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ありがとう、、、。(前編)  作者: チャー丸
第1章 幸福
12/23

第11話 式

今日はもう大学の卒業式!



卒業式が終わり次第、



結婚式に向かう予定だ。



オレも4年生になってから車を通じてかなり友達が増えた。



ニシ、うえちゃん、フジモン、ツッチー、たかすぃ、マッキー、たもっちゃん、たかはし、たけだ、イッシー、ソイチ、

そしてマブダチのヨネ!



こんな事なら1年の時から仲良くなっていればよかったと思ったが、



それはしょうがない事...。



でもドリフトと言う遊びをして、みんなが違う車に乗り、



峠で一緒に走ったあの楽しい感覚は多分一生忘れる事が出来ない大切な思い出だろう。



中にはスープラの顔をぶつけ無理矢理ソアラの顔付けて『ソープラ』といって走っていた者。



また「車載カメラで録っていい」とオレが聞き、



「いいよ」と言ったので助手席でビデオを録っていると



ビデオを撮ってるのを意識してか、



無理してガードレールを付き破って二人で絶叫しながら落っこちる者。



この時の映像はハプニング大賞に投稿すれば、



間違いなく1位が取れる映像が撮れた(笑)



しかしながら予想外なスタントアクションはもうこりごりで、



凄い映像と引き替えに若干の鞭打ちのおまけがついた!



また今日は調子いいと走っていた者が調子に乗りすぎてガソリンタンクに穴を開けて、



あわや車が炎上しそうになるような者もいた



いろんなやつがいた...。



そんなやつらと峠でぶつかってはみんなで直し、



タイヤが無くなったら廃タイヤを拾いにいく。



そんなバカばかりやっていた!



そんな楽しすぎたキャンパスライフも今日で終わりかと思うとちょっと淋しい...。


「タケー行くか?」



…ヨネのスーツ姿だ!なんかホストみたいだな。



『アッ!ヨネ!今日オレ卒業式の後、結婚式することになった!』



「はぁー?マジ?オマエのとこはサプライズだらけだな。」



どうやらサプライズの使い方はちゃんと覚えたらしい(笑)。



『急にきまっちゃってさ。オレもバタバタだよ。』



「タケ。オレも行けたら行っていいか?」



『モチロン!!』



…お父さん身内だけって言ってたけど、いいよなマブダチだし...。



二人はエンジンをかけ、いつも通った山道を今日だけはゆっくりと走った...。



今日でこの通学で通ったこの道も最後かと思ったらさびしくて、



何かをなごり惜しむようにいろんな事を思い出しながら、ゆっくり走った...。



卒業式会場につくとすでにみんな集まっていた。



…ンッ!?誰かが手を振っている。



…ソイチだ。



ソイチといえばいつも一緒に補習を受けた仲間で、



このクラスワースト3といえばオレ、ヨネ、ソイチの3人で独占状態だった。



またこのソイチというのがとんでもない人間で、



オレとヨネが教室で補習のため先生が来るのを待っていると



ソイチから電話が来て、



「すまん、フィリピンの女が倒れたから代わりに代返(だいへん)しといて、じゃあ。」



なんて事を平気に言う。



…お前はバカか?



…補習は3人しかいないのに代返できるわけないだろうが。



そして先生がきて3人しかいない補習なのにナゼカ毎回出席を取る



「藤原!」



『ハイ!』



「ヨネ■■」



「ハイ。」



そしてソイチの番が来る!



…どうする?バレるに決まってんのに返事するのか?



…そりゃバカだよな。



…でも頼まれたからな。



「ソイチ。」



「………………ハイ。」



「じゃ今から補習を始めます!」



…なんでOKやねん!



…二人しかおらんやん!



…オイ!気付けよ!先生!



ツイ関西風のノリでツッコミをいれたくなってしまう先生だ。



でもそんな日はわざと生徒に質問する感じの補習にしてくる。



「じゃあここソイチわかるかね?」



「……………………。」



「ソイチいないのか?答えないと欠席にするぞ。」



先生はオレの方を見ている。



…えっ?オレが代返したからオレが答えなきゃいけない系?



『~だと思います。』



「じゃあここ藤原答えて。」



『~じゃないですかね』



…あー忙しい!こりゃわかっていながら楽しんでるとしか思えない!



…いじめだ。絶対いじめだ。



なんて事もあった!



また次の日の補習もソイチから電話がきて



「中国の女が困ってるから助けに行かなきゃいけん。また代返たのむ。オレが中国との愛のかけ橋なんだ。じゃよろしく」



なんてふざけた事を平気で言う。



…オマエホントバカだろう(笑)。



…愛のかけ橋だってお前が女にかけ橋したいだけだろ?



と思ったが今回も代返してあげることにした。



『なぁヨネまたソイチが代返してっていってんだけど、昨日オレやったから今日ヨネやってくんない?』



「エッーやだよー」



『オレもやだよ。だって昨日超先生にあてられたじゃん!しかもソイチの分まで』



「わかったよじゃあ今日はオレがやるよ。」



ヨネはあまり乗り気ではないようだ。



つーかこの状況で乗り気な人間なんて、まずいるわけないのだが...。



まったくもって先生も先生で何を考えているのかよくわからない。



今日も3人のうち2人しかいない補習!



誰でも見るだけで二人しか出席してない事をバカでもわかるのに、



なぜか毎回出席が始まる!



「藤原。」



『ハイっ!』



「ヨネ■■」



「ハーイ。」



…次はソイチの番だ。



「ソイチ」



「ハイ。」



ヨネが今日は返事をした。



「ハイ今日はソイチは欠席!」



…なんでやねん!



「先生なんでですか?」



まあいないのだから欠席なのはあたりまえなのだが、



じゃあなぜ昨日はOKだったのか気になって聞いてしまった。



「声のトーンがヨネ■■だとソイチに似てませんから欠席です。」



「『なんでやねん!』」



二人揃って先生にツッコミを入れてしまった!



『じゃあもう1度出席を取ってくださいよ』



「ソイチ」



「……………ハイッ。」



かなりソイチそっくりにしてオレが返事をしてみた。



「じゃ補習を始めます。」



…いいんかい!



…それでいいんかい!



…オレならいいんかい!



で結局、

「ここの問題をじゃあソイチ答えて」



…ヤッパリいっぱいあてるんだ...いじめだ。



…絶対いじめだ。



こんな感じでよくわからない先生だったが1番おもしろく、1番仲良くなった先生だった。



こんなバカげた事をさせた張本人がソイチ!



こんなやつだ。



こんな3人が一緒に補習を受けているんだから、どれだけ先生に迷惑をかけたかわからない...。




ソイチが駆け寄ってくる。



「オマエちゃんと卒業できたんか?」



オレよりバカなソイチには言われたくはないセリフだ。



『何言ってんだよ。ソイチが卒業できたのは、俺らの代返のおかげじゃん。』



「あれっ?そんな事あったっけ?」



…こいつ、すっとぼけやがって(笑)



『まぁ!ソイチお前が卒業出来てんだから、うちらは出来て当然だな』



「ヒッドイ!!」



みんな笑顔笑っている...。



…こいつらホントいい奴らだな。



…楽しい。ずっとみんなでつるんでいけたらな。



そう思った。



でもそううまくはいかない。



この式が終わればみんな就職した場所へ旅立っていく。



九州の方で就職した者。



ソイチみたいに地元が四国で四国で就職した者。



オレとヨネみたいに関東へ行く者。



東北の岩手で親の後を継ぐ者。



みんなうまいことバラけてしまった



だいたいみんな地元で就職する者が大半だ。



だから今までみたいに、



『今日暇だから走りいかねー?』



の電話の一言で、すぐみんなが集まることももうなくなるのだ...。



…もっとみんなと走っていたかったなぁ。



今までみんなで走りに行った事を走馬灯のように思い出していた。



卒業式も始まり会った事のない学園長先生が話している。



この手の話は苦手だか今日は寝ないで起きていた!



…今日で最後だしな最後くらいビシッとしてなきゃな。



先生の話も終盤の方になり、ふと隣を見ると、



オレの隣でソイチが首を、こっくりこっくりともう半分寝ていた!



…あいかわらずソイチの神経の、ず太さはハンパねーなー(笑)



『ヨネ...こいつ寝てんだけど』



「ソイチは絶対大物になるな(笑)」



二人は式中笑ってはいけない中下を見ながら、笑いを必死にこらえていた。




式も無事おわりお別れというか、みんな新しい旅立ちの時が来た...



「オイ!みんな集まれよ。記念に写真録ろうぜ!」



頭は悪いがみんなのリーダー的存在のソイチが言う。



「ハイチーズ! 」



【カシャ】



…楽しい4年間だったなあ。



一人で心細く船で来たのがついこないだのようだ。



そしてヨネと会い...



アカと知り合いになり...



いつしか3人はマブダチと言う切っては切れない堅い絆を持った仲間になり...



そして今日結婚する愛子とも出逢った。



そして今オレの周りを見渡すとこんなにも大切な友達がいっぱいいる...。



今なら大学に来てよかったと思える。



みんな卒業すれば離れ離れになってしまうが、



これだけは言える!



みんなが大好きだ!



でも男のオレがそんな事面と向かって言えるわけないので、



『みんな、ありがとな。』



そう伝えた...。



これでも結構恥ずかしかった。



みんなは照れくさそうに右手を挙げていた。



素直に気持ちを伝える行為ってハズカシイと言うか勇気がいるものだ!



オレもみんなに手を挙げて挨拶を済ますと足早に車に乗りこんだ...。




そう今日は式がもう1個控えている。



今までの式は卒業した全員が主役!



これからの式はオレと愛子だけが主役。



オレはエンジンをかけると指輪屋さんへ向かって走り出した。



…愛子もうちょっとまってろよ!



指輪屋さんで!



違う違う。



ホントはジュエリーショップ!



まぁそんな事はどうでもいい事(笑)



まぁ指輪を買う訳だから指輪屋さんということにしとこう...。



指輪屋さんで受け取った指輪はお互いに羽のマークが入っており、



2つ重ねると翼になるデザインだ。



いつでもそばにいれるようにと選んだデザイン...。



たいして高くはないがそれでも大学生のオレの中では頑張った方だと思う。



…うわー光ってるよ。喜んでくれるかな?



自然と笑みがこぼれる。



ちょっとウキウキした気分で愛子の家に向かった...。




【ピンポーン】



「はぁーい」



『オゥ!お待たせ。あれ?お父さんとお母さんは?』



「先行ったよ、向こうで打ち合わせがあるんだって。」



『ふーん。そっか。じゃあうちらもボチボチ行きますかねぇ。花嫁さん。』



「早く連れておいき!」



『アホか!それじゃ花嫁じゃなくて、女王様じゃんか。』



「あっそうだね(笑)」



『あははははは。』



二人はいつも通り仲良く車に乗り式場へ向かった!



…多分今日は忘れられない日になるんだろうな...。



…だって今日から二人で支え合って生きていく契約を神様にする日だから。



なんとなくだが、オレは愛子とメールしかしてない、まだ逢う前の頃から、



…この人と結婚するんじゃないかな?



そう思っていた!



運命!!!



これが!



こういうのが運命なんだ!と実感したらちょっと胸が熱くなった。



『愛子。ここかな?』



地図を片手にやってきた教会というか式場は想像してたものよりはるかに立派な物だった。



「ずいぶん大きくない?」



『やっぱそう思うよな?オレもそう思った。』



神聖な式場の駐車場に爆音の180SX!



これはかなりのミスマッチ!



多分オレに花束にタメ線くらいミスマッチかもしれない...。



ミスマッチと言うより場違いって感じかな?



「ねぇねぇ。あいたんここでウェディングドレス着るんだね。」



『そうだな。早く見てみたいもんだな...。』



「ちょっとぉ、ちゃんとそう思ってるの?なんか上の空じゃない?」



『そんな事ないし!』



…さすが鋭い!



手を繋いで式場に入ったはいいが、



なんとも言えないこの神聖な雰囲気に場の空気ごとのまれそうになっていて、



あまり愛子の話を聞いていなかった。



…さすがだな。愛子は読心術でもやってんのか?



「愛子ー。たけー。こっちこっちー。」



お父さんが忙しそうに走ってくる。



ものすごく笑顔だが、なんだか少しさびしそうな気がした...。



『たけはこっちで愛子は向こう。着付けしてくれる人がいるから着替えておいで。』



そう言うとお父さんは愛子を引っ張り連れていてしまった。



『じゃあ愛子後でな。』



「はーーい。」



二人は、別々の部屋で着替える。



…こんなんでいいのかな?



なんだか蝶ネクタイなんて初めてだ。



Yシャツも襟が変な感じだ。



…これがタキシードってやつなのか?



着たことのない洋装に戸惑いを感じていた。



しかし全身鏡の前で立ってみるとそれなりに様になっている。



…オーまぁまぁだな。



自分の格好に酔いしれていると



「新郎さん。花嫁さんの用意が出来ましたよ。」



…どれどれ愛子のウェディング姿でも見てやるかな?



オレはタキシードを来て手には白い手袋を持ったまま、



愛子が着付けをしてる部屋に向かった...。



…ガチャガチャ...。



「あっ!たけたん。こんなんなった。えへっ。

どう?...」



固まってしまった...。



…ビックリだ...。



…綺麗すぎる...。



…こんなにも綺麗に変わるもんなのか?



思わず生ツバをのんでしまった。



あまりに綺麗な姿に惚れ直してしまいそうだ



『めちゃめちゃキレイだ...。』



本音の気持ちだった。



「ウフッ。ありがとう。」



『じゃあ愛子いこうか?』



手を差し出すとその手をギュッと握り衣装台から立ち上がった。



「うん!」



二人は手を取り合ったまま式場にまで向かった。



…神様!オレだけこんな幸せでいいんでしょうか?



今のオレは幸せな気分がいっぱいで、



この気持ちをみんなに分けてあげたい気持ちでいっぱいだった...。



…愛子オマエが泣いていたらいつもその涙をふいてやる...。



…愛子オマエが悲しそうにしていたら、

悲しいのを忘れるくらいの笑顔を持ってきてやる...。



…これからの人生!全部オマエのために生きてやるー!



…ずっーと!



…ずっーーーと!



…愛子だけが大好きだー!



そう歩きながら熱い想いを胸の中で叫んでいた!



熱く想っていたら、いつの間にか手もギュッーーと強く握っていた。



そうこうしてるうちに二人は入口の扉まできた。



この教会は外から扉を開けてなかに歩いていく感じの建物の創り!



大きな扉がうちら二人の前にヌリカベのように立っている!



『ふぅーー』



深呼吸をし愛子に声をかけた。



『さぁ、行くか?』




「ちょっとまってたけたん。たけたんずっと愛子の側にいてくれる...?」



『当たり前じゃんか!何があってもずっと一緒にいるさ。』



「よかったぁ。」



愛子は両手を組み合わせ何かお願い事をしているようだ...。



『どうした?』



「今ね、神様にお礼をしてた。

愛子は運命の人に出逢えて今こんなに幸せです。愛子だけを見てくれる素敵な旦那様に巡り逢えました!

神様ありがとうって...。」



…愛子...。



もうすべてが愛おしかった!



『愛子、晴れの日も、雨の日も、いつでも愛子だけが大好きだ。

いつでも一緒にいような。

そして世界一幸せな家族になろう。

オレが一生守ってやるからな!』



ガラにもないセリフを言ってしまった。



でも今素直な気持ちを伝えたくてしょうがなかった!



そのくらい愛子が好きだって思いをぶつけたかったのだ。



「たけたぁーーーん。」



『オイ!まだ式始まってないんだから泣くなよ(笑)』



「うん。大丈夫。!」



『じゃあ行くか!』



「うん(涙)」



まだ沈まぬ太陽の祝福を背中越しにサンサンと浴びならがら、



二人は扉の取っ手を持ち二人の未来に向けて、一緒に扉を開けた...。




こんなにゆっくり歩いたことはあるだろうか?



オレと愛子は大きな教会の中をまっすぐ前にのびている赤い絨毯の上を



ゆっくり



ゆっくり



1歩ずつこの瞬間を噛み締めながら歩いた。



左右に200席くらい座れる席はあるが座っているのは先頭の椅子に愛子のお父さんとお母さんだけだ...。



そして神様への契約は始まった...。



聖書にのっとり二人で誓いもした。



聖書にのっとり誓いのキスもした。



聖書にのっとり指輪交換もした。



愛子はオレが指輪を買ってきてることにビックリしていた。



「これで誓いの儀式は終了です。」



そう牧師さんに言われ振り返ると、



お母さんと共に普段決して泣くことのない、お父さんが涙をいっぱいこぼしていた...。



…お父さん今まで愛子を育ててくれてありがとうございます。



…これからは僕がお父さんの大事に育てた愛子を一生懸命守っていきますから...。



そう心の中で言いながら頭を下げた...。



お父さんも目を真っ赤にしながら頭を下げた...。



…たけ!愛子を頼んだよ。



そういっているような顔をしていた...。



…お父さん...。



涙が頬を伝うのがわかった。



…ダメだ下を向いちゃ、オレはこれから一家の大黒柱になるんだから。



…前を見なきゃ。



そう思っていると愛子がギュッと手を握ってくる



愛子も涙でいっぱいだ。



…そっかぁ愛子も同じ気持ちなんだな。



オレは愛子の手をさらに強く握り返し、



歩いて来た赤い絨毯の上をまたゆっくりゆっくりと後ろを振り返らず戻り始めた...。



そして二人でまた扉を開けた。



…んっ!眩しい!



それは沈み始めた太陽の光ではないもっと意外な光景が目に入って来た!





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