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『防御魔法が存在しない異世界に転生したけど、俺だけが"防御魔法"を使えた件』ー気づいたら最前線でモテていましたー

作者:七海結莉
最新エピソード掲載日:2026/03/11
ある日の帰り道。
電車に揺られながら、ふと昔の夢を見た。

小さな公園。
夕焼けの中で、幼馴染と交わした約束。

「大きくなったら、結婚しよう」

子どもの頃の、他愛もない約束。
けれど、あのときの気持ちはきっと本気だった。

――もしもう一度会えたら。

そんなことを考えた、その直後。
電車事故によって、俺の人生はあっけなく終わった。

……はずだった。

気がつくと俺は、剣と魔法の存在する異世界で目を覚ます。
しかも転生した先は、自由とは程遠い奴隷の少年の体だった。

前世の記憶と、この体の持ち主の記憶が混ざり合う中で、
俺はなんとかその場から逃げ出し、見知らぬ世界を歩き始める。

森の中、魔物、知らない言葉、知らない常識。

それでも、不思議と困ることはなかった。
この体に残っている記憶のおかげで、俺はこの世界のことを少しだけ知っていたからだ。

だが、まだ知らないこともある。

この世界の魔法のこと。
自分が持つ力のこと。
そして――

遠い未来に、再び出会うことになるかもしれない
あの幼馴染のことも。

これは、
一度人生を終えた少年が、異世界でもう一度歩き始める物語。

そしていつか、
あの日の約束の続きを探す物語でもある
第1話:約束
2026/03/11 00:02
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