登場人物一覧(()内の数字は年齢です)-2
長いため、2つに分けました。
-2はジュード側の関係者です。
※これから登場する予定の人物も記載します。
<クラドック家およびジュードの関係者>クラドック家で魔力があるのはジュードだけです。
イネス・クラドック
ジュードとピーターの父親。公爵の称号を持つ。控えめだが柔軟かつ豪胆な性格で、良心的な貴族として名高い。妻とは政略結婚。
ゼナイド・シャイエ=クラドック
イネスの妻。ジュードとピーターの母親。自身が隣国の名門貴族出身のせいか、家柄や身分を重要視しがち。息子二人がそれぞれ平民の女性を選んだことを受け入れられないでいる。
ピーター・クラドック
ジュードの兄。クラドック公爵家の跡取り。宰相府に勤める役人で、将来出世間違いなしの能吏として王宮では知られた存在。温厚篤実な人柄だが敵に回すと恐ろしいタイプ。妻が大好き。
お茶をいれるのが得意という隠れた才能がある。
ハリエット・クラドック
ピーターの妻。王立図書館で司書をしている。実家は王都で書店を経営している。二人のなれそめはピーターがお客のときにハリエットの明るく親切な接客態度を見初めたことから。さっぱりとした快活な性格。
デルレイ・クロスビー
ランスの直属部下の魔道士。ジュードの親友。ハンサムかつ自由闊達な性格で、ジュードと女性人気を二分している社交界の人気者。ジュードの結婚を聞いて本人もいろいろ考え始める。出世や名誉に興味はないが、有能な魔道士。ランスとは名コンビと言われている。
★魔力について
ベルの家のように遺伝で代々伝わる場合がほとんどですが、先祖に魔力を持つ人間がいた家には何代か経て魔力を持つ人間が再び現れる場合があります。ジュードは、典型的な例です。
本編は次から新しい章に入る予定です。
そのまえに作者のためにも一覧を作成してみました。