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失踪

(確か吸血鬼は霧になれるらしいって書いてあったから試しにちょっとなってみよう)


以外にも霧になって移動は簡単にできた。


(これで私が吸血鬼ということが分かっても逃げることができる。)


そしてカゲコは、霧になり城にある図書室に行き、魔法や、スキル等のことを調べた。  


(知りたいことも調べられたし、読んでみたい本も見つかったから怪しまれないうちに早く部屋に戻ろう。)


その時いきなりドアが開いた。

そして開けてきた、甲冑を着ている人とはちあわせした。


「ギャーーーー」

その時、霧の姿だったのが、人間の姿になってしまった。


(どうしよう、逃げる、戦う? いやこいつと戦って勝てるのか?)


すると、甲冑を着ている人は、何も言わずブロードソードを抜いて、切りかかって来たのだ。


(切りかかって来た!!こうなれば、戦ってやる‼)


カゲコは、近くにあった飾り用のショートソードを取って構えた。


(この剣、以外に軽いな。もっと重いかと思ったのに…)


カゲコは、切りかかってきた剣を回避すると、力一杯剣を、横に振った。

すると、


ミシ パキン 図書室にそんな音が響いた。


(確かに斬れたけど…)



(10cm位、切れただけじゃ意味がない‼ しかも折れたし!)


だが、甲冑を着た人は切りかかってくる。すると、とても良い考えが思いついた。

 

(頭の甲冑を取って中にいる人を気絶させれば…でも、近ずいて切られるかも。)


そう考えるてると甲冑を着た人は、また切りかかって来た。


(こうなれば女は度胸だ!やってやる)


カゲコは甲冑を着た人に近ずいて隙をうかがった。


(いまだ!)


その瞬間、霧になって、飛んで頭の甲冑を取った。

しかし…


(まさかの中に人いなかった!これ何かの魔物?!)


だが、何故か頭の上で霧になっている、カゲコに気付かず周りを見て、そのまま図書室をでていってしまった。


(もしかしてあの甲冑の魔物?頭悪いのかな?

まあ、そのお陰で逃げきれたんだけど…本気でこの状況どうしよう。)


そこには、ぼろぼろになった、本や、棚があった。


(どうしよう、私嘘つくの苦手で、簡単に何かの拍子にバレることもありそうだし気を緩めたときに言ってしまう気がする…

しかも、さっき大声で叫んじゃったから…声でばれる可能性もあるな…)


数分間考え、カゲコは“拐われた„ことにして、城から逃げることにした。


(そうとなれば、自分の部屋に帰って支度して…そうだ!図書室から魔法の本を数冊もらっていこう。)


カゲコは近くにあった、それぞれの属性魔法の本を取って、図書室から出て行った。

そして部屋に行くと、渡された服や、お金になりそうな燭台などを毛布に包んだ。


(目撃者とかもいないと、怪しまれるな… よし!逃げるときは、出来るだけ人目のある、ルートを通るとしよう。)


カゲコは、着替えの中になぜかあったフードがついているローブと、部屋の近くにあった飾りの仮面を取るとそれをつけた。


(これで私が誰だか分かならないはずだ。あとは毛布の中にある物を出来るだけ人の、形にして…)


数分後、ローブを着て、仮面を被っているまさに“不審者„のような姿の

カゲコがいた。


(あとは、ダミーの毛布をもって…本が10冊位あるのに、以外に軽いんじゃん)


実は軽いと思ってるのはステータスのお陰でとは、知らないカゲコだった…


(さようなら葵。他のクラスメートは…特に思い出は無いけど、元気でね…)


そう心の中で言うと空を飛び西へ向かって飛んで行った…

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄














 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「何だ!あの空を飛んでいるやつは!」


「何か抱えながら、飛んでいるぞ」


「早く、騎士団を呼べ‼」


(これで目撃者ができた。)


カゲコは口元がほころんだ。


(さてと、王都?から出ていって、他の街とか都に向かうとしよう…)


そう思い一度、誰もいない森に降りて休もうとするカゲコだった。



 






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