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明日のダンジョンに備えて

 数時間後……。


「コンコンッ♪」


「ふあぁ〜……。今日は何だか凄い怒涛な1日だったね♪」


「うんうん☆! 私もリンネちゃんと同じ気持ち♪」


「確かにそうですね♪ いつもより多くのホーンラビットを倒し、その後アリスお姉さんとエドワードお兄さんのおかげで私たちのダンジョンへの挑戦が正式に決まって、とにかく驚きの展開の連続でしたね♪」


「私たちが満を持していよいよダンジョンデビュー……。楽しみな気持ちで胸がいっぱい♪」


 それからしばらくして、ギルドを後にした私たちは宿屋に移動して食事や入浴を済ませて現在借りてる部屋でゆっくりのんびりと寛いでいたの♪


 そしてこの宿屋の部屋こそが、今私たちが暮らしている場所でもあるの♪


「コンコンッ♪」


「フフッ♪ ラナとっても楽しそう♪ 凄く走り回ってる♪」


「きっとそれぐらいダンジョンへの挑戦がとても楽しみなんだと思います♪」


「それはあるかも♪ つまりラナちゃんもやる気満々ってことだね♪」


「もちろん☆! 今のラナはワクワクモード全開です☆! エッヘン☆!」


 宿屋の部屋でゆっくりのんびりと寛いでいると、ラナが楽しく走り回ってる姿を見て、私たちはそれがダンジョンへの挑戦にワクワクしている気持ちであることが充分に伝わったの♪


 ラナだけじゃなく、私たちもダンジョンへの挑戦に楽しみでウキウキワクワクな気分だし、やる気も気合いもとても充分です☆!


「コンコンッ♪」


「ハァ〜♪ それにしても遂に私たちもダンジョンデビューか〜♪ もう早く行きたくて待ち切れない☆!」


「私もリンネと同じ気持ち♪ ダンジョンに早く行きたくてとてもウズウズしている♪」


「うんうん♪ それ凄く分かるかも☆! ダンジョンとっても楽しみだよね♪ とにかくドキドキワクワクな気持ちでいっぱいです♪」


「そうですね♪ ダンジョンデビューすることが決まって、嬉しさのあまりつい気持ちが舞い上がってしまいますね♪ 実際私もそうですし♪」


 それから私たちは、早くダンジョンに行きたくてとても待ち切れない気持ちだったの♪


 それぐらいダンジョンに挑戦するのがとっても楽しみなのです☆! エッヘン☆!


 ちなみにダンジョンに挑戦する日程は、話し合いの結果明日に決まったの♪ そういうのもあって、ギルドから帰ってからの私たちはどこかソワソワした気持ちになってるんだよね♪


「コンコンッ♪」


「ラナ♪ こっちにおいで♪」


「コンッ♪」


 ピョンッ☆! ギュッ♪


「クゥ〜ン♪」


「アハハッ☆! もぅ〜、ラナッたらくすぐったいよ〜♪ それならこっちも♪ エイッ☆! ワシャワシャ〜☆!」


 もふもふ……♪


「クゥ〜ン♪」


「あっ、リンネちゃんだけずる〜い! 私もラナちゃんをもふもふする〜☆!」


「そしてすかさず私ももふもふする♪ ブイッ♪」


「ちょっと!? みんな先にラナをもふもふしてズルいです! むぅ~! 私もラナをもふもふしたいです☆!」


 もふもふ……♪ もふもふ……♪


「コ〜ンコンッ♪ クゥ〜ン♪」


 ふわふわクルクル♪


「「「「かっ……、可愛い〜♪」」」」


 そして私はラナを自分の膝の上に乗せると、その後みんなでもふもふしたりしてとっても癒やされていたの♪


 ラナの可愛さに私たちはとってもメロメロ状態です♪ ニヒヒ〜♪



「コンコンッ♪」


「そういえば、ランクを上げていけば私たちもいつか家を買えるようになるんだよね♪」


「そうですね♪ グレースの言う通り、ランクを上げていけばいずれ家を買えるようになりますね♪」


 するとここで、グレースちゃんの一言により話題は家の話になったの。


 グレースちゃんとレオナちゃんの言う通り、ランクを上げていけば家を買えるようになるんだけど、ギルドの冒険者が家を買うには、パーティーランクがD以上必要になるんだよね。ちなみにこれはあくまで家を買える権利が獲得出来るだけであって、別にDランクになってすぐに家を買わなくても全然大丈夫なの♪


 それと、アリスお姉さんとエドワードお兄さんのパーティー『イレイスベスパ』はCランクということもあり、もちろん家を既に買っていて現在その家で暮らしているの♪ 2人曰く、とてもラブラブな結婚生活を送ってるみたいなんだよね♪ キュンキュン♪


 あと、2人は今住んでいる家のことを『愛の巣』って呼んでいるみたいなの♪ 2人が言う『愛の巣』(?)というのはあまりよく分からないけれど、つまりはとても仲良しってことだよね♪ だとしたらまさに2人にぴったりな言葉かも♪


「やっぱりそうだよね♪ ハァ〜、いつか家を買えるようになれたらいいな♪」


「うん、そうだね♪ そのためにもまずは依頼を何度もこなしてDランク以上に上げなくちゃね♪」


「リンネの言う通りね♪ そして受ける依頼は今の2つだけじゃなく、今後は魔物退治とかも受けていきたいわね♪ そのためにも、明日のダンジョンで鍛える価値あり♪ ブイッ♪」


「私もミーナの意見に賛成です♪ 家を買うためにもまずは明日のダンジョンで鍛えることからですね♪」


「「うん、確かに♪」」


「コンッ♪」


 それから私たちはいつか家を購入するのを夢見て、改めてダンジョンへの挑戦に気を引き締めていたの♪


 家を購入したら、みんなで一緒に料理したり野菜や果物を育てたりしてみたいな♪ そのためにも、まずは明日のダンジョンを頑張らなくちゃね☆! この挑戦が更なる成長になることに期待です☆!



「それじゃ、明日のダンジョンに備えて今日は早めに寝なくちゃね♪」


「「「は~い☆!」」」


「コンッ☆!」


「では、お休み♪」


「「「お休み〜☆!」」」


「コンッ☆!」


 それからしばらくして、レオナちゃんのおやすみコールで私たちは明日のダンジョンに備えていつもより早くベッドに入ってそのまま寝ることにしたの。


 いよいよ明日は私たちにとってのダンジョンデビューだね♪ 改めてとってもワクワクで楽しみ♪

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