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閑話 夜は生きるもの全てに訪れる

あひぃーん

私が8才の頃だろうか独りで生きていくために、あらゆることに手を染める前のことだった。


私が産まれるよりも前から続く戦いに人生を狂わせた。


全てを憎み全てを壊したいと思っていた。


あらゆる苦痛や苦しみから解放されたかったし、そうしてやろうと思っていた。


手にはポタポタとドス黒い血が流れる。


こいつが悪いのだと私は悪くないと・・初めて生きる者の命を狩りとった瞬間でした。


壊れるよりも先に狂気が訪れ、小さな私にとっては心を凍らせるには十分でした。


気がつけば剣を手にし強大になっていく魔力を感じながら傭兵になっていたのである。


そんな私の前に来たのは一人の男だった。


血まみれのなんて名前がついていた私の前に来る男なんて録でもないやつしか居なかったが、こいつは他と違ったのだな。


いつしか、この男に背を任せて幾度もの戦闘をしていくうちに、ある程度の信用はしていたのかもしれない。


あるとき精神汚染する魔物が現れ味方同士が殺し合いをし始めるのです。


信じかけていた男に殺されそうになると私は、その男の胸に剣を突き立てた。


「ありがとう」


それが、その男の最後の言葉。


涙が止まらなかった。


名前も知らない男だったが私は初めて愛していた男だと、そのときに気づき剣も効かない相手なのに夢中で剣を振り回した。


すると剣が光輝き空気のような存在である敵を切り裂き消えていく。


その力はギフトと呼ばれる誰もが持つかもしれないと言われる神様からの贈り物と呼ばれている力。


私のギフトは女神の希望ヴァルキュリアと言われる力でした。


その力を持ち私は、いつの日か勇者や聖女と呼ばれるようになったのである。


「貴様なんのつもりだルドワール」


「うなされてたからって今回は、たまに嬉しそうな顔をしてたかな涙も流していたし」


「夢などいちいち覚えてないわ!」


こうして1日が始まるのでした。

ぼへぶっ!

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