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俺チート能力で異世界楽しむわ  作者: みこじゃ
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第14話 頭三つのワンちゃん

門を開けたら、部屋の中には頭を三つ持った狼…ケルベロスがいた。体長は約10メートル、体は黒い毛が生えており禍々しいオーラを纏っていた。


「え、犬ってこんなデカかったっけ?」


「いや、あれは、ケルベロスですね。あの三つの頭は、頭脳を担当しているもの魔法を担当してるもの近接を担当してるもので別れています。ギルドでは、あったら逃げることを推奨している魔獣です。でも、ソウヤと私なら大丈夫でしょ。」


「そうだな、ヴィルナちゃんは、俺が守ってやるからな。危ないと思ったら逃げろよ。」


「はい!」


俺は、アイテムボックスからレビールを出し、槍の形にした。ヴィルナちゃんは、キュレンを構えた。

それを見たケロベロスは咆えた。咆えた瞬間ケルベロスの体には炎を纏った。おまけにバチバチと帯電もしているようなので雷の属性も持っているらしい。厄介だな。


「私、合成魔法が使える魔獣なんて初めて見ました。」


「それは、俺も同じだな。じゃ、俺が先に仕掛けるからな。」


そう言い、ソウヤはケルベロスに向かって突攻撃を仕掛けたが、ケルベロスは後ろに下がり口から雷を纏った直径2メートルくらいの炎の球を打ってきた。


「おいおい、雷纏うのは予想できたけど大きすぎるだろ。」


それをソウヤは、槍で切り裂いた。そこから、レビールの形を双剣にし、ケルベロスの胸元まで行き、切りまくった。少し怯み、ソウヤと距離をあけるために後ろに飛んだ。


「ヴィルナちゃん!今!」


そのタイミングでヴィルナちゃんがケルベロスの頭の一つにキュレンを突き刺した。ヴィルナちゃんには、俺が気を引いている隙に、ケルベロスの死角にまわってもらっていた。


頭を一つやられたケルベロスは、甲高い咆哮をした。すると、やられたはずの、頭が再生し何もなかったかのように、体の傷もなく立っていた。


「おいおい、めんどくさいやつだね。再生できるとか聞いてないわ。」


「私もケルベロスが再生できるなんて聞いたことないです。おそらく亜種でしょうね。魔獣にごく稀に亜種が生まれると聞いたことがあるので。」


ケルベロスの周りに魔法陣が浮かび上がり、十数体のダークウルフが出てきた。


「はは、あいつ召喚魔法も使えるのかよ。」


「骨が折れますね!」


「そうだな!」


つぎは、ヴィルナちゃんが最初に突っ込んでいった。キュレンの力をフルに使ったため、ヴィルナちゃんは、普通では出せないようなスピードで走っている。ダークウルフは、何が何だかわからないまま、倒されていく。時間にして1分経ったか経たないかくらいでダークウルフを倒し切った。


「ねぇねぇ、召喚されたのにすぐに倒されたけど、今どんな気持ち?」


ヴィルナちゃんは、ダークウルフの死体の上に立ち、ケルベロスに向かって挑発を始めた。この娘って戦闘になったら性格が変わるのかな?

ケルベロスは、ヴィルナちゃんの挑発に乗って突進してきた、ヴィルナちゃんはそれがわかっていたようでキュレンを構えた。が、


「キャッ!」


死体の上に乗っていたことを忘れていたようで足を滑らして体勢を崩してしまった。このままでは、突進を正面から食らってしまう。あともう少しで当たってしまう。


「スイッチ」


ソウヤとヴィルナの位置が一瞬にして変わった。ソウヤは、なんとなく予想していたようなので、空間魔法の一つスイッチを使った。これは、一定距離の対象との場所を入れ替えることができる魔法である。

ソウヤは、弓を構えた状態でヴィルナちゃんと場所は変わったため、いつでも打てる状態だった。


「ヴィルナちゃん、如何なる時でも慢心はいけないよ。」


そのセリフを言った後にケルベロスの頭からほぼゼロ距離で矢が放たれた。その矢は、ケルベロスの頭からけつに向かって貫いて地面に刺さった。再生するかなっと思ったらどうやら心臓も貫いたようなので再生せずケルベロスは、絶命した。


「す、すごい!ねぇ、どうやったの?!今の空間魔法って大昔の大賢者しか使えなくて、今まで使える人現れなかったから伝説とまで使える言われてたのに!…ソウヤって本当にすごいね!」


「お、おう。」


どうやら、空間魔法はどうやら伝説の魔法らしい。これからは、使うのは控えよう。

ケルベロスが倒れていたところには宝箱が出現した。


「あ、魔導宝箱。ここからは、武器が出てくるんだよ。運がいい時は、伝説級の武器とか。」


「いや、そのキュレンも伝説級の武器だからべつにいいだろう。」


「え、それ初耳なんですけど!?説明してくださいよ、ソウヤさん!」


「あれ?言ってなかったっけ?まぁ、そんなことより、宝箱開けようか。」


魔法箱を開けてみると、そこには炎を連想する弓が入っていた。久しぶりに神の眼を使用して、どんな弓なのか調べると伝説級の弓で、名前はファレンというらしく、炎属性が付いている。


「これも伝説級だな。うん、まぁ、アイテムボックスに入れとくか。」


「え、え、え!なんでそんな平然とアイテムボックスに入れてるんですか!?伝説級ですよ!もっと驚きましょうよ!?」


「いや、俺の持ってる武器ほとんど神格級より上だし。そこまで。」


「え??」


驚いたヴィルナちゃんは、レアなんなのでしっかり拝んどいて。無事ダンジョン攻略は、済んだので、ダンジョンから出ることにした。


「なんか、最後は驚き過ぎて疲れました。」


「お疲れ様。じゃーこの辺で野営するか。」


「そうですね。」


そのままダンジョンから少し進んだところで野営することにした。


なんか、こうソウヤとヴィルナちゃんを描いてるとなんか自分も彼女欲しいなって思って来たわ。

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