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全員が神像の前で1人ずつ順番に
自己紹介を始め出した
「まずは俺から
高等部1年で低学年側の生徒会長を勤めている
天宮 武蔵だ‥同じ1年なら知っているように
[名声王]のスキルがある
神によるタッグ決定リストによればアタッカーだ」
「高等部1年の渡来 隼人
武蔵のサポーターに選ばれたみたいで
[神官]の天賦を持ってます」
「私は高等部3年で高学年側の生徒会長をしている
月城 彰良だ
[軍師]の天賦を持つ
そのリストによればアタッカーだな」
「‥高等部2年‥生徒会長‥書記‥
御影 忍‥[隠密王]‥サポーターみたい
よろしく」
「女性は私達だけですかね‥
神戸 由依です‥高等部3年
天賦は[召喚術王]で
リストではアタッカーみたいです
よろしくお願いしますね」
「えっと‥高等部2年で低学年側の副会長をしてます
姫路 朱音で
天賦は[賢者王]
サポーターみたいです‥よろしくお願いします」
俺に自己紹介の順番が巡ってきた
「‥渡来 優哉‥高等部の1年です
スキルは[創造]があり
‥アタッカーのようです‥よろしくお願いします」
「‥?渡来と言えば
先程の1年も渡来ではなかったか?」
そう尋ねたのは3年の生徒会長の月城さんだ
「僕と優は双子なんです」
「そうなのか」
「質問は終わったか?
じゃあ最後は俺だな‥新堂 龍鬼だ
天賦に[格闘家]を持っている
優哉のサポーターだ」
「‥これで全員みたいだな‥にしても‥戦う側には
知る人も多かったんだが‥君だけは知らなかったな
渡来 優哉くん」
「‥それについては目立つのが嫌いだったと
思っていてくれませんか?」
「あれ?兄さん‥眼鏡は?」
「壊れたみたいなんだ‥特に今の状況では
不便はないし大丈夫だろう」
「まぁ‥そうだけどさ‥」
「?壊れた?私の眼鏡は壊れなかったんだが
少し貸して貰っても良いか?」
そう言い月城さんが俺に壊れた眼鏡を
渡すように言われたので差し出した
「‥神戸‥申し訳ないが
スキルの[鑑定王]で
鑑定して貰えるだろうか?」
「?どうしたんですか‥別に構わないですけれど‥
普通の眼鏡にしか見えないんですけど‥
えっと‥鑑定した結果ですと
少し視力を下げるレンズと
外部から少し魔力を防ぐレンズが
組み込まれてますね
眼鏡は貴方のスキルの[創造]で
作った物ですか?」
「ええ‥そうです」
「兄さんは昔から人よりも
見えやすいんです
儀式の時に壊れたんだよね?」
「ああ‥呪文の途中にな
けれど、その後も何も見えなかった
外部からの魔力で破壊された訳じゃない」
「つまり内部‥此処に死んだ者の中が
何かを起こした可能性が高いのか‥」
「それとも私達の中に居るかもしれない
‥だろう?渡来優哉くん」
「ええ、そうです
俺のスキルで先程は言えませんでしたが
[創造]の他に[認識王]があります
まずは空から来る侵略者達を処理しませんか?
後で俺が神殿内を再現した図面を書きます」
「忍‥ 確認だが
[認識王]で再現される図は
虚偽できないという事も含まれていたな?」
「‥ うん‥彼は神殿内で見た物を
そのまま再現する事しか出来ないし描けない」
「分かった‥私は構わない
兎に角、今は空から来る侵略者達を対処しよう
それにしても‥外の者達は
終わった事を知らないのか?
普通は儀式が終わったら扉は開いて
先生達か事務員達が来る筈なんだが‥」
「本当ですね‥何かあったのかもしれません
儀式中はサイレン音も消されてますから
とりあえず外に出て確認してみましょう」
「ですね‥では全員で
外に出ましょう‥でも、その前に‥この神殿内を
[認識王]で記憶しておきます」
「分かった‥待とう」
俺は血の海になっている神殿の地面に
手のひらを乗せ神殿内を正確に記憶した
記憶する物のズレや違いすらも俺には許されない
正確に記憶して俺は皆に合図をして
全員一緒に外にと出た
ーーしかし
外に出て見た光景も悲惨であった
何故なら一部の人を除いた人達が死んでいたからだ
果たして俺達が儀式の際に何があったんだろうか?
そんな疑問が浮かびながら
俺達は近くの人達に話を聞くのであった‥




