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はじめての戦い

カゲコは、1時間ほど空を飛んで近くにあった森に降りて休憩していた。


“ぐぅー„


(お腹減ったな、食べる物もってくれば、良かったかな? まあ森の中だし何か食べる物くらいのあるでしょ。)


しばらく森の中を散策していると。


(後ろに何かいる!)


とっさに後ろをむくと、そこには…



3匹の灰色の狼が距離をおいて、ゆっくりとカゲコのほうに歩いて来ていた。


(野生で初めて会った敵が狼… いくらステータスが高くても勝てる自信が無いな。

しかも相手は私の事を食べ物と思っているから、逃がす気は無さそうだな…)


灰色の狼たちは、カゲコのことを警戒しながらゆっくりと、近づいてきた。


(軽く牽制するために、石でも投げてみよう)


カゲコは近くにあった石を手に取ると、一番近くにいた狼に投げた。

すると石は…


「ヒュン」


「あ………」


石はものすごい速度で狼に向かって飛んでいった…


そして石は狼の頭に直撃して…


絶命した。


(そうだった…ステータスが高いことを忘れていた。)


そして狼たちは一目散に逃げていった。


(お腹減ったな…どうしよう)


カゲコはおもむろに絶命した狼に目を向けた。


(狼って食べられるのかな。 あまり美味しくなさそうだけど…)


カゲコはかなりお腹がへっていた。 

なぜなら朝ご飯も昼ご飯も全く食べないで、さらにもう午後の3時に差し掛かろうとしていたからである。


(仕方がない… 焼いて食べてみるか、狼の肉を)


カゲコは、火を想像しながら手に魔力を集めた。


(城では、詠唱なんて恥ずかしいことをさせられたけど、正直にいってこっちのほうが楽でいいのに何で教えなかったのかな…)


その時カゲコは気付いていなかった。魔法は普通、詠唱しないと魔法は発動しないということを

それをやってのけるのは、カゲコだけだと


火の魔法、ファイアボールを木の枝に向かって撃って焚き火を作った。


そして狼の肉をそこら辺に落ちていた枝にさして焼いた。


20分ほど焼いて良さそう狼の肉がきちんと焼けたのを確認して近くにあった狼の肉の串焼き?を手に取った。


「いただきます!さて狼の肉は、美味しいのかな?」


カゲコは一口食べてみた。

獣臭く、血の味が口に広がった


「マッズーーい、 これ絶対人が食べる物じゃない」


そう言って、焼いていた狼の肉を焚き火に向かって投げ入れた。


(もう絶対に狼の肉は、食べない‼)


そしてこの森には、食べれる物はないと思ったカゲコはお腹が減ったまま森を出て行くことにした。


すると近くで人のような気配がした。


(まさか! こんな近くに人がいたなんて!

早く気づいていれば狼の肉なんてマッズい物、食べなくて済んだのに…)


そしてカゲコは人のような気配がする方向に向かうのだっだ…







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