転.説得
久里の家の中……。
「ふざけるなァお前ェ! どうして車を買ったんだァァ! 理由を言えッ!」
2人は久里の父親に説教されていた。
久里の父親は車を買った理由を言えと迫る。
「とぉちゃん、この人は三好亜久さんと言う人やけど、うちは亜久さんの影響でドリフトがしとうなった。それのためには車が必要だった。だからうちは亜久さんがお姉さんから貰ったお金を借りて、車を買った……」
その理由を、車を買うまで経路で久里は答える。
「ドリフトだとォ!? どうしてうちの娘がドリフトの影響で車を買ったんだァ! ドリフトはなァ、道路を汚くする最悪の行為やァ! そして自殺行為でもあるッッッ!!」
その理由を久里がドリフトと言うと、ドリフトで買った理由も許せず、さらにはドリフトを「道路を汚くする最悪の行為」「自殺行為」だと言った。
「自殺行為と言うなァ! ドリフトは自殺行為やない、ゲームやッッ!」
父が自殺行為と言うと、娘の久里が反論する。
「なんやとォォ! ドリフトは自殺行為やァァァァーーーーッ!」
娘の反論に父も黙ってられない。
これだったら親子喧嘩が始まりそうだ。
「久里ィ! 久里の父さんッ! 落ち着いて!」
喧嘩しそうになった2人を亜久は止める。
「お父さん、どれだけ車を嫌うんですか。車嫌いになった理由を教えてください」
なぜ車を嫌うのか、その理由を亜久は聞きだす。
「嫌いになった理由か━━。実はわし、走り屋をやっていた弟がいた……」
理由を聞かれると走り屋をやっていた弟(久里の叔父)の話を始めた……。
「その弟は事故で死んだ……。それ以降、わしは車を人殺しの道具だと思って、車を恨んだ」
しかし、弟は事故で亡くなり、そのことがきっかけで車嫌いになった。
「そうですか……。けど、車は人殺しの道具ではありません。車は人間の友だちです、友だちをどう思うんですか!」
車は人殺しの道具ではなく、人間の最大の友だちだと亜久は言う。
「父さん、娘さんが車買ったことを認めてください。娘さんはドリフトをしたいんです。娘さんに経験を作ったほうがいいですよ」
久里が車を買うことを許してほしいと亜久は説得する。
「でも……久里がァ……ッ!」
父にとって娘が心配だ。
娘は命より大切なもの、それをなくすわけに行かない。
「ドリフトは危険なスポーツです。私も何回かケガしましたが、死ぬ所には行きませんでした。
でも楽しいです。怖いと感じたことはありません」
ドリフトは危険なスポーツだ。下手をすると、死ぬことがある。
亜久はケガしたことをあるが、怖いと感じた怖いはなく、楽しいと思っている。
「うちは死にたいからしたいわけじゃない、楽しさとスリル、そして興奮を感じたり、新たな趣味としてやりたいんやッ! だから車を買ったこと」
死にたいという理由でドリフトするわけじゃないんだ、楽しみたいし新たな趣味としてやりたいと久里も説得した。
「くッ……くく……お前たちがそんなに言うなら、買うことを認めてやるで……。ただし、し……死んだら保障せえへんッ!」
亜久たちの熱い説得に、久里の父は涙を流しながら応じた。
「大丈夫です、娘さんは死なないと思います。娘さんは私より上手くなっています、絶対死なないと思います」
もし死んだら保証しないと言った久里の父に、亜久は久里が事故死しないと思っていると言う。
「とぉちゃん、亜久さん、うちは死なないで。死なずに生きてやるわ……」
2人に絶対生きてやると久里は宣言する。
「久里ィ……!」
それに泣きながら、久里の父は久里に抱きついた。
こうして亜久たちの説得の夜は終わった。
ただいま投稿しました。
明日、結を投稿するのですが、これは「1日で投稿しなきゃいけない」というプレッシャーがかかりそうだと思って、大変になるかもしれません。
でも、絶対投稿します! 必ず投稿します! 必ず明日投稿するから待ってください。