勇者?優者?
精霊界
それは勇者に伝説の剣を授けた精霊王がいる僕の世界とは違う場所にあると言われている。
精霊界は存在すら怪しく初代勇者が持ち帰ってきた聖剣以外つながりがないと言われているがその聖剣もついには偽物だったらしい
だから精霊界の存在を示す証拠は何一つなくなったって聞いたけどなんで僕はその精霊界にいるんだ。
「ついてきてください」
ホワイトは僕をどこに連れて行く気だろう?
「ホワイト僕をどこに連れて行く気なの?」
「女王の元です」
「女王?」
「はい女王です」
一区切りおいてからホワイトはすごいことを言った。
「ちなみに僕も真名はあります」
「本当の名前があるってこと?」
「はいですがこの名前は基本とある事情でしか使いません。」
「ホワイト君は言ったい」
気づくのが遅かったがホワイトの喋り方が真面目になっていることに気づいた。
すると周りの木よかは一回りどころではないぐらい大きな大木、天に届くくらいの大木いや神木があった。
「女王様もどりました。」
ホワイトが声をかけると同時に木が開いて中に続く階段が露わになる。
「グロート様こっちです」
案内されるがままに木の階段を登る
すると開けた間があってそこに美しい女の人がいた。
「あなたが優者ですね」
「僕が勇者?」
「いえ、優者です」
「だから勇者?」
「ふん?」
「ふん?」
この人は何を言ってるんだ僕が勇者?
「だから優者ですよね?」
「僕が勇者なわけないじゃないですか」
「優者じゃないんですか?」
「えっ?」
「えっ?」
僕が勇者なわけないじゃないですか。