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神殿から出た俺達は近くに居た人に
事情を尋ねる事にした
「すいません!何が、あったんですか?」
「ああ!神殿内で行われていたタッグ選定は
既に終わっていたんですね‥
実は国が管理する監察衛星でも
確認が出来なかった侵略者達が
こちらに攻め込んで来たんです
現場に居たタッグ達が対応したんですけれど
何名か侵略者によって‥死にました」
「‥そんな‥」
俺達が選定をしている間にも
侵略者達が訪れていたみたいだ
俺達が近くにいた人に事情を聴いていたら
「渡来!それに他の奴らも!!」
市川先生が俺達に気付いて俺達の所にと来てくれる
「先生‥朝に監察衛星が確認した侵略者の方は?」
「そっちは来てない‥影野は?」
「‥神殿の中の死体の山‥その‥どれかに居る筈だ
あんた‥こうなるって知ってたのか?
‥だからこそ、俺に
"お前は大丈夫だ"とか言ったのか?」
「‥すまない‥だが‥
お前達しか残らないとは思ってもいなかったんだ
実力のない奴は神の審判により
死が選定される時もある
だが‥まさか8名しか残らないとはな‥
400ぐらいの人が‥儀式に参加した
実力のある奴も何名か居た
それなのに一体、何があったんだ?」
「分からない‥だが俺のスキルで
神殿内は正確に記憶している
だから誰も入らせないで閉ざして欲しい」
「分かった‥お前の[認識王]だな
兎に角‥神殿は俺が責任を持って誰も入らせない
突然の侵略者の来訪で負傷した奴らも多い
タッグになったばかりで悪いが
お前達に対応を頼めるか?」
「勿論だ‥その為にタッグになったんだからな」
そう言い俺達は空を見上げる
監察衛星が確認した侵略者達が
こちらに来訪するまで‥残り僅か‥




