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【番外編完結】他力本願英雄  作者: 寒天
光と闇の進化
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人物設定 三つ巴の戦い編

名前:レオンハート・シュバルツ

年齢:18歳

性別:男

肩書:吸血鬼化サンプル、神造英雄(※1)

所持スキル(追加分):神の裁き(※2)、六感強化(※3)、吸血鬼モード深化(※4)

固有装備:リリス式魔法刀、魔道書複数

簡単な紹介

人からも化け物からも狙われている主人公。その実力は準英雄級と呼ばれる『人の限界値』へと至っているのだが、本人はそれを自覚していない。

吸血鬼ミハイとの戦闘の最中に再び血を受け、更に吸血鬼としての力が増してしまう。その際、魂にダメージを負ったことで未知の力が発動した。しかし本人はそのことを全く覚えておらず、何があったのかよくわからないけどまあいいかと、思考を歪められているように気にしていない。


※1:詳細不明であるが、太古の時代から生きている吸血王は何かを知っているらしい。

※2:物凄い光の魔力を矢の形状にして放つ大技。その威力は城をも容易く吹き飛ばすほどであり、人間の限界を軽く凌駕している。通常時のレオンハートでは絶対に使えない高度な技。追加効果として、食らった相手を蝕む毒のような効果がある。

※3:その名の通り、勘を鋭くするスキル。何となく最善解がわかるようになる。

※4:新しく強力な吸血鬼の血を注がれたことで到達したモード。今までは出来なかった吸血鬼固有スキルを発動させられるほか、身体能力も大幅に上昇する。但し、なにやらリスクもあるようだ……。


名前:ミハイ・イリエ

年齢:不明

性別:男

肩書:推定伯爵級吸血鬼、復讐者

所持スキル(追加分):血の支配者(※5)、加速法(※6)、格闘術

固有装備:吸血牙槍(※7)

簡単な紹介

数年前の闘いからずっとレオンハートを恨んでいた人。完膚なきまでにレオンハートを叩き潰し、その上で血の支配を行うことで復讐を完結させるつもりだった。

伯爵級に進化する際、肉体を構成しなおして少年から青年の体へ成長した。本人としては少年の姿で敵を甚振るほうが好みなのだが、リーチの問題などから今の姿を選ぶ。

実力もかなりあがっており、戦闘技術など自然と身に着くものである程度しか興味がない吸血鬼でありながら(拉致って来た人間などから)格闘術を学んだ。


※5:血を操る吸血鬼の能力を強化したもの。魔力の源である血を完全操作することで斬られても問題なく戦えるほか、体内の血を集めることで身体強化を行える。

※6:レオンハートのと同じ三加法の一つ。但し習得してから日が浅い上に本来人間用に開発されたスキルである為、ミハイでは倍速が精一杯。しかし吸血鬼としての頑強な肉体と再生能力のごり押しで三倍速を可能にしている。

※7:ミハイよりも遥かに格上である吸血鬼から譲り受けたもの。血を元に魔力を生成し、形状変化によって複数の能力を使用できる伝説級の武器。ミハイと共に回収された。以下、判明した能力

基礎形態“貪る牙”:槍の先端を増殖し、延ばす形態。突き刺さった相手の血を吸う能力もある。血を吸えば吸うほどその数を増やす。

結界形態“赤月の牙”:吸収した血を媒介に、異空間を形成する形態。この空間に捕らわれれば担い手が死ぬか解除しない限り出ることはできない。また、空間内では吸血鬼に有利な補正がかかるほか、一定時間ごとに槍の担い手に従うアンデッドモンスターを生み出す。

眷属形態“飛翔する牙”:血を蝙蝠に変化させる形態。この蝙蝠は当然のように吸血蝙蝠であり、敵に噛み付いては血を奪い、更に増殖する。

守護形態“鮮血の盾”:血を盾に変え、自動防御を行う形態。この盾は非常に頑丈で、人間ではまず破れない強度を誇る。

治癒形態“同化する牙”:担い手に刺さり、血を送り込むことで回復する形態。この回復が有効なのは血をエネルギーにできる吸血鬼のみである。

決戦形態“終末の牙”:魔力を極限まで溜め込める投擲槍の形態。その威力は担い手の実力がそのまま反映される。


名前:ヘッド(コードネーム)

年齢:32

性別:男

肩書:第七支部責任者兼、暴走実験体捕獲用戦闘員

所持スキル:鎖の魔法(※8)、自爆魔法(※9)

簡単な紹介

真の誇り(プライド)所属の研究員。好奇心と研究欲が強く、倫理観に欠如した典型的マッドサイエンティスト。戦いは専門ではないが、制御に失敗した実験体を取り押さえる為の魔法を使いこなし、その腕前は人間基準で一流。

また、魔法に関して人に教えるのが好き。自分よりも相手の方が劣っていることが実感できるからとか何とか本人は言っているが、単に魔法の話が好きなだけである。

最後は相棒のリップの判断で自爆させられ、意識不明の重体。


※8:縛術、あるいは爆術を共に鎖の形をとらせることでかく乱させながら使う。役柄的にこの手の魔法を好んで使うが、実のところ他の魔法も一通り身につけている。

※9:あらかじめ体に仕込んだ魔石を使う自爆。別名人間爆弾。プライドでは一定以上の重要情報を持つ幹部の体には皆この仕掛けが為されており、組織にとって不都合な情報を漏らす恐れがある場合爆発させられる。この魔法を仕掛けられている者に遭遇した場合、被害を抑える為にもその場で殺すのが常識とまで言われる外道魔法。


名前:アレス

年齢:11

性別:男

肩書:1.5人前の剣士

所持スキル(追加分):剣技系スキル(※10)

固有装備:借りた道具袋

簡単な紹介

戦いのたびに強くなっている少年。隔離結界内での戦闘で戦いのコツを掴み、その実力は大幅に上昇している。今なら並みの中級騎士くらいになら勝利もありうる。

しかし着いていこうと決めた師匠は人間を超越した怪物に狙われている為、その成長に自信が持てなくなっている。そんな不安を解消すべく、師匠から修行を厳しくすることを言い渡され、ちょっと腰が引けているところ。


※10:レオンハートやアレスの祖父が使っていた技を見よう見真似で使っている。本来なら(少なくともレオンハートでは)見ただけで再現なんて不可能なのだが、それを自然にやってのけている。それが出来るような体ができてきたということでもあるのだが、厳しい修行を考慮に入れても異常な成長速度である。


名前:リップ(コードネーム)

年齢:28

性別:女

肩書:支部長補佐

所持スキル:使い魔製造、魔法技術

簡単な紹介

ヘッドのサポートを行っているクールな女性。しかしプライド所属なだけあり倫理観は大きく欠如している。非常に優秀。


名前:イビル(本名イーグル・スチュアート)

年齢:50

性別:男

肩書:プライド大幹部

簡単な紹介

今回の件の諸悪の根源。吸血鬼の血に大きな関心を持っており、その研究を(自分の息子まで犠牲にして)行っている。

その目的は自らが最強の魔法使いになることであり、人体改造もその手段の一つ。危険性が高い為にまだ自分の体には何もしていないが、技術確立の為に多くの犠牲者を出している。

事実上のプライドの支配者のような立場まで上り詰めており、倫理観とか何それおいしいのレベル。息子が一人実験失敗で死亡した。


名前:本名不詳の伯爵級吸血鬼

年齢:不明

性別:男

肩書:ミハイの後見人、一児の父

簡単な紹介

ミハイにレオンハートを襲わせるお膳立てをした人物。特殊ながら子持ちであることが判明した。

彼は今のミハイなら万に一つも敗北はないと思っていたが、戦闘の結果を見て大層驚いた。転移玉奪還の為には本気を出さねばならないかと思っているところ。

本来親子の関係など存在しない吸血鬼ながら、最近の種としての方針変更で娘を持つ。戸惑いがちながらも普通に娘を愛し、成長を見守っている。


名前:オゲイン

年齢:不明(太古の時代と呼ばれるころより生存)

性別:男

肩書:吸血王

簡単な紹介

全ての吸血鬼の頂点に立つ王。吸血鬼社会は実力が全てである為、その肩書は吸血鬼最強であることを示している。

しかもその順位はぶっちぎりで、序列一位のオゲインと序列二位~十位くらいの吸血鬼が束になって戦っても勝利できるほど。吸血牙槍の元の持ち主。

どうやら神造英雄の放った神の裁きに心当たりがあるらしく、少々興味を持ったようだ。


名前:カーラ

年齢:16歳(吸血鬼である為に年齢はあまり関係ないが、進化して16年と言う意味)

性別:女

肩書:伯爵級吸血鬼の娘、未熟な普通吸血鬼

所持スキル:吸血鬼固有スキル

簡単な紹介

かつて吸血鬼の従者にされた誰かが進化をとげ、本物の吸血鬼となった少女。従属する為に作られた存在から一個人へと進化したことによって記憶は全て失われ、吸血鬼として生まれ変わった。

そんな若い吸血鬼の特徴として、危機感の欠如が上げられる。心臓を破壊されない限りどんな怪我でも痛いですむ上に元から強い為、学習能力に欠けるのだ。

これでも野良吸血鬼に比べれば教育を受けているだけ賢いのだが、ぶっちゃけ現段階ではアホの娘と呼ばれても仕方がない頭の持ち主。

好奇心旺盛で人間に興味を持っている。また吸血鬼仲間に自分の力を認めてもらいたいという欲求(危なっかしいので狩りに出させてもらえない)があり、伯爵級を倒せる人間を倒してやろうとひそかに動き出した。但し、移動法とかは全く考えていない。

これで今章は終了です。

誰にも気づいてもらえてないかもしれませんが、実は吸血鬼の繁殖法って以前の複線の回収だったりする。

子供編のラストで上質な素体(モブ騎士一同)をミハイが攫ったのって、強い従者を作って少しでも本物に進化できる可能性を上げたかったからなんですよ。実際、あの時の被害者の何人かを媒介として普通吸血鬼が何体か誕生しています。

ちなみに村人とかを下等種にしたのは「僕のシモベとしてより多くの人間を捧げてね」と言う命令を忠実に守った結果使い物にならない一般人までわんさか連れてこられて、従者にしても進化は期待できないから下等種に変えて人間への嫌がらせに使っただけだったりします。

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