25(最終話)お前・・・
「でもね、私は乙女ゲームやるよ。
だって、楽しいし。
リアルとゲームを混ぜちゃって、自分の『楽しい!』は減らしたくない!
ただね、こんなこともあったし、またお兄ちゃんを巻き込んじゃったから・・・ちょっと休憩しようかなって思ってる。」
「・・・そうか。」
まあ、「好き」に蓋をするのはどうかと思うし、俺が蓋をする気もなかったから、これ以上はいう事はないかと思った。
「それに次のゲームが届いたし!」
!?
「お前・・・」
「次はアクションゲーム!
有名シリーズなんだけど、まだやった事なかったんだよね。」
「お前・・・」
「さ~て。何の武器にしようかな。
初心者は大剣っていうよね。」
「お前、まさか!」
「さて、一狩り行くぞ~!!」
「やっぱり、モ◯スターハンター!!!」
「略してモ◯ハン♪」
イヤナヨカンシカシネェ
「いっその事、ゲーム機取り上げるか壊そうか・・・」
そう呟いた俺は決して悪くないだろう。
「お兄ちゃん、もしモ◯ハンの世界に行っても、私の事守ってね!」
「知るかっ!!!!!」
コノ、ノウナイオハナバタケメ
あぁ
俺たち兄妹のドタバタ劇はまだまだ終わらなそうだ・・・
(終)
お読みいただきありがとうございました。
「兄妹で入ってしまった」シリーズ、2作目でした。
書き始めた時には単発予定だったので、私自身が続編を書いた&書き切ったことにビックリです(笑)
しかも、まさかの3作目!?
兄妹そろってハンターの中に入ったと思ったら俺だけかよ!!
お兄ちゃんの受難は続きます。
( ^ω^ )
【完結】兄妹そろって断罪中のヒロインの中に入ってしまったのだが
【完結】ざまあ、してみたかった
【完結】ざまあ、してみたかったな2
次回作
兄妹そろってハンターの中に入ったと思ったら俺だけかよ!!
こちらも読んでいただけると嬉しいです




