から叩くようにして振った。
「なぁっ!?」
ソウヤは、物凄い勢いで壁に吸い込まれていくように吹っ飛んだ。壁に穴が空いた。
「おいおい、そのパワーアップは、卑怯だよ。」
「ああ、俺もそう思うだろう。これは、直接俺の体に雷神の力を憑依させている。当然俺の体にも多少反動はあるが別にいい。今は、ソウヤに勝てれば良い!」
セアンは、また追い打ちにくる。
「しゃーない。リミット解除。」
セアンがまた、槍で攻撃してくるが、レビールで完全に受け止める。
「おぉ、本気を出すかソウヤも。」
「まぁ、すこしね!」
ソウヤは壁を蹴り、セアンとの距離をとった。すると、セアンが詠唱を始める。
「天から降り注ぐ、無数の雷柱。それは其方の襲いにやってくるであろう。
ライジング・クラウドバースト!」
ソウヤの上だけでなく、フィールド全体を覆うように魔法陣が出現した。
「喰らえ!」
セアンが魔法を発動しようとする。
「させないよ。 ブレイク!」
ソウヤが指を鳴らすと、魔法陣は、パリンッという音を立てて、割れていった。
「なっ!?」
「魔法なんかに俺には絶対に勝てないぞ。次はこちらからいくぞ!」
ソウヤは、セアンの元へ走って行く。セアンが間合いに入ったのでレビールを振り抜くが、槍で弾かれる。セアンは、叫んだ。
「だったらこれで勝負だ!」
セアンは、弾いた後連続で突攻撃を仕掛ける。それをソウヤは弾く弾く弾く。そして、ソウヤもレビールで切って切って切りまくる。何回か当たったが、ほとんどは弾かれた。
そこからというもの防御という手段を忘れ、相手を倒すということにしか意識が行ってないらしく、ソウヤとセアンは、装備がボロボロになり、血が滲んでいる。どちらも激しい攻撃だ。
キンッ!
甲高い金属音が会場に響き渡る。
「ははは、セアン装備がボロボロになって血が滲んでんじゃないか。」
「ははは、それをいうならソウヤもだろ。よく、生身で戦えたと思うよ!」
「「次の一撃で終わらす!」」
ソウヤとセアンは再び間合いを取った。
ソウヤはレビールの形態を刀にし、鞘にしまう。武闘の神の加護を使用し、力を溜めて行く。
セアンは、槍に魔力を集中させて行く。
「行くぞ!セアン!」
「終わらしてやる!」
二人同時に走り始める。ソウヤは居合を、セアンは突攻撃を繰り出す。二人は交差し互いに背を向けあった。
すると、ソウヤの腕に赤い線ができ、血が垂れてきた。
「ははは、いい勝負だったよ。セアン」
「あぁ、しかし、お前すこし手を抜い、て、たな…。」
そのまま、セアンはそのまま地面に倒れこんだ。セアンの装備は、光になって消えて行き、普通の装備に戻った。
「激闘の末、勝利したのは!ソウヤ選手!よって、今大会の優勝者は、ソウヤ選手です!皆さま、大きな拍手を!そして、素晴らしい戦いを繰り広げた選手たちにも大きな大きな拍手を!」
観客は、みんな立ち上がり、拍手と声援が会場中に響き渡る。
これで大会は、終了した。
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