第20話 幹部登場
ギギィィイイイ
不気味な音とともに扉は開いた。中には、既に魔獣達が構えていた。見たところ、オークやコボルト、ダークウルフなどの強いモンスターばかりだ。
「うっわ、なんか出迎え御苦労?」
ソウヤがくだらないことを言ったせいでなのかは知らないが、魔獣達が一斉に襲いかかって来る。
ソウヤは、レビールをレイピアにし、ヴィルナちゃんがダンジョン攻略の時に使ってた演舞の神の加護を使った。
オークが棍棒を振って来る、それをソウヤは踊っているように避け、オークにカウンターを仕掛けた。ソウヤの力は異常でレイピアでついただけなのに、オークの腹から反対側の景色が見える。おまけに、後ろにいた魔獣も貫通してる。
そこから、ソウヤは一階二階三階とどんどん魔獣を倒して行き、最上階にやってきた。
「俺、やっぱ強いわ。俺を苦しめることのできる相手と戦って見たいわ〜。」
「では、これはいかがかな?」
ソウヤの足元に魔法陣が出現した。こいつは、やばいと感じ魔法陣から出ようとするも地面から足が離れない。魔法陣に力が集まり始め、どす黒く光って行く。ソウヤの足はやっと地面から足が外れ逃げようとした。
「無駄だ。滅びろ。」
パチンッと指の音とともにソウヤに黒色の雷が落ちた。
「グァアアアアアアア!!」
ソウヤは、これまでに味わったことのない痛みが走る。ソウヤの視界は、徐々に黒くなって行く。慢心はダメだな。
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ヴィルナ&リアン side
時は遡りソウヤと別れてから、ヴィルナとリアンは、視界に入る魔獣を次々と倒して行く。
「リアンさん。私とリアンさんでどちらが多く倒せるか勝負しません?」
「いいだろう。負けた時の言い訳を考えておけよ、ヴィルナ。」
「こっちのセリフですよ!リアンさん!」
二人は、競うように魔獣を倒して行く。
ヴィルナは、キュレンの力と演舞の神の加護を使い、確実に魔獣の急所を狙い流れで次々と倒して行く。
一方リアンは、水の魔法で一気に片付けていっている。主に、水をカッターのようにし魔獣を真っ二つにして行く。
二人の魔獣を倒すスピードは、どんどん速くなって行く。辺りの魔獣を倒し終わった。
「何体倒しましたか?」
「300体くらいで数えるのをやめたわ?」
「うわぁ…、やっぱすごいですね。私は250体くらいですよ。」
二人がそんな話をしていると。城の方から雷が落ちた音がした。
「あれは、ソウヤの魔法でわないな。」
「え、じゃぁ、ソウヤは?」
「わからぬ。しかし、ソウヤが負けるとは考えられない。」
「私たちもあちらに向かいましょう。」
二人は、城の方へと向かった。
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ソウヤside
体超痛い。しばらく動かなそう。やばいな。足音が聞こえる。こっちに向かって来る…。
ドフッ
ソウヤは蹴られ、3メートル飛ばされて壁に衝突した。スーツみたいな格好の人でないが人みたいなやつが近づいて来る。
「俺は、魔王軍12天星が一人。蟹座のゾルダル。主に魔法が得意なんだ。」
そう言い、ゾルダルはソウヤに向かって魔法を連発していく。倒れているソウヤに全て当たる。
しらねぇよ、そんなのなんで俺のことを蹴ったんだよ。あぁ、やばい意識が遠のいていく。あぁ…なんかすんごく眠い気がする。ねようかな…
意識消沈を確認。睡魔レベル上限を突破。大罪スキル:怠惰の獲得条件クリア。怠惰発動…
ソウヤの体の周りに四つの魔法陣が回り始める。そのスピードは、徐々に速くなっていく。
ソウヤの体は起き上がる。
「今更何をやっても無駄だと思うがね。」
ゾルダルは、さらに魔力を高め大きな魔法をくりだそうとしている。
はやくにげないと、でも体が…あぁ?なんか体が軽くなっていくな痛みもほとんどない。
(さぁ、起きてください。マスター。)
(一体、何が起きて?アストなのか?)
(厳密にいうと違いますが、だいたい合ってます。そろそろ起きないと彼女たちが来て、あいつに殺されてしまうかもしれないですよ。)
それは嫌なことだな!その言葉を聞き、ソウヤの意識は覚醒した。
「大罪装備:怠惰の大鎌」
回っていた魔法陣がソウヤにまとわりつき、黒色の鎧に変わり、背中の部分には羽らしいものが付いてる。その姿はまるで悪魔。手には大鎌を持っており、禍々しいオーラを放っている。
「滅べ!」
ゾルダルは、先ほどの雷とは比較にならないほどの威力の黒い槍をこちらに飛ばして来た。
ソウヤは、大鎌を回し槍に向かい、衝撃波を飛ばした。すると、槍は跡形もなく消滅した。
「まだそんな力が残っていたか、ではこちらも本気で行かないとな。」
ゾルダルは、背中から羽を生やしローブを纏った。手には杖と槍を足して2で割ったような武器を持っている。
「さっきは、不意打ちだったからやられたけど次はそうは行かないぜ。」
「ふんっ、寝言を!」
両者は、空に飛び距離をとった。そこからというものソウヤは大鎌でゾルダルは槍で激しい攻防が繰り広げられた。
しばらくたち、ゾルダルが、詠唱を始める。それを見た、ソウヤも詠唱を始める。二人の魔力が干渉しあい、火花も散り始めた。空は黒くなっていく。ゾルダルの体には電撃が走り始めた。ソウヤは、禍々しいオーラが大鎌だけでなく体にも纏っていた。
「これで決着だ。」
「そうだな。」
両者魔力を解放した。
「全てのものを穿て!ダークサンダーランス」
「全てのものに平等の死を!レージナスサイス」
側から見ると、ソウヤが悪者らしい技を使っているがまぁ、それは置いといて。両者の技がぶつかった。その衝撃波は、島全体いや、オルタルまで衝撃波と爆音は、轟いた。最初は、両者の技は、互角のように見えてきたが、ソウヤの技の方が上だったようでゾルダルの技は打ち砕かれ、ゾルダルの胴と足が離れていた。
「グァァアアア、まさかこれほどとは。なめていたな。しかし、俺は12天星の中でも最弱、俺よりも強いやつがまだ待っているぞ!」
「うるさい」
今のソウヤに慈悲はなく、ゾルダルの体を跡形もなく吹き飛ばした。
「いや〜、あのセリフをまさか実際にこの耳にするとは全く思っていなかった。なんか、貴重な体験をしたな。」
おきまりのセリフを聞いて少し関心していた。
「おーい!ソウーヤー!」
下の方からヴィルナちゃんの声が聞こえる。無事なようで良かった。
ソウヤは下に降りヴィルナちゃんたちの元へと行った。
「なにその格好なんか悪者ぽいね。」
「そうじゃな。禍々しい魔力も感じるの。」
「え、そんなにか…。外すか。」
ソウヤは、怠惰の武装を外した。
「まぁ、これで一件落着だな。リアンもおとなしくここに住んでてくれよ。」
「そのことなんじゃが、我はソウヤの旅についていくことにした。いいじゃろ。」
「え、あ、まぁ、俺はいいがヴィルナちゃんは、それでいいか?」
「え、私ですか?別にいいですよ。
…二人きりが…」
なんかぼそっ言ってるけどまぁいいか。
「よろしくな!リアン。」
「おう、主人。足は引っ張らんぞ。」
「よろしくね、リアン。」
「よろしくな、ヴィルナ。」
そうして、新たな仲間リアンが加わった。
ゾルダル「え、あれこれだけですか?」
みこじゃ「ごめん、お前の設定なにも考えてなか
ったんだよ。あそこまでできたのが
不思議なんだよ。」
これからも頑張りますのでこれからも続けて読んでください。




