迫害
僕は家族、村人にいじめられてた、いや迫害されていた。
「おい恥さらしがなんでこのトイレ使ってんだ。」
「僕はこのトイレ以外つかっちゃいけないって言われていて」
「そんなこと言ってるんじゃなくてなんで底辺のお前がトイレ使ってることだよ」
「そんなー」
「外でしとけ」
これが僕のお兄さん、グロート
そんな僕はクロスロード・クロードと兄の名前を少しいじった感じだ。
僕はこの村ゴホード村の一帯を治めるクロスロード家の次男、
当主クロスロード・オーディンはこのイシュタルダ王国の英雄であった。
かつて王国を襲おった大厄災それを救ったのが僕の父さん
「クロードよお前を追放する」
「なんでですか僕はちゃんと」
「ちゃんとだとふざけるなこの恥さらしが」
「そんな僕はまだやれます」
「出でゆけ」
「父様」
「早く出てゆけもう二度と父様と呼ぶな」
父に怒鳴られて走って自室に走る。
急いで荷物をまとめた。
「さようなら」
兄様は嫌みったらしく
「もう二度と顔を見せるなよ」
家族に見捨てられても涙も出なった。
僕は家族に何も期待していなかったのかもしれない
街まで出たが
「おい貴族の恥さらし」
こいつはカイザー、村一番のガキ大将
「ついに追い出されたかオール1」
「僕はもう負けないぞ」
泣きじゃくって
「これまで一度も勝ったことないだろ」
「やらなきゃわからないじゃないか」
「じゃあかかってこいよ」
煽ってくるカイザー
勇気を振り絞って思いっきり殴りかかるしかしカイザーの拳で吹き飛ぶ
「この村から出ていけ」
声はすごく冷たかった。
またもや僕は逃げてしまった。
「ここにいちゃだめだもっと遠くへ」