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俺チート能力で異世界楽しむわ  作者: みこじゃ
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第1話いくぜ異世界!

地球 日本 栃木県 某工業高校 春 放課後空を見上げている高校生がいる。


俺の名前は、黒井くろい 創也そうや。今年で高校三年生で、受験勉強をしないといけない時期だ。まぁ、俺は自慢じゃない運動と勉強共にできるからそんなのどうでも良いことだが。


「って、誰にこんなこと説明してんだろうな。ラノベの主人公かってな。さぁ、帰るか」


空が青色から橙色に変わり始めている頃、自分にツッコミを入れながら、教科書やノートなどを鞄にしまい、帰る準備をしていた。

そう、変わらない毎日、変わらない日常。今日もいつもと同じ電車に乗り帰宅する。


電車の中は、空いており座ることができた。いつも電車では、中学3年の時からハマっているラノベを読んでいる。


(あぁ、こんなラノベの主人公みたいに異世界に転生して、可愛い女の子に囲まれながら無双してぇな。)


そんなことを考えていると、自分が降りる駅に着いたらしく、アナウンスが流れドアが開いた。

そう、そこまではいつも通りだったのだが、


「うわぁっ!!」


電車から出た瞬間、世界は湾曲し、目が開けられないほど白く輝いていた。

目を開けると、教科書などを入れていた鞄はなく、真っ白な空間に立っている。


「はぁ?ここはどこ?」


誰しもがこんな状況に立たされたら第一声はそうなるだろう。


「ここは、私のプライベートで使っていた空間だよ。」


ソウヤがあたりを見渡していると、どこからか声が聞こえてきた。 そこには、この世のものとは思えないほど美人な女の人がいた。正直とてつもなくドストライクな外見だったが、今はそれどころではない。


「は!?お前は誰なんだよ。え、今まで電車に乗ってて、ふつうに降りたらここにいて。そしたら可愛い女の子が出てきて、もう訳わかんねぇよ。」


「可愛いなんて、照れるなぁ。あ、私は、全ての世界を作り、神の中でも最上位の神、絶対神イェータ = ハルシュトレームさ!イェータと呼んでいいよ。」


両手を広げ、自己紹介をすると、白い空間にヒビが入り、破壊音と共に宇宙にいるのではないかと思うほど周りに星が現れ始めた。


「君には、謝らなければならない。私が寝ぼけて落としてしまった、神撃のせいで君のいた世界に少し亀裂を入れてしまい、そこに君が入ってきてしまった。本当にメンゴ。」


絶対神ことイェータが、手をげんこつにして頭にのせて舌を出してかるーいノリであやまってきた。なんか、 規模かでかすぎて怒りをと通り越して冷静になってしまった。


「あー、待って。ラノベ的展開が現実になったってわけね。オーケーオーケー。で、俺は死んだの?生きてんの?」


読んできた数多くの異世界転生系のラノベでは、車に跳ねられて死ぬとか人助けで死ぬとかはいっぱいあっても神の手違いで死ぬってことは少なかったからね、どうなってんのかわからない。


「君は死んだ、いやあの世界からは消滅したと言った方がいいだろう。亀裂から出たということは世界から出てしまったということだから、君の存在は、あの世界では、なかったということになる。」


はい、少ない方のパターンありがとうございます!ってえ?


「え、それって俺はあの世界には戻れないの?イェータ、俺まだ読んでないラノベとか見てないアニメがまだ沢山あるのに…童貞捨ててない!頼むから戻してくれ!童貞のまま死にたくない!」


最近発売された分は、まだ読んでない。今期のアニメ楽しみにしてたのに。あと、まだ彼女作ってないし童貞捨ててないし。


「すまないが、あの世界に返すのは、私でも無理そうなのだ。一度出てしまったらもうその存在を受け付けないらしくて、自分で作っておきながら不甲斐ない。」


( バイバイ、俺のラノベたち、そして共に歩もう童貞よ)


そんなことを心で呟き、


「そうか、もうあの世界に戻れないのか。じゃぁ、俺は天国に行きたいです。悪いこともたくさんしましたが俺は地獄より天国に行きたいです。」


「君がそうしたいのならそうしようか?君の心を読んで、あのラノベだっけ?罪滅ぼしに君の読んでたラノベみたいに魔法やスキルがある世界に行かせようと思っていたが、まぁそっちがいいのなら…」


え、まじ、それめっちゃ行きたいんだけど。そんなの聞いてないぜ!


「その世界に行きたい!いや、行かせてください!」


「その返答来ると思ってたよ。ちゃんと、無双とやらをさせてやるからな。」


わかってるー、イェータ。さすが絶対神なだけあるわ。いやぁいい神だな。


「まずほかの神とかも不運な君に贈り物がしたいとか言っていてな、武神からは、全武器のスキルを。魔術神から、全魔法取得を。他にも色々な神から君にスキルを渡している。まぁ、あっちに行ったら確認してくれ。最後に私から創造の力を渡そう。この力は、魔法や武器、スキルなど、あらゆるものを作り出すことができる。君なら良い使い方をしてくれると願っているよ。」


それぞれのスキルの効果、使い方を説明された。とても長い。それもやっと終わり・・・


「なんか、そんなにありがとうな。」


今俺の中では、今までの世界に帰れないという寂しさと行きたかった異世界に行ける喜びが混ざりあっている。


「礼には及ばない。これは、君への償いだからな。あと、君の基礎的な力を上げとくね。…よし、これでいいだろう。」


「その世界で俺はどれくらい強いん?」


異世界で、俺はやりあって行けるのだろうか。そういう不安がやはり無双できるといえどある。異世界に行って、速攻死んだら嫌だしね。


「君の世界の使い方次第だけど、トップクラスだよ。君の横に出るものはいないはずだ。しかし、自分より強いものがいないと言うものは辛いものがあると思うぞ。」


「?まぁ、その辺は大丈夫だと思いますよ。」


自分よりも強いものがいないそれは素晴らしいことではないのか?


「今から行く世界は、魔王軍と呼ばれる奴らが少し暴れていてな。悪いが、そいつを倒してきてもくれないか?」


おぉ、なんか異世界っぽいな。楽しそうだし断る理由もない。


「いいでぜ!とりあえず、異世界の雰囲気を満喫したいからな。」


「ありがとうね。では、異世界に送る。送ったら、腕試しに盗賊に襲われている貴族を助けてやれば良い。そうすれば、有利に進めることができるだろう。」


「わかった。」


「では、またなソウヤ君。」


「ありがとうな、イェータ。」


挨拶を済ませ、俺の足元には魔法陣が広がり。また、世界が歪み白く輝いた。楽しみだな!



初めまして。こんな感じのストーリーになっていますが、気分によって文章がぐちゃぐちゃになるかもしれません。

誤字脱字、文章がおかしければコメントをお願いします。また、応援コメントなどもお願いします。

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