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【番外編完結】他力本願英雄  作者: 寒天
騎士のあるべき姿
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人物設定 宿場町編

前章から引き続き登場しているキャラの場合、大きく変化した場合のみ掲載


名前:レオンハート・シュバルツ

年齢:18歳

性別:男

肩書:借金男、マキシーム商会婿(予定、本人未承諾)

所持スキル(追加分):瞬剣・刃輪舞(エッジロンド)※1、算術(日本式義務教育)

固有装備:各種状態異常耐性アクセサリ

簡単な紹介

武器の補修や休息、補充の為に宿場町に弟子のアレスと共によったところ、面倒ごとが雨あられで全然休めなかった人。

貴族商人にして原作キャラに借金があることが判明。本人的には最後まで魔王と戦う勇者を支えた商人だったので信用できると思って近づいたつもりなのだが、一代で財を成す才人がそんなに都合よく利用されるわけもなく逆に利用されまくっている。

その為そこら中で犯罪者やら魔物やらと戦う破目になっており、異名で呼ばれる原因の一つになっている。

騎士とレオンハートの名を守る為、人間限定の不殺を出来る範囲で誓っている。とは言え命の大切さを命を賭けて問うほどの事ではなく、あくまでも犯罪者の処遇を決めるのは法によってなされるべきだと考えているだけ。その為、自分が捕らえた人間に裁判で死刑判決が出たとしても「ふーん」以上のことは思わない。

何らかの精神支配でも受けているかのように思考が戦士として精錬されてきているようだ。


※1:加速法によって跳ね上がった速度を使い、徹底的に斬りまくる技。急激な速度チェンジで必殺の一撃を叩き付ける八王剣とは違い、どちらかと言えば威力を捨てて手数で勝負する。ぶっちゃけ最大速度でひたすら攻撃してるだけ


名前:ロクシー・マキシーム

年齢:18

性別:女

肩書:マキシーム家当主、マキシーム商会会長、原作キャラ

所持スキル:天賦の才(商才)

簡単な紹介

没落寸前だった貴族、マキシーム家の長女。没落の原因は彼女の父、祖父と当主二代で無能続きだったこと。

そんな消滅寸前の家に産まれた紛れもない天才(三代前は優秀だったらしいので隔世遺伝?)であり、10の若さで自分の父と祖父から家を乗っ取る。その後、自らがプロデュースした新クラス“影”を使った情報収集力を活かして商売の世界で一旗上げる。

本人の才覚と組織力によって商会は瞬く間に巨大化し、今ではマキシームよりも位が上の貴族ですらおいそれとは手が出せない勢力に。

はっきり言って化け物染みた手腕を振るう彼女だが、実は聖剣の勇者の登場人物の一人だったりする。その知識を活かして協力してもらえないかとやってきたレオンハートを丸め込み、多大な恩と共に金を貸し付けた。その立場の差を利用してあれこれレオンハートをこき使い、将来的に自分の婿にしようと画策中。

将来的には南の大陸だけでなく、全世界に自らの店舗を展開する予定。事実、ゲームの世界では世界の果てにまで何故かマキシーム商店があったりしていた。

いつも御付の護衛兼執事である戦士を背後につけている。


名前:アレス

年齢:11

性別:男

肩書:シュバルツの弟子、トラブル感知器

所持スキル:気影洞察(未完成)

簡単な紹介

今日も元気にレオンハートの教えを受けている少年。いつ如何なるときでも命の限界に挑まされている。

運命とも言える嗅覚とタイミングにより、困っている人のいるところに居合わせてしまう。本人も困っている人を助けるのは騎士の務めだと張り切ってしまう善良な心の持ち主である為、結果として道を歩けばトラブルを抱え込む体質だと判明した。人を守り、救う正義の騎士としてはこの上ない才能ともいえる。

まだ戦闘力は低いが、無茶な鍛錬によって日々進化を続けている。師匠の対人、対魔物戦を目に焼きつけ、それを何とか再現できないかと悪戦苦闘中。


名前:ベルトルト

年齢:34

性別:男

肩書:元上級騎士

所持スキル:槍術、自己強化“士気高揚”(※2)“戦気膨張”(※3)

固有装備:星幽の槍(アストラルランス)(※4)

簡単な紹介

人類最高の精鋭集団、フィール騎士団にかつて在籍していた男。強さこそが正義であり、強者は弱者に何をしても許されると言うのが持論。

その考え方は『騎士とは人を守る守護者である』と考える多くの騎士からの反発を受け、特にフィール騎士道の体現者と呼ばれる元同僚にして先輩、ガーライルにいつも反発していた。

だが、ベルトルトではガーライルに歯が立たない。しかし己こそが最強であると謳うベルトルトはその事実を受け入れられず、ついにはより強大な力を求めて罪のない村一つ壊滅させて強力な魔法武器を手にする。

それがガーライルの逆鱗に触れ、諭すべき仲間から討伐すべき敵に認識を変えられ、魔法武器程度では埋まらない力の差を見せ付けられ敗北。そのまま死刑になるはずだったが、監視の一瞬の隙を突いて槍と共に脱走。闇世界で用心棒として生きることとなった。

鍛錬を続けていたのは嘘ではなく、歳をとった今でも全盛期の力は維持していた。が、逆に言えば長い年月をかけても全く成長していないともいえる。

自分よりも弱い存在しかいない世界でサル山の大将をやっていた結果、遥か高みを見ていた若い騎士に圧倒的な敗北、今度こそ捕らえられた。


※2:心を高ぶらせるスキル。恐怖心を打ち消し、自らの士気を高める。闘気開放と似たようなもん

※3:全身に魔力を流し、身体強化を行うスキル。短時間の間、通常の身体強化よりも効率のいい強化を施す

※4:実体と非実体を瞬時に切り替え、あらゆる妨害をすり抜けて敵を討つ槍。回避以外のどんな防御をも無効化する強力な能力だが、あくまでも魔力によって起こっている現象であるため槍の魔力を超える魔力でなら普通に防げたりもする。その為、この槍以上の魔力を秘めた鎧なんかが相手になるとほぼ無意味になってしまう。


名前:ゴルド

年齢:42

性別:男

肩書:悪徳商人、小悪党の親玉、誘拐犯、中年肥満の小便タレ(byレオンハート)

所持スキル:逃げ足

簡単な紹介

ぶよぶよと超えた体の中年男。主な商売は無知な一般人との不当契約や手下を使った誘拐など。

はっきり言って小悪党以外の何者でもないクズであり、即時決断による逃亡速度以外何のとりえもない。

今の今まで罪を重ね続けられたのは、運よく騎士団から逃亡してきたベルトルトを手駒に出来たからである。もっとも、そのベルトルトに半ば恐怖支配されていたのだが。

秘密犯罪組織『真の誇り(プライド)』とつながりがあった。


名前:“影”

年齢:10~40

性別:いろいろ

肩書:マキシーム“影”

所持スキル:気配遮断、超五感(※5)、迷彩隠れ(※6)、諜報魔法(※7)

簡単な紹介

ロクシーが考案した、暗殺者の亜種。暗殺者が有する攻撃能力を丸々カットし、その分を諜報能力に振り分けた特殊クラスに着く者達。

二次クラスと言うわけではないが、諜報能力だけで言えば盗賊系二次クラス(英雄級)と渡り合えるかもしれない能力を持つ。

旧マキシーム家に誘拐されたりしてつれてこられた者が多く所属しているが、愚鈍なクズを断罪して自分達を救ったロクシーへの忠誠心は高い。マキシーム家への恨みが全く無いと言えば嘘になるが、何だかんだ言っても今残っているのはロクシーの人柄にほれてしまった者達である。


※5:情報収集の為に鍛え上げた五感。仮に暗殺者が主に近づいてきたとしても、屋敷に入る前に捕捉できるレベルの感知が可能

※6:魔力を使って周囲の風景に自分を紛れ込ませる。つまり透明になる能力

※7:離れた場所を覗き見たり、会話を盗聴したりする魔法。その逆に、相手が諜報魔法を使ってきた際へのカウンターも含まれる


名前:アクアバジリスク

年齢:不明

性別:オス

肩書:外陸種、水の蛇王

所持スキル:石化の魔眼、猛毒の牙、鞭舌、水の魔法

簡単な紹介

町ひとつなら単独で滅ぼす大型魔獣。本来は最強クラスの魔物が生息する北の大陸に住んでいる。

単独で倒すのならば最低でも石化対策をし、準英雄級(通常レベルの上級騎士10人相手にしても無傷で勝利できるくらい)以上の強さが必要。

即死判定を持った攻撃を百回以上浴びたことにより、死の呪いによって即死した。その死体から使えそうな部分を剥ぎ取られ、残りはいつの間にか消え去っていた。

以上で今章分の更新を終了します。


次章は最近甘やかされていた主人公の認識が正常に働く環境の模様。

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