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私たちがダンジョンに挑戦!?

「嘘……? リンネちゃんたちにダンジョンを挑戦させるんですか……?」


「そうだよ♪」


「ほっ……、本当にそうなんだ……」


 驚きを隠せない中、フローラお姉さんが意を決して2人に確認してみると、アリスお姉さんから改めて本当のことだと告げられたの。


 まさか2人が私たちをダンジョンに挑戦を提案してくれるなんて、今でもとてもびっくりだよ〜……。だけど……、


「「「「ダンジョン……、ダンジョン……。うぅ〜……、やった〜☆!」」」」


「コ〜ンッ☆!」


「ふぇっ!? みっ、みんなっ!?」


「どうやらリンネちゃんたちは、ダンジョンを挑戦出来ることにとっても嬉しいみたいだね」


「そうだね♪ それにすっごくやる気満々でもあるしね♪ 見てるこっちもとっても嬉しい♪」


 私たちはダンジョンに挑戦出来ることを知り、嬉しさのあまり喜びの歓声を上げてガッツポーズをしていたの♪


 ダンジョンに挑戦することは私たち冒険者にとって夢でもあり憧れでもあるから、そんなのワクワクするしもちろん嬉しいに決まってるじゃない☆!


「あっ……、あはは……。一応念のため確認するけど、リンネちゃんたちは2人の提案に賛成だったりする?」


「「「「もちろんっ☆!」」」」


「コンッ☆!」


「うん……、やっぱりそうだよね……」


 フローラお姉さんからアリスお姉さんとエドワードお兄さんの提案に賛成かどうか聞かれた私たちは、もちろん賛成であることを目をキラキラと輝かせながら即答で答えたの♪


「でもどうして、アリスさんもエドワードさんもリンネちゃんたちをダンジョンに挑戦させようと思ったの?」


「まあやっぱり気になっちゃうよね♪ それはね、今のリンネちゃんたちならダンジョンの魔物を少なからず倒せるかなと思ったの♪」


「それと実は前々からリンネちゃんたちをダンジョンに挑戦させてあげたいなとアリスと話していて、今回の活躍ぶりを見て今なら良いかもとそう判断したんだ」


「私とエドはそれぐらいリンネちゃんたちの実力と成長をとても評価しているからね♪」


「「「「アリスお姉さん……☆! エドワードお兄さん……☆!」」」」


「コ〜ン……☆!」


「そうだったんだ♪ そんな理由があったんだね♪ 確かにそれなら納得かも♪ うんうん♪」


 続けてフローラお姉さんは、どうして私たちをダンジョンに挑戦させようと思ったのかアリスお姉さんとエドワードお兄さんに聞いてみると、2人曰くどうやら前々から私たちをダンジョンに挑戦させてあげたかったと思ってたみたいで、そして今回の活躍ぶりから今なら良いと判断して決めたみたいで、私たちは理由を聞いて嬉しさのあまりとても感激し、フローラお姉さんも感心し納得していたみたいなの♪


『イレイスベスパ』の2人からこんなに評価を頂けるなんて、私たち『フルーツパンケーキ』はとても嬉しく幸せで何だか誇らしげな気持ちです☆! やった〜♪


「というわけなんだけど、フローラちゃんはどうかな?」


「えっ……、え〜っと〜……」


「「「「うるうる〜♪」」」」


「クゥ〜ン♪」


「きっとリンネちゃんたちの成長に繋がると思うんだ」


「うっ……、うぅ〜……、分かった……、分かったよ〜……。みんなの熱意に負けたわ……。その想いに応えてリンネちゃんたちのダンジョンへの挑戦を許可するわね♪」


 そしてフローラお姉さんはみんなの熱意に押される形で私たちのダンジョンへの挑戦を許可してくれたの♪


「ほっ、本当ですか!?」


「えぇ、本当よ♪」


「「「「やっ……、やった〜☆!」」」」


 パチンッ☆!


 フローラお姉さんがダンジョンへの挑戦を許可してくれたことに、私たちはテンションが上がり喜びのハイタッチを交わしたの♪


 これで私たちも遂に晴れてダンジョンデビューだね♪ とっても楽しみ♪ フローラお姉さん、本当にありがとうございます♪


「良かったね、みんな♪」


「リンネちゃんたちの新たなる挑戦がいよいよ幕を開けるね」


「「「「はいっ♪」」」」


「コンッ♪」


「え〜、コホンッ! ただし条件として、アリスさんとエドワードさんだけじゃなく私もリンネちゃんたちのダンジョンへの挑戦を同行させること♪ リンネちゃんたちがいくら成長しているとはいえ、流石にとても心配なんだもん」


 するとここでフローラお姉さんは、私たちがダンジョンに挑戦する条件として、自身もアリスお姉さんとエドワードお兄さんと一緒に同行することを求めたの。


「なるほどね♪ 確かにその気持ちは分かるかも♪ うん、いいよ♪ フローラちゃんも一緒に行こう♪」


「僕も賛成だよ。フローラにもリンネちゃんたちの活躍ぶりををぜひ自分の目で見てほしいしね。ちなみにリンネちゃんたちはどうかな?」


「もちろん私たちも賛成です♪ フローラお姉さんも来てくれるなんてとっても嬉しすぎます☆!」


「リンネの言う通りね♪ それにその分きっと賑やかになること間違いなし♪ イェイッ♪」


「うんうん♪ ミーナちゃんの言う通りだと思う♪ あと、すっごく楽しくもなるよね♪ それからみんながいれば心強いし百人力です☆!」


「えぇ♪ グレースの言う通り、アリスお姉さんとエドワードお兄さんだけじゃなくフローラお姉さんも一緒に来てくれるのは凄くありがたいですしとても頼りになりますね♪ 先輩方に負けないよう、私たちも気合いを入れて頑張ります☆!」


「コンッ♪」


「みんな、ありがとう♪ それじゃ改めて、リンネちゃんたち『フルーツパンケーキ』のダンジョンへの挑戦を許可し、その依頼を受理するわね♪」


「はいっ♪ ありがとうございます♪」


 そして私たちはフローラお姉さんの条件について賛成し、これにて正式にダンジョンへの挑戦が認められ、依頼が無事に受理されたの♪


 ドキドキワクワクのダンジョンへの挑戦、何が起こるか分からないけどとにかく楽しんで頑張るぞ〜☆! オ〜☆!

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