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出発準備

ギルドの受付の人とイリスに呆れられながらもカゲコは、ここから40キロ程離れた“ヘウーカ領„へ向かう事にした


「お姉ちゃん村とかが近くに無かった時、野宿とかどうするの?」


隣にいるイリスがカゲコに聞いてきた


「…野宿…

ごめん私やり方とかわかんない…」


カゲコは申し訳なさそうにイリスに伝えた

イリスはため息をついて、何か少し考えるとカゲコに2個提案した


1つ目は、他の冒険者と一緒に、または途中まで行くという選択肢だ

しかし、吸血鬼という事がばれる可能性が十分ある


2つ目は自分達で野宿をする

これだと、吸血鬼という事はばれないが夜周りをで監視をしないといけなくなり

さらに盗賊等のならず者に襲われる可能性が高くなってしまうというデメリットがある


カゲコは少し考え込んだ


「…うん、イリス

野宿をする事にするわ」


イリスはそれにうなずき


「わかった。じゃあ、保存食とか買わないといけないね」


その言葉にカゲコは少し冷や汗を流しながら、申し訳なさそうに


「…イリス、今全然お金無いわよ

持っている物は非常時に売ったりしたいから売りたくないから

今持っている全部のお金を使えばどうにかなるかもしれないけど…

だから、食べ物を現地調達というか、猟をしながらじゃあ無理かな?」


その言葉にイリスはさらにあきれながら


「…できなくは無いけど、美味しさは保証できないし、捌き方もわからないのも結構あるからきついよ、多分…」


その話を聞いたカゲコは諦めたように


「はぁぁ…仕方がない、今持っているお金の3分の1を使って保存食を買って、猟ができる時は猟をしながら向かうしか無いわね…」


そう言ってギルドを出て、市場等がある方向へ歩き出した









結果イリス等に値切ってもらい、干し肉や、乾パンのような物を2日分買い、カゲコ達は街を出てヘウーカ領へ向かった







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