人物設定 四魔王決戦編
人物設定です。
名前:レオンハート・シュバルツ
所持スキル:正義の記憶※1、神造英雄解放※2
固有装備:欲望の世界破片の欠片、正義の世界破片
簡単な紹介
残された時間をフル活用して世界破片の制御修行を行った主人公。
四魔王との戦いでは吸血王こと魔人王と戦うことになった。世界破片を使用する者同士の戦いは一見互角に見えたが、やはり基礎性能と経験の差で徐々に追い詰められていくが、死んだと思っていた強敵ミハイの出現により形勢逆転となり、魔王神復活のため捨て身の作戦をとらせる結果となる。
戦いの前にロクシー・マキシームと逢い、こっそりプロポーズしていたりする。死亡フラグをあらゆる場所で立てて挑んだ結果、復活した魔王神により心臓を破壊され、倒れ伏すこととなった。
※1:正義の世界破片の能力。正義とはすなわち勝者の主張であるという理念を逆転させ、自身が勝者となるように運命に介入する。つまり攻撃時のみ超幸運になり、100%防げると言えるほどに完全な守りを行わなければ防ぐことができなくなる。
※2:真レオンハートの犠牲により封印した神造英雄の意思を解放する。今ならば即座に全ての意識を奪われると言うことはないが、身体の操作権限を奪われ夢遊病のように戦うことになる。戦闘力は通常時よりも上がるため、まだまだ神造英雄には追いつけていない。
名前:ロクシー・マキシーム
簡単な紹介
マキシーム商会の会長。ちゃっかり他種族との同盟に便乗して着実に商会の勢力を広げている。
世界が滅びるなんて欠片も心配せずに商売に精を出しているのは心配しても仕方がないという達観か、あるいは世界は必ず守られると信じているからか……その答えは本人にしかわからない。
とりあえず、レオンから取った言質を元にすでに婚姻届は作成済みであるあたり、負けるとは微塵も思っていない様子である。
名前:ミハイ・イリエ
所持スキル:混沌モード、明鏡止水(見様見真似)
固有装備:吸血牙槍、正義の世界破片の欠片
簡単な紹介
レオンハートが最初に戦った吸血鬼。
レオンとの戦いの余波で空いた大穴に致命傷一歩手前のダメージで落下したことから死んだと思われていたが、吸血王とレオンハートの戦いに乱入する形で生還した。
何故生きていたのかは本人もよく理解していないが、その真実は落ちた先にあった物こそが歴史が巻き戻る前の戦いで女神が作り上げた「時戻し」であり、女神の先兵である正義の世界破片を所有していたことから味方と判断され時戻しが小規模に発動したためである。
世界破片の保有者は肉体が戻っても記憶は失わないため、本人にその自覚はない。
名前:メイ・クン
所持スキル:世界破片解放※3
固有装備:欲望の世界破片の欠片
簡単な紹介
クン流次期当主。世界破片の保有者として魔王の一人、かつて敗れた強敵魔剣王に挑んだ。
世界破片を持つ者として以前のような瞬殺こそ免れたが、やはり地力の違いで勝利を掴むことはできなかった。
しかし弟子のカーラが乱入したことで形勢が逆転し、勝利を掴める寸前まで追い詰めることに成功した。
しかし倒しきる前に魔剣王が本来の姿に戻ったことで戦闘は終了し、その後復活した魔王神の前に強制転移された。
※3:初代クンから継承した世界破片を解放する。ただし魔力を引き出すのが限界であり、特殊能力を発動することはできていない。
名前:カーラ
所持スキル:大人モード※4
固有装備:父の血
簡単な紹介
クン流の弟子にして吸血鬼の少女。
師と父の戦いの後は普段通り過ごしていたが、実は敗れた父から吸血鬼の力の源である血を受け取っていた。
父曰く、敗れた自分が再び戦うことはできないが、しかし裏切りもできない。だがお前がどうするかを決めるのはお前の自由である、とのこと。
しかし吸血鬼にとって自分以上に強大な魔力を持つ血を宿すのは命がけの行為であり、易々とできることではない。カーラも父の血を完全に自分のものにすることはできず、短時間のブーストとして運用するのが精一杯である。
しかしそれでも魔剣王相手にサポートとして戦うことはできており、かつての雪辱を果たした。
だが、それだけでは足りないと判断されたのか魔王神の強制転移による選別には選ばれなかった。
※5:父カーネルから受け取った血を一時的に宿した状態。本来なら常時血の力を自分のものにできて一人前なのだが、まだそこまでできていないので変身という形を取っている。普段は外見年齢14歳程度だが、こうなると20歳そこそこまで成長する。制限時間は一時間ほど。
名前:クルーク・スチュアート
所持スキル:世界破片解放
固有装備:欲望の世界破片の欠片
簡単な紹介
グレモリーから世界破片を継承し、未知の魔王である魔獣王との戦いに挑んだ。
未知の敵である魔獣王を相手にするに辺り、まずは情報収集からと不死に近い身体を使い持久戦を挑み、何とか魔獣王の能力を解き明かしたものの、魔術師にとって致命的なその能力に苦戦する。救援に駆けつけてくれた異種族の英雄級二人の助力で何とか勝利を得る寸前まで追い込むが、他の魔王同様真の姿を使われ最後は魔王神復活を許してしまった。
名前:アレス・ニナイ
所持スキル:聖剣の加護※5
固有装備:聖剣アーク、永遠剣シフル(精霊竜4体全ての加護持ち)
簡単な紹介
レオンハートの弟子にして、聖剣アークの所有者。
おそらくは四魔王の中でもっとも強いと予想された魔竜王に10人のチームで挑んだ。
攻撃こそ通じなかったものの、魔竜王の強大な攻撃を全て防ぐことに成功した。しかし聖剣の力に頼っただけとも言える成果に本人は少々不満な様子。
聖剣アークを持ったときから師匠命令で常に解放している状態なのだが、何やら変なイメージが頭の中に浮かんできたりするらしい。
※5:希望の世界破片である聖剣の特殊能力。主に味方の強化と光の盾を作る能力である。まだまだその性能を引き出せているとは言えない。
名前:グレモリー
簡単な紹介
魔竜王討伐メンバーとして参戦。事実上のリーダーを務めた。
千年かけて魔王軍との戦いに備えただけのことはあり、魔竜王にも通用する術を多数繰り出し勝利に貢献した。
だが世界破片の効果で無理矢理寿命を延ばされている身体は限界であり、長時間戦うことはできず魔王神には何もできずに敗北、転移で逃げることとなった。
しかし魔王神に対する切り札はもっているらしい。
名前:ガーライル・シュバルツ
所持スキル:戦闘遺伝子※6、覚醒融合
簡単な紹介
レオンの父であり、シュバルツ家現当主。戦闘力では息子に抜かれたと実感しており、引退して新世代のサポートへ回ろうとも考えていた。
しかし最後の戦いを前にまだ自分にもできることはあるだろうと奮起。人生を振り返ってもいない強敵を思いさらなる修行に打ち込み自分の殻を破り驚異的な速度で覚醒融合を会得した。
戦争では魔竜王軍の幹部、副将クラスのドラゴンと戦い、魔王神復活までの時間にしっかりと討伐している。
魔王神による選別メンバーの一人。
※6:シュバルツやクンの一族の遺伝子。代々戦い続け、戦闘に特化した進化を遂げた結果。戦えば戦うほど強くなり、強敵との死闘を経験するたびに活性化する特性がある。逆に雑魚しか戦う相手がいない平和が続くと弱体化する困った性質もある。
名前:バース・クン
所持スキル:戦闘遺伝子、覚醒融合
簡単な紹介
メイの父親であり、クン家現当主。武術の腕ではまだまだ負けないが、腕相撲で娘に負けてから引退を考えている。
ガーライルに感化されてさらなる進化を求め修練し、見事覚醒融合の領域まで上り詰めた。
戦争ではガーライルとともに魔竜王軍副将を撃破。まだまだ若い者には負けないという貫禄を見せつけた。
魔王神による選抜メンバーの一人。
名前:オゲイン(吸血王)
所持スキル:死者の記憶※7、武具変形※8
固有装備:死の世界破片
簡単な紹介
原初の四魔王の一人にして、吸血鬼の王。
レオンハートとは少年時代から因縁があり、ついに正面から戦うこととなった。
その実力は流石の一言であり、一対一なら確実に勝利、ミハイとの共闘でも9割勝利することができただろう。
しかし「一割負ける」ことを重く見た結果、勝負を放棄し真の姿へと変化することで水の精霊龍がすむ封印の守りを破壊することを選んだ。
真の姿は漆黒の兜である。
※7:死の世界破片の固有能力。世界誕生から数えて全ての生命が死んだ瞬間の記憶を読み取ることができる。死んだ瞬間とはすなわち、知識と経験がもっともそろっている瞬間のことであり、事実上この世に産まれたあらゆる技術と知識を知ることができる。ただし読み取っても使えるかどうかは本人の技量次第。
※8:原初の四魔王がその真の姿を現すための封印解除。本来は聖剣と同じく世界破片を元にした武具として創造されたのだが、後に手駒を欲した魔王神が武具に自我と肉体を与えたのが原初の四魔王である。一度この姿に戻れば再び魔王神が創造し直さない限り元の姿に戻ることはできない。生物としての機能に力を回さない分、この状態の方が総合的なパワーは上である。
名前:魔剣王(個人名はない)
所持スキル:武具の記憶※9、武具変形
固有装備:武具の世界破片
簡単な紹介
原初の四魔王の一人。かつてレオンハート一行を一方的に倒した存在。
今回はリベンジを賭けたメイ、カーラ師弟と戦い、形勢不利な状況まで追い込まれた。しかしそれでも勝てないことはないのだが、確実な魔王神復活のため本来の姿である魔剣へと姿を変えた。
過去に存在したあらゆる武具を手に戦うその力は強大の一言。
※9:武具の世界破片の固有能力。古今東西に存在したあらゆる武具の記憶を読み取り、自らの手の中で再現する能力。この力は実在の武器だけではなく、空想上の武具まで再現してしまう理不尽さを誇る。ただし空想の武器を具現化する場合は、実現可能なレベルまでチューニングされた上での再現となる。
名前:魔獣王(獣故に名前はない)
年齢:不明
性別:雄雌どちらにでもなれる
種族:合成獣
肩書:魔獣王
所持スキル:生命の記憶※10、武具変形
固有装備:生命の世界破片
魔力属性:光以外の全て
容姿について
髪型:全身毛である
体型:巨大な獣(二足歩行にも四足歩行にも自由に身体を組み替えられる)
身長:可変(平時は5 Mほど)
体重:可変(平時は700 Kgほど)
服装:申し訳程度の鎧
第三者評価:最強の大魔獣
簡単な紹介
原初の四魔王の一人、魔獣を束ねる王。
といっても同族意識は低く、弱い者が強い者に従うと言う程度の統治である。事実上、組織として運営してきたのは副将である征獣将グラムだった。
その能力は野性味あふれる肉弾特攻であり、無敵と言っても過言ではない耐久力と生命力を盾に無双の身体能力で敵を砕く。
クルーク一人と戦っていたときはその能力も併せて完封していたが、救援の英雄級二人が来たことで本来の土俵で戦い始めたクルークに逆転されることとなった。
それでも勝ち目は十分にあったのだが、魔人王の作戦に乗り真の姿である盾となり魔王神の復活を果たした。
※10:生命の世界破片の固有能力。あらゆる種族が先天的に持っている能力を自分の身体で再現することができる。やろうと思えばスライムのように不定形になることも可能。魔獣種の特別な耐性も再現することが可能であり、魔獣王本来の耐久力を合わせればまともに傷を付けられる者はほぼ皆無。
名前:フィブルグランダ(魔竜王)
年齢:不明
性別:雌
種族:竜
肩書:魔竜王
所持スキル:星の記憶※11、武具変形
固有装備:星の世界破片
魔力属性:闇
容姿について
髪型:残念ながら毛はない
体型:巨大ドラゴン
身長:20 M (推定)
体重:800 kg(推定)
服装:全裸(鱗は黒)
第三者評価:竜の王
簡単な紹介
原初の四魔王最強の魔王。魔王神を除けば世界最強の存在。
その巨体から繰り出される攻撃は聖剣でも持ち出さなければ防ぐことは叶わず、その鱗はこの世のどんな金属よりも強固である。
世界破片も併せて凶悪な戦闘力を有しているが、聖剣を持ち出されたため一撃必殺とはいかなかった。しかし他の魔王よりも遙かに多い敵に加えて精霊龍まで同時に圧倒して見せたのは流石の一言。
最後は本来の姿である鎧へと代わり、魔王神を復活させた。
実はメスである。
※11:星の世界破片の固有能力。自然の力を自由に操り、再現することができる。言ってしまえば歴史の中で発生したあらゆる大災害をいつでも作り出せる能力であり、大自然の驚異を味方にすることができる最強の攻撃力を誇る。
名前:魔王神(本名不明)
年齢:不明
性別:男
種族:神
肩書:魔王神
所持スキル:神の魔力、原初の四至宝召喚
固有装備:死の兜、生命の盾、争いの魔剣、星の鎧
魔力属性:神
容姿について
髪型:首元までの黒髪
体型:がっちりとした筋肉質
身長:199 cm
体重:89 kg
服装:全裸→闇の衣
第三者評価:破壊の神
簡単な紹介
世界を創造した神の片割れ。千年前に世界の破壊を決定し、対立した片割れである創造の女神により創られた神造英雄によって封じられた。
その思想は世界の破壊であり、破壊の後今より優れた世界を創造すること。そのためには世界の全てを記録している世界核が必要であり、干渉権限である世界破片を欲している。
最終目的を達成するためには全ての世界破片を手中に収めた上で創造の女神を屈服させ、再び創造神に戻る必要がある。
復活してすぐに強制転移魔法により世界全土の中でも特に優れた力を持つ者たちを招集した。
最強の精鋭を軽くあしらう実力を見せた上で、正真正銘全力で挑んだレオンハートを圧倒、詳細不明の神の軍勢を用いてその心臓を破壊した。
次話は投稿できれば明日に出します。




