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全力で否定された。

7月24日(水)更新日2回目です。

グダグダですいません!それでも読んでいただけると幸いです!!

麗らかな春、王国一大きな学園アフィス魔法学園の正門では、この春学園生となる少年少女達が胸を高鳴らせている。もちろん僕も例外ではない。これからいくつもの魔法を教えて貰えると思うと自然と頬が緩みそうになった。なった!!!何故過去形かというと、僕は今アフィス魔法学園の正門にいる。うん、それはいい。そこで…………絶賛ナンパ中なのだ!おかしいよね!僕、男だよ!!女の子ならまだしもなんで男にナンパされなきゃなんないの!はぁ、はぁ、はぁ。一息で言ったから疲れた……


この数分前、僕はアフィス魔法学園の入学式に参加するために講堂に向かって歩いていた。その時、近くを通りかかった上級生と目が合った。いままでも通りかかった上級生達はいたので、僕は軽く頭を下げてそのまま歩いた。

「そこの君、そこの美しいお嬢さん。ちょっと待ってくれないか?」

後ろから声が聞こえたが、僕はお嬢さんでもないし美しい訳でもないので思いっきり無視した。するとさっきの上級生が僕の前に来て、「僕と付き合ってくれ。」なんて言って今に至るという訳だ。

後ろを見ても女の子は誰もいなかった。

「え……えっと僕…………男ですけど。」

「まさか!こんな可愛いのに男な筈ない!!」

全力で否定された。

「だから僕と付き合ってくれ。」

おいおいどういう流れだよ。こいつ全然話聞かないじゃん。僕が湧いてくる怒りを抑えていると

「お前何抜け駆けしてんの、俺だってこの子と付き合いたいし。」

なんて声が聞こえてきて、僕の中で何かがプチンと切れる音がした。そして一瞬意識がとんだ。

目を開けると僕をナンパした上級生達が足元で伸びていた。えっと……何があったんだろう……誰かが助けてくれたんだろうか?しかし僕の周りには誰もいない。いるはいるんだけど講堂に向かってる人達だけだし……

「うーん……」

「ねぇ君、早くしないと遅れるよ!」

顔を上げると金髪に青い瞳の男の子が僕を見ていた。

「えっあ、うん。ありがとう。」

僕は急いで講堂に向かった。


「この度は…………で……おめでとうございます。……を嬉しく思い………………」

やっぱり何処の世界でも大人の話は長いらしい。だって1人で15分ぐらい喋ってるし、何より内容が面白くない。もう眠くて眠くて仕方がない。皆もこんな経験あるよね。

「ありがとうございました。入学式はこれで終わりますので、入学生の皆さんは扉に貼ってある掲示板で自分のクラスを確認してください。」

あーやっと終わった。掲示板だっけ?えーっと僕のクラスは……

「D組か。」

僕の名前はD組の最後らへんにあった。あー緊張する。とりあえず目立たないようにひっそりと静かにすごそう。そう思いながら僕は1年D組の教室へ入った。

学校の校長先生の話って長いですよね!私も長すぎて寝てしまったことがあります(笑)

ここまで読んで下さりありがとうございます。「面白い」・「更新早くして」など何でもいいので、感想や評価してを貰えると嬉しいです!

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