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午後の授業も終わり放課後に俺達は
俺達の部屋で勉強道具を持って集まっていた
最初は誠の部屋にしようかとも考えたのだが
良く考えれば龍鬼や隼人も同じ部屋だから
こちらに来て貰う方が早いとなったのだ
俺の部屋のメンバーは初等部の頃と変わらず
司、天宮、龍鬼、隼人である
数年前ぐらいに同じメンバーというのに見飽きたので
部屋を変えた事もあったのだが
別部屋に変えた時に不便さを感じてからは
同じ部屋となっている
「お邪魔します‥それにしても
部屋まで一緒とか本当に仲良しだね」
「別部屋でも良いんだけど居なかったらで寂しいし
こんな風に勉強する時に行くのが面倒な時あるからさ‥
結局‥今の形に落ち着いた形だよね」
「‥で、まずは誠の得意教科からだな
俺は国語が得意で理科は苦手だ」
「龍鬼さんは国語が得意なんですね
‥俺は数学が得意で英語が苦手かも」
「じゃあ隼人で良かったな」
「僕の得意なのは英語と国語だからね」
「優哉は?」
「俺は数学と理科かな‥司は全般的に得意」
「凄いね」
「‥教えるのは向いてないらしいがな」
「さっきも言ってだけど‥そこまでなの?」
「数学が得意ならいけるかもな
1度だけ司から教わるか?」
「兄さん‥やめといた方が良いって
僕は1度も司さんから教わった事を理解した事ないよ」
「俺もだ‥てか何で優哉は理解するんだよ‥アレで」
「2人も司さんから教わってた事あるんだね」
「ああ‥昔にな‥良く集まって勉強したんだが‥
司から教わって理解してるの優哉しか見たことねぇ」
「あれ‥って事は‥生徒会長の天宮さんも
司さんの方法で理解してないって事じゃ‥
実は優哉って頭いいんじゃないの?」
「兄さんは国語とかの文章問題で
問題を深読みしてダメなだけだからね
だから数学とか答えが必ず決まってるのが得意なんだ
本当は‥もっと点取れるだろうに
先生の裏を読みすぎなんだよ」
「ああ‥問題を深読みしすぎて
別の答えを書いてしまうタイプなんだね」
「普通は疑うだろ?」
「素直に解いたら良いのに」
「別に良いだろ‥さ、勉強だ勉強
まぁ1度だけ司の勉強を聴くか?誠」
「うん‥とりあえずね
駄目そうなら隼人さんに教わるよ」
「いつでも聴いて良いから
早めに言ってね誠さん」
「だな」
誠は隼人や龍鬼に心配されながらも
俺と一緒に司から勉強を教わる為に
ノートを開くのであった‥




