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命って何だろう?老いの正体ってなんだろう? それでも生きてゆく老後人生って何だろう?

作者: 舜風人



人は老いたとき


様々な不自由や痛みや


マヒや


喪失に見舞われるのですね。




耳が遠くなり


膝が痛み


腰が痛み


目がかすみ


足がヨタヨタであるけなくなり




でもそれを嘆いても


ムダです




いくら嘆いてみたところで


老化はどんどん進行するだけですから




だからそういう


老いになじむ


不自由に慣れる


痛みに慣れる




それしか方法はありません








でも


それって


相当覚悟ができてないと


むりだよね?




不自由な毎日に耐えて


痛みにも耐えて




動けず


歩けず


寝たきり状態で


紙おむつをはかせられて


垂れ流しで


ベッドで天井見つめてるだけで


ただ生きてるだけの毎日に




人はどう対処したらいいというのだろうか?




わからない




わたしにはわからない


日本では今、高齢者は3000万人を超えていますし


その中で独居老人は1000万人だといわれていますね。


そういう老人大国の日本で


老人の


命って何だろう?




寝たきり老人が今日本には数百万人以上もいるといわれていますよね


もしも


寝たきりで意識がはっきりしてたらかえってつらいでしょうね




むしろ認知症で寝たきりの方が本人にとっては幸せなのかもしれない






長寿が幸せだと言い切れますか?




そう思うと


70才で突然死の方が幸福なのかもしれませんよね?




命って何だろう?


人生って何だったのだろう?


老後人生ってどう生きるべきなんだろう




いつまで生きるかそれは神のみぞ知る




80才?


90才?


まさか100才?




そんなに生かされて


その人はどうしたらいいのだろう?


とうぜん老化現象全開で


マヒや認知や不自由もあるだろう




そういう長寿って


どうしたらいいのだろう


寝たきりで90才


マヒで100才




どうしたら


というか


どうにもできませんよね


日々がただ過ぎてゆくだけ


流動食を注がれて


ベッドで寝たきりで


点滴されて


おむつをあてがわれて


そうして


日々がただ過ぎてゆくだけ


長寿がめでたいなんて誰が言った?




このような長寿の実態がめでたいのだろうか?




わからない




わたしにはわからない



だが一つだけ言えるのは


それは限りなく自由な時間経過である事実でしょうね


体は不自由でマヒかもしれないが


心は自由ですから


心をかなたの虹の世界に飛ばせて


旗めかせることだって可能です


寝たきりになったら


そいう自由を生きるしか方法はありませんからね






そうして


どうか



願わくば


神よ


わたしは100才まで生きたいとは思いませんから




わたしには適当な時に天国に召されますように




どうか


神よ


それだけを


おねがいします。






















































































































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