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ふたりは恋人 –13

バザー終了です

 バザーが無事終了し、片付けも完了。

 私とジュードは実家で夕飯をごちそうになった後、帰ることにした。

「二人とも今日は来てくれてありがとう。おかげで助かったわ。ジュード、催し物がなくても、またいらしてくださいね」と、祖母。

「ありがとうございます、リサ」

「そうよ、ジュード。こんどは違う用事で来ても大歓迎よ」母が付け加える。

「違う用事って、何?母さん」母の発言を聞きつけたユアン兄がすかさず母に聞く。

「うふふふ。内緒。ね?ロディ」と父にふる母。

「えっ・・・・・・・・まあ、待ってるよジュード。でも、あんまり早くなくても・・・」しどろもどろの父。

「いいじゃないの。こういうことって時間じゃないわよ、タイミングよ。私たちだって・・・」

 また、このパターンだよ。うちの両親って・・。

 ジュードをちらりとみると、気をつけているものの笑いをこらえているのがわかる。

「ノーラ。ベルが困ってるよ」私が言う前に、おじいさまが割って入ってくれた。

 おじいさま、さすが!!

 こうして、賑やかなやりとりを終えて、私たちは実家を後にした。



 移動魔法のおかげで、あっという間に店の前に私たちは到着した

 普通なら、ここでジュードを見送るのがいつものことだけど・・・・。

「ベルは、明日は店を開けるの?」

「明日まで休みです。ジュードは?」

「俺も明日まで休み。同じだね・・・・前に俺が言ったこと覚えてる?」

 はい・・・“それと、今度は朝まで、ふたりで過ごせたらいいなと思ってる”・・・・ですね。

「はい・・・覚えてます」

「今日はだめ?」

 どうしよう・・・・でも、このまま見送るのはいや。

 私は、思い切ってジュードに抱きついてみた。彼は、私の答えを理解してくれたみたいでぎゅっと抱きしめてくれたのだった。



 次の日の朝・・・・あちこち、体が痛い・・・・自分に癒しの魔法をかけてどうにか体を動けるようにした私は、隣にジュードが寝てるという事実に恥ずかしいやら嬉しいやらで、あたふたしてしまう。

 目を覚ましたジュードに、あたふたしているのを見られてしまい「かわいい」とキスをされてしまいよけいにあたふたしてしまう私だった・・・。


読了ありがとうございました。

誤字脱字、言葉使いの間違いなどがありましたら、お知らせください。


これくらいの描写なら、全年齢OKですよね・・・・ね?

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