人物設定 ワールドキー編
先週投稿していなかった章終わりの人物設定です。
特におまけとかはないです。
名前:レオンハート・シュバルツ
所持スキル:獅子奮迅※1、モード・唯我独尊※2
固有装備:欲望の世界破片の欠片※3
簡単な紹介
対魔王を想定し、更なるパワーアップを試みた主人公。最後の手段として、自身の中に眠る神造英雄の真の力の解放、それと同等の力を持つ欲望の世界破片を入手する。
世界破片を入手すべく初代シュバルツの真の決着をつけ、後はそれを使える(使いこなすのは無理)ようになった。
対魔王の前の前哨戦として、吸血鬼ミハイとの決着をつけた。実はこの戦いが初めてお互いに不足のない、外部の意思が介入することのなかった一対一の戦いである。
※1:明鏡止水の発展形。のように見せかけて実は全くの別物。一言で表現すれば絶好調状態であり、頭で考える前に最適な行動が取れる状態。その最適な動きの中に明鏡止水の極意も含まれるため、本来自分には向いていない技でも習得さえしていれば使えるがこの状態を維持できる時間は不安定。細かい原理は使用する本人にもよくわかっていないが、つまり少年時代に使っていた一種の自己催眠の究極系である。
※2:正義の世界破片により世界核と接続し膨大な魔力供給を受けている状態。正義を使いこなすための条件『自分が一番正しい』という意思を持つように心がけるのが基本原理だが、欠損状態の世界破片だからギリギリ使えているというような有様であり、相性が悪いのは変わっていない。
※3:初代シュバルツから継承した世界破片の欠片。能力は不明であるが、所有者であったグレモリーによれば『願いをかなえる力』があるらしい。
名前:グレモリー
固有装備:欲望の世界破片の欠片(クルークへと継承済み)
簡単な紹介
レオンハートを含む多くの人間に魔法理論を教えてきた賢者にして、魔法狂いの犯罪者一歩先の狂人。その正体は千年以上の時を生きる呪われた不老の伝説。
彼の人生は魔王という脅威から世界を守るために存在しており、過去の盟友達との約束を果たすためにあった。完全な欲望の世界破片を使った後遺症で老人の姿となり永遠の命を得てしまった悲劇の人物でもある。
子孫を残すことができなくなった彼は、後世に再び現れるだろう魔王に対抗する戦士を育て導くと共にそのための技術開発に没頭したのである。
その腕には欲望の世界破片の欠片を宿しており、これを自身の後継者になりえる次世代の魔術師クルークへ継承した。
名前:メイ・クン
所持スキル:二式覚醒※4
固有装備:欲望の世界破片の欠片
簡単な紹介
本当に人間なのかと怪物に驚かれてしまう純粋な人間の拳士。
これ以上の急激な成長は困難であると言っていたのに一ヶ月で更なる境地に達してしまっている。それは欲望の世界破片を初代クンから継承する修行が大きいが、はっきりいって戦闘センスだけなら世界屈指である。
愛弟子のカーラの父親であるカーネル・ドラカとの決闘ではお互いの技を正面からぶつけ合い、最後は歴史の中で進化してきた流派の力を見せ付ける形で勝利を得た。
※4:全身を細胞レベルで強化する覚醒を更に進化させたもの。単純に使用魔力を増やしただけであるが、覚醒以上の過剰な魔力を注ぎ込んで崩壊ではなく強化を行えるのは世界中探しても彼女だけであろう。効果は身体能力の強化限界を更に引き上げることと、超圧縮された魔力が巨人のような形をとり攻撃にも防御にも使えるようになることである。
名前:アレス・ニナイ
固有装備:聖剣アーク※5
簡単な紹介
理由は不明ながら聖剣に選ばれた勇者候補。正しくは聖剣の封印を守るメダルに選ばれたというべきだが、世界で唯一聖剣から放たれる魔力『あらゆる魔力を遮断する霧』の影響を受けなかったことからも選ばれし者としての状況証拠は十分である。
本人にその自覚があるのかはさておき、魔王に対抗できる力の一角を手にしたものとしての覚悟はある。
聖剣と同等の力である正義の世界破片を使った師匠レオンと宿敵ミハイの決闘の見届け人となり、その力の凄まじさと恐ろしさを改めて実感。実力的にも精神的にもより高い領域に上がったようである。
※5:希望の世界破片を剣の形に再構成させたもの。製作者は創造の女神。千年前に神造英雄のための武器として作られ、紆余曲折を経て神殿に封印されていた。ちなみに封印を決めたのは人間たちだが、実際に封を施したのは創造の女神である。どんな能力があるのかは未だ謎に包まれているが、攻撃型の正義と違い防御型の能力を宿しているらしい。
名前:クルーク・スチュアート
固有装備:欲望の世界破片の欠片
簡単な紹介
きわめて優れた魔術師。決闘では指名されなかったので出番はなかったが、重要なアイテムである欲望の世界破片をグレモリーより継承した。
同時にグレモリーの師事を受け、魔術師として飛躍的に実力を伸ばしている。今までグレモリーの弟子達が受けてきたような実験半分ではなく、正真正銘彼が千年かけて蓄えた知識を学んでいる。
同時にいろいろと戦争の準備も進めているようである。
名前:カーラ
簡単な紹介
メイの弟子であり、カーネルの娘。
師匠と父親の決闘を見届けたが、本心ではどちらにも死んで欲しくはなかった。その思いを汲み取った師匠メイにより勝利こそしても命は奪わないという決着を見る事となる。
決闘終了後は父と別れ師と共に人間の世界へ戻った。しかし、そのとき父から何かを受け取ったらしい……?
名前:ロクシー・マキシーム
簡単な紹介
人間世界の商会の一つ、マキシーム商会のドン。すっかり国家とも対等に取引するほどの勢力となり、国防に関するあれこれの取引すらも行っている。
その一環でレオンの母レリーナ・シュバルツともよく会いに来るのだが、そこで「息子が元気ないみたいだからちょっと発破かけてやって」と頼まれた。
その手段として二人でのんびり過ごすこと。未来の義母(予定)曰く、男を元気付ける方法など古代より同じらしい。
実際それでパワーアップしているのだから単純なものである。なんとなく将来の関係が見えてきそうな二人だった。
名前:ミハイ・イリエ
固有装備:正義の世界破片の欠片※6
簡単な紹介
レオンハートの宿敵。
お互いに何度も戦い、その度に成長してきた関係。その決着をつけるべく、あらゆる不確定要素が入る余地のない一対一の決闘を行った。
激戦の末、勝利を掴んだのはレオンハート。敗者となったミハイは死亡こそしなかったが、明確な敗北を受け入れ自らの命を絶つべく大穴に身を投じた。
彼がどうなったのかは誰にもわからない……。
※6:レオンハートの持つ神造英雄の欠片。かつて初めて神造英雄が起動した戦いの際に一部がミハイに宿ったものである。規模が小さいので出力ではレオンハートに劣るが、相性は最高クラス。自分こそが一番であると心の底から信じているミハイと正義の概念は非常に相性がいいのである。
名前:カーネル・ドラカ(終生将)
所持スキル:初代式クン流格闘術※7
簡単な紹介
魔人王オゲインの軍勢におけるナンバー2であり、副将でもある男。
千年前の戦いで初代クン・ボルグと戦い敗北した過去を持つ。あらゆる面で負ける要素がなかったはずの自分を倒した武術という技術に感銘を受け、自らもそれを習得することを誓った。
以来千年もの間、吸血鬼としての能力の大半を封じた上でボルグの模倣を繰り返し独学で格闘術を習得した。
そんな男が拳士としての技術と吸血鬼としての力を併用してメイとの決闘に挑んだが、積み重ねてきたものの違いで敗北することとなった。武術とは一人でやるものではないのである。
敗北後はひっそりとどこかへ姿を消した。敗北した自分はもう死んだと同じと言い残し、魔王軍としては活動しないもののそれ以外に肩入れするつもりもないということらしい。
申し訳ありませんが、今週はいろいろあって本編更新はお休みです。
お待たせさせてしまいますが、ご了承ください。




