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ハーフバンパイア

イリスが覚醒? します

「痛い、痛いよッ お姉ちゃん辞めて!」


「ハッ! 私は、何をやっていたの!」


そう言ってイリスから離れた。


「お姉ちゃんっていったい何者なんですか…」


カゲコは本当のことを言うか、言わないかとても迷っていた。


「………」


「なんとか言ってよ! お姉ちゃん!」


「私は…」


カゲコは、深呼吸してイリスに言った。


「私は…吸血鬼よ」


カゲコは真実を言うことにした


「吸血鬼…私のことを助けた人が吸血鬼…」


イリスは相当ショックだったようだ。


(やっぱり言うべきでは、なかったかな…)


そして、イリスが落ち着付くのを待って、カゲコは大切なことをイリスに伝えた。


「イリス、もしかするとあなたは…吸血鬼になっているかもしれないの…」


イリスは、小さい声で。


「そうですか…」


「ごめんなさい…私がきちんと自分のことを制御できていれば…こんなことにはならなかったのに」


するとイリスは


「良いですもう…けれどまた血が必要になったらきちんと言って下さいよ」


「イリスは私のことを許してくれるの…」 


「当たり前じゃないですか。あなたは私のご主人様なんですから… でも秘密にしていること位、私に教えてほしかったです。」


「…イリスは優しいのね…」


「これくらい奴隷として当たり前です。」


「フフッ、面白いことを言うわね。 そういえばあなたのステータス、見ていないわね、見せてくれる。」 


イリスは少し嬉しそうに微笑みながら“ステータスオープン„と言った。



______________

名前 イリス フラット

年齢 12

種族 吸血鬼(ハーフ)

LV4


HP 65

MP 49

攻撃力 39

守備力 37

すばやさ 48

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

スキル

掃除LV4 料理LV3 氷魔法LV1

ハーフバンパイア

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「すごいです!前までのステータスより高くなりました!」


「そうなの! 

とっても良かったじゃない!」


すると、カゲコはふと思ったことをイリスに言った


「ねえこの“ハーフバンパイア„ってどんなスキルか調べて見て」


「解りましたお姉ちゃん!」


言ってイリスはスキルをタップした。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ハーフバンパイア 全てのステータスを

+20する。この効果は常に発動している。

日の光に当たってもダメージを受けない。

血を、飲む必要が無い。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「このスキルのお陰で私のステータスが上がったんですね!」


「しかも私みたいに血を飲む必要が無いみたいね!」


「そういえば、このあとどうするんですか?お姉ちゃん」


カゲコは辺りを見わたした。


「そういえばもうそろそろ夜ね… そういえばイリスは夜眠たくなるの?」


カゲコは、ふと思ったことを、言った。


「さあ? 夜にならないと解りません。」


「ちなみに私は、眠らなくても大して問題は、無いわ」


「そういえばお姉ちゃん、お腹減って無い?」


「そういえば結構お腹減ってたんだった。 あなたを助ける事に集中してたから忘れてたわ!」


「フフッ、じゃあご飯にするとしましょうお姉ちゃん♪」


「じゃあご飯の材料は、山賊の洞窟から探して来ることにしましょう」


そう言ってカゲコは洞窟の中を探していたが、食べられる物は余り無く沢山あった干し肉を食べることにした。


ちなみにイリスは眠らなくても大丈夫だった…







次は2日後に投稿します。

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